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第十三話 先生!
廊下の先の方に先生たちの姿が見えた。なので、僕は「僕たちは大丈夫です。だけど、カート先生が!」と叫んだ。先生達はすぐ来てくれて、カート先生の様子を確認した。
「ひどい傷だ。誰にやられたか分かるか?」とカート先生の様子を確認していたガリーナ先生に聞かれたので僕は、(なんか黒いオーラを纏った人の剣に切られました。)と言おうとした。言おうとしたが、カート先生に阻まれた。
「アイツだ。」とそこまで言ったときガリーナ先生が
「カート先生は話さないでください。傷に響きます。」と言った。だが、カート先生は少し苦しそうな声で、
「もう俺は、無理だ。そういうのは、自分が一番良く分かる。それよりアイツの存在は、俺と政府ぐらいしか知らないやつだ。伝えておかないといけない。」と言われた。ガリーナ先生は、
「分かりました。それで、そのアイツというのは誰なんですか?」と聞いた。カート先生は、少し考えたような素振りを見せてからこう答えた。
「あれは、先の大戦でのことだった。」




