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街中散歩①

拙い物語ですが、お暇にどうぞ。


「ロード、あれはなにかしら?」


キョロキョロとあっちもこっちも興味深そうに眺める彼女は可愛かった。


「ん?あぁあれは祭りにあげるランタンかな。空に魔力を込めて飛ばすんだ。それぞれの魔力が籠るから色とりどりで綺麗だよ。見たこと無いわけ?」


小馬鹿にするように笑うとキッと睨まれるが外に出れたのが嬉しそうな顔で言われても迫力がない。


「無いわよ、家から出たこと無いんだからしょうがないでしょう?」


ちょっぴり拗ねたように頬を膨らませる姿がいつもと違って子供っぽい。


「祭りは1ヶ月後だし連れてきてやるよ」


「ほんとに?!」


「てか、あの王子にでも言えば今までもこれたんじゃねーの?」


首を傾げるとアリスは難しそうな顔をするのだ。


「殿下はお忙しいっと思って……。婚約者だからといって馴れ馴れしくしてい訳では無いでしょう?」


神妙な顔でいうアリスに俺は笑いそうだった。


あの完璧人間の思い通りにいかない人間がいるなんて愉快でならない。


でも、着いてくるはずだった王子を出し抜いてお出かけしてきたのだから今回は俺を見てほしいしなぁと会話を切り上げることにした。


「ま、王子の話はおいといて屋台行ってみる?」


「えぇ!!私食べたいのがたくっさん有るわ!!」


ニコニコと笑うアリスにずきりと胸がなる。


閉じ込めたい 俺だけに笑って 泣いて 可愛い アリス


考えて頭をふって思考を浮上させるのだ。


彼女といたらきっと狂い始めるそうわかっているのに離れられない。


それに彼女が求めてるのは友達だ。


脱線してしまえば俺はたぶん要らないだろう……。

ロードはにっこりと表情を変えずに考える。


彼女の側に居れるなら友達でもいいのだ。


「アリスは可愛いな」


ぽろっと出た言葉に目を丸くするアリスの頭を撫でる

かぁぁぁぁっと真っ赤になる彼女の手を握って走り出すのだ。


照れているような困った仕草を見ながら後ろに感じる殺気をどうしようかと思案するのだった。

*もうお出しできる物語も面もないぐらいのお久しぶりの更新になります。。。

(心の底から申し訳ありません)

ブックマーク・評価して下さいました皆様本当に本当にありがとうございます。

ゆっくりですが再び更新できたらと思いますよろしければまた読んでくださると幸いです。

ちょこちょこ物語の修正もしたいと考えています。

ありがとうございました!

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