#60 ダンジョン攻略! その2
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扉を勢いよく開けると、そこは部屋だった。割と…広い?真ん中には宝箱が置いてある。第一宝箱発見だ!…でも、こういうのって罠とかのパターンが多いよね 現に危険予知もガンガン警笛鳴らしてるし…
「気配察知に反応も無いし、魔物は…居ないみたいだね」
「でも、ポツンと宝箱だけあるなんて怪しさ満点ねー」
「宝箱だ!
「十中八九、罠だろうな」
そうだよねー、罠だとは思うんだけど……凄く開けたい。
「どうしようね、開けるとしたら僕が適任だと思うけど」
「吾輩もそう思うが、ここはスルーしても良いのではないか」
「「それはダメ!」」
「それはダメなのね…」
それだけはダメです!折角見つかった最初の宝箱だし。
インと2人で腕をバッテンの形にして抗議する
「…はぁ、わかった。開けてみるが良い、その代わりヤバいと思ったらすぐ下がるのだぞ」
「そうね、私達は後ろから警戒しておくわね。イン、下がるわよ」
「えっ!インも下がるの…」
「そうよ、早く下がりなさい」
「あーい…。主に任せたー」
「了解、任されました」
2人は扉の近くで待機するみたいだ。インは渋々だったけどね。恐る恐る宝箱に近づく。目の前まで来たけど特に罠らしき物は無かった。うーん、でも警笛は鳴りっぱなしだし、何も無いって事は無いと思うんだけど…
「特に何も無かったね。……ん?」
「どうした、ご主人」
壁…?何故か分からないけど、壁が気になる。…なんで?
「…?罠でも見つけたか?」
「いや、宝箱より壁の…方……あっ!?」
警笛だ!宝箱より壁の方が警笛がうるさいんだ。
そっか、部屋に入った時は同じ方向にあったから、気がつかなかったんだね
「どうする…一旦下がるか?」
「…そう…だね。うん、一旦下がろっか」
こうして一旦インとスズのいる入口近くに戻るのだった
うーん、どうしよ。とりあえず作戦会議だね




