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この学園には攻略対象者はいません。  作者:
第二章 彼らは孤高の生徒会長とヒロインその1、又は、斜陽の令嬢と主人公その1、でした。

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3、遅すぎた目覚め。

 





 普段は静謐な教会、けれど今は啜り泣く声と、男性の慟哭が響いている。


 男性の腕には一人で立つ事も出来無い赤子がいて、歎き悲しむ周囲を、ただ静かに見つめていた、


 泣きもせず、笑いもせず、ただただ静かに。


 私は彼女・・を知っている、その成長した姿を、他者の幸福の為にその身を捧げる姿を……ああ、彼女は……、


「攻略出来無い黒幕令嬢……」


 私の身の内の声が鼓膜を震わせた、私以外の誰にも届か無かったそれは、六つ上の兄のそれだった、


 ──ああ今度は姉弟では無く兄妹・・か、私達は互いを認識し、そして……、




 目覚めの遅さを悔やんだのだった。




 


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