情報収集
テーブルの上には様々な料理が並べられていた。その料理はどれもが最高級の食材を利用している。コレだけ様々な料理がある中、イスいや王座というべきなのか?それは一つしか無い。つまりこの料理は全て一人のものなのである。その人物こそ世界で最も可愛い、
アンヘーラ=カナ・アルマゲドンなのである。
レイスからラフテラが情報を集める為に外に出ているという話を聞いた。
因みにラフテラも四聖盾だ。だけど帰ってくるまではしばらく時間が掛かるみたいだ。
なのでとりあえず食事を取ることにした。因みに淫魔という種族は生物の生気が食料だったりするが、別に普通の料理も食べれる。主食ではあるが別に食べなくてもいい。でも一番慣れ親しんでいるのが生気というだけだ。日本人でいうところ米みたいなものだ。………………あれめっちゃ大事じゃね?
と思ってしまったが、まぁ今は良いだろう。とりあえず料理は出来たてが一番美味しいので食べるとしよう。
そう思い目の前のサラダから食べたのだが、
美味しい。コレはいったい何だ?いやコレが本物なのか?て事は俺が食べていた野菜は腐っていたのか?
野菜だけじゃない。肉も魚も何もかもが俺が食べて来たものが腐っていたと思うほど美味しかった。
そしてそのあまりの美味しさに妾の手が止まる事は無く、テーブルの上にあった料理を全て完食してしまったのだ。
そしてコレだけ食べても妾のお腹が膨れる事はない。食事なんかで妾の完璧なプロポーションは崩れないのだ。と思いながら、
「素晴らしい腕だ。シェフをここに呼ぶが良い。」と口に出していた。
それからシェフは10秒もせずに妾の前に現れた。
真っ白なコック服に背丈より遥かに高いコック帽。そしてカナほどではないが白くて美しい肌。顔はまるで人形のような可愛さと不気味みさがある。そして特徴として背中には4本の腕か脚が生えている。
彼女の名は、タラン。タラン・チャーネルド。名前からもだし背中に生えてる4本の腕か脚から分かると思うが蜘蛛だ。
蜘蛛のコックだ。タランはレベル999で900の職業レベル全てを料理系に特化していて戦闘力は高くないと思われがちだが、結構強い。職業レベルの美食家は自身で食材の調達を可能にする職業なので意外と戦える。そしてスキルの食技も料理系に特化したおかげでかなり強化されていて強い。更に食事は美味しいだけでなく一時的にだがステータスを上げるバフ効果もあるのでサポートとしても優秀。そして更に料理はバフだけでなく回復も出来るし、状態異常を治す薬膳料理なども有るので回復も出来る。正直かなり万能なのがタランなのだ。
ステータスの確認はいやそれより先に、
「タランよ。今まで食べて来た料理の中で一番美味であった。」
と感想を伝えた。
「マスターに喜んで貰えてタラン感激です。まさに、欣喜雀躍です。」
………………あー確か四字熟語を使うって設定にしてたか。などと思いながらステータスの確認をした。
個体名 タラン・チャーネルド
種族 王妃蜘蛛
・レベル 999
・種族レベル 99
《職業レベル》
コック 100
マスターコック 200
調理師 100
グルメマスター 200
栄養士 100
美食家 200
《ステータス》
・体力 2,030,000
・魔力 403,000
・攻撃 430,000
・防御 527,000
・魔防 387,000
・速度 402,000
・知力 310,000
・幸運 284,000
・精神 275,000
・魅力 340,000
うーんまあまあか。四聖盾のように特化してないから特段高いステータスは無いがバランスがいいから割と使える。それに料理系に特化とか誰もしない事をしたため強力な隠しスキルを持っているので実際四聖盾より強い。
コレはタランを十二神槍を探す旅に同行させるのありだな。旅のご飯とかも任せれるし。
と思いながら、デザートを食べた。そして食事にも満足してそろそろ帰ってくるか?と思っていると、
何かに見られてる気がした。
……………コレは探知系の魔法を使われてるな。それほど高位の探知魔法では無い。
探知魔法を使われているのにも妾は全く慌てなかった。何故なら今いる場所はアンヘルタウン。妾のギルドだ。
アンヘルタウンの結界はかなり強力で色んな効果があるのだがその一つは探知阻害。
その名の通り相手の探知魔法を阻害する。そして次に逆探知。
逆探知の効果は名前通り探知して来た相手を逆探知するものだ。
他にも色々あるが今は使わなくていいか。そう決めた妾は、
誰が探知してきたんだ?と思い、逆探知を発動させて近くの壁に映像を映し出した。
………コレはエルフだな。映し出された映像の先には数多くのエルフが写っていた。
ふむエルフか。なんだか慌ただしいなと思いながら映像を見ていると、
「どういう事だ?何故探知する事が出来ない?」
「わ、分かりません。探知魔法を使っているのに何も見えないなんてこんな事初めての経験です。」
「魔法が失敗してる可能性は無いのか?」
「それはあり得ません。魔法は完璧です。」
「探知魔法の妨害を使われているのか?」
などとエルフ達が喋っている。
「クソ!折角、神鳥様にお会いする事が出来たというのに!」と偉そうなエルフが嘆いていた。
神鳥様。恐らくこの世界に十体存在する神に作られた最強の魔物。その一体の不死鳥ラミアスのことだろう。……うん?不死鳥?……もしかしてラフテラの事なのか?もしかしてラフテラを神鳥と勘違いして、ラフテラが飛んで行った方向に探知魔法を使ってラフテラの居場所を突き止めようとしたのか?と思っていると、
「愛しの我がご主人様!ラフテラただいま戻りました。」と上空から声がした。
上を見上げると、全身が炎で燃える鳥。不死鳥だ。そしてコレがラフテラだ。て事は妾の推理は正解か?と思っていると、
炎の鳥は炎の形を変えて人間の姿になっていった。金髪ツインテールのデレデレロリシスター。だがデレデレなのは妾にだけで他にはメスガキシスター。それが四聖盾、ラフテラ・ドミネートなのだ。
そして、「またあえて嬉しいです。ご主人様。」と妾に抱きついてくるのだった。
キャラ紹介
レイス・パトリッシュ
身長216cm。体重116kg。年齢22歳。
スキンヘッドに世紀末な見た目でサングラスを掛けるなどとても話が通じる見た目では無い。全身を筋肉の鎧で覆っている鋼の肉体でかなり暑苦しい。サングラスをしている時は漢だが、サングラスの下はつぶらな瞳なので可愛い。でも見た目がゴツいから取らない方がいい。
そして普段は人間に擬態しているので本当の姿は、
体長456m。体重394t。圧倒的な巨体になる為的になるので基本的にはならない方が強い。
比較的最初の方に作られたNPC。ゲームの時はとりあえずビビらせようという意味で本来の姿で戦わされていたので、プレイヤーの中では一番有名な四聖盾。ステータスは物理に特化していて物理攻撃を受けるタンク。職業のトリックスターで位置を入れ替える事が出来る為遅い速度も気にならない。そして攻撃が非常に低い為攻撃手段はカウンターしかない。
実は防御特化と言っているが、ディオス・オンライン最強のプレイヤーに一撃で倒された事がある。




