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闇の伝説〜Steps into Eternal Darkness〜  作者: 青木 啓仁
序章 闇の虚人

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第十五話 アイツは今も何処かで、

「何処に行ったかも不明、何なら住んでいる場所、足取りなど帝国諜報部隊がすべての力を持ってしても、発見できていないということだ。」

「じゃあ、今はもう死んでいるってことですか?」とフライトが聞いた。その問にカート先生は、

「そう。僕もこの間まではそう思っていたんだ。だけど、この間、帝国最西端の街に行った時、偶然、王国領方面に歩いて行く彼の姿を見かけたんだ。その地域の人に聞いたら、それは『胸傷の虚人』(きょうしょうのきょじん)と呼ばれ恐れられていた。アイツは自我を失い、誰彼構わず攻撃している。アイツは今も何処かで…」そこまで言ってカート先生は息を引き取った。

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