表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
歴史好きな異世界転生者は民主主義を掲げます  作者: 水道 すくね
第一章 5つの王国を併合し元の大国シュバルツヴァインズ王国に戻すアルベルト
9/9

ニーゲンドリューン平原攻防戦 前編

投稿させていただきました


閲覧お願いします

ラインズベルト王国軍はニーゲンドリューン平原に行進していく


「アルベルト陛下?」  

「なんでしょうかマッテオさん」

「ドロマエー王国の使者はなんと打診してきましたか?」

「貴方なら分かるでしょう。もちろん後回しにしましたよ」

「さすがですね。では答え合わせをしましょうか。つまりドロマエー王国とニールヘンとの街道を整備して貿易しようと仰ったのですね」

「はい。その通りですマッテオさん。恐らくはヴェストブルク王国が動き出すのでしょう。街道にはそれなりの兵をあえて忍ばせてます。その前にアングリフ王国を攻略しなければ」

「ここら辺りで二手に分かりましょう」

「はい。クラングファルベ!」

「はい陛下!」 

「これより二手に分かれるゲオルクの傭兵団も一緒にボルクルス山脈を超えてアングリフ王国を挟み撃ちしよう。補給の確保は怠るなよ。ではニーゲンドリューン平原で待ってるぞ!」

「任務申し付けられました!」


二手に分かれるラインズベルト王国軍


「マッテオ殿」

「はいなんでしょうか?陛下」

「ルズロフコット王国の首都はどの様な地形にあるのでしょうか?」

「ニーゲンドリューン平原を中心にアーネス川とスラン川の三角州にあります」

「つまり天然の要塞か・・・なるほどだからアングリフ王国軍も攻めあぐねて膠着状態なのか。リッキンベルナー!」


そこへ中年の兵士が馬に乗ってやって来た


「陛下なんでしょうか?」

「先に早馬でルズロフコット王国へ援軍に来た旨を伝えてくれ騎兵50騎与える。我が国の国旗を掲げるように!」

「かしこまりました!陛下!直ちに向かいます!」


そう言ってリッキンベルナーは去っていった


・・・・ 

2日のキャンプを終え

ルズロフコット王国の首都トワイセンが見えてきた


「マッテオさんどうやら川沿いに包囲されてますね」

「まずはトワイセンに入らないといけませんね」


そこへルズロフコット王国の兵士がやって来て


「この度の援軍、本当にありがとうございます!私はルズロフコット王国の中将のディーデリヒと申します!トワイセンまでは私が案内します!」

「助かるディーデリヒ殿トワイセンまで案内宜しく頼む!」 


・・・・

トワイセンまで入りマッテオとラングベルドの黒色獅子騎士団だけを連れて入城する


玉座にいる国王に 


「私がラインズベルト王国の国王アルベルト フォン シーボルトである!戦況は?」

「はい・・・どうやらアルネスト帝国一万の兵士と共に侵略してきており野戦決戦ではこちらに非がありますので籠城をしております」

「では包囲している軍を蹴散らしますので開門を頼む!」


(何度も攻めてきた国王に敬語は不要だな、立場をはっきりしないと)


包囲している兵を黒色獅子騎士団を筆頭に蹴散らす

すぐに敵は速やかに退却して行った

ニーゲンドリューン平原は木々はあるが森1つない平らな平原だった


「なるほど速やかに撤退とは英断だな」

「それよりあのアルネスト帝国の軍、しっかり国旗を掲げてますね。数は一万、あの国旗は?たしか・・ベル−イトゥマーン(白い霧)部隊です。本来は侵略された場合に雪に塗れて奇襲を行う部隊です」

「この地方で雪が降るのは?」

「恐らく1ヶ月後くらいです」

 

その時、尊の脳裏にオットー宰相の言葉が浮かんだ

  

(アルネストの雪には気をつけろ・・か・・)


「マッテオさんあの部隊が本国に帰還する場合は雪には対策をしているのでしょうか?」

「あの大軍ですから帰国するのに難儀しますでしょう」

「つまり次の雪解けまでにこの辺りを占領するつもりなのでしょうか?」

「しかし一万の兵で可能でしょうか。恐らく油断したところで増援が来ると思います」

「分かりましたマッテオさん。とにかく陣を敷きはましょう。ニーズフェルト!」

「はい陛下!」

前方に騎兵1500騎歩兵13000残りの部隊は予備兵騎1500歩兵2000前方は並列に後方は密集した陣を敷くように!」

「かしこまりました!」   


ニーズフェルトは去って行った


・・・・・

すぐに陣は完成した 

相手は左側をアルネスト帝国軍一万

左側に並列に陣を敷いていた 


「ラングベルド、左側からあのアルネスト帝国軍を蹴散らす事はできるか」

「ああ勿論だ!アルベルト!」

「そうかラングベルド黒色獅子騎士団1500と歩兵3000で突撃してくれ!」

「分かった!任せとけ!」


ラングベルドは黒色獅子騎士団に


「我が黒い悪魔達よ!のこのこやってくる、あのアルネスト帝国を蹴散らしてやろうじゃないか!」


愉快に笑う黒色獅子騎士団達

 

「マッテオさんこちらは防御を固めましょう」

「ええ勿論です」


左側から黒色獅子騎士団を筆頭に兵士達が突撃して行った

しばらくして乱戦となり黒色獅子騎士団と兵士達は退却してきた


「なんと・・・黒色獅子騎士団が蹴散らす事ができないとは!」


そこへ黒色獅子騎士団の副団長のルーカスがやってきて


「ラングベルド団長が負傷しました」

「なに!あのラングベルドが・・で傷は?」

「重症ですが命に別状ありませんが、今回の戦闘の復帰はできません!」

「そうかキャンプに運んでくれ!すぐに向かう!マッテオさんこちらの指揮を頼みます!」


・・・・・

キャンプでラングベルドと会う


「大丈夫かラングベルド!」

「俺としたことがやられちまったよ。これじゃなんと家族に顔を見せたらよいか・・」

「お前に重症を負わせたやつは?」

「2人組の精緻な白い鎧のやつだ」

「分かった。ラングベルド無理はしないで休んでろ。」


マッテオの元に向かう

「ラングベルド殿の様子は?」

「命には別状はないです。回復したら次の戦にも再戦は可能でしょう。ルーカス!」

「はい陛下!」

「もう一度突撃してくれ!ラングベルドあっての黒色獅子騎士団だがら深く突撃しないように膠着状態に頼む!私は側面から攻撃する!マッテオ参謀はここの守備をお願いします」

「もちろんです。仮にここを突破されても予備兵との包囲が可能です」

「ライナー初陣だが共に暴れてやろう!剣闘士の恐ろしさを教えてやるぞ!」

「ああ分かりました!存分に暴れてやりますよ!」

「ニーズフェルト!予備の騎兵1500を前方に布陣しておいてくれ!」

「かしこまりました陛下!」


・・・・

そうして左側に騎士を1500 

全面に黒色獅子騎士団1500

を集合させる


「それではルーカス頼むぞ!では一斉に突撃するぞ!」

 

突撃する黒色獅子騎士団

側面からアルベルトが突撃する

側面から突撃したアルベルトは乱戦となった

「ライナー見えたぞ!あの2人だ!私達で武功をあげようではないか!」


相手の武将は

 

「これはアルベルト陛下とやらか、総大将が来るとはここで貴様の首をアルネストへの土産にするか!」


何度か剣と剣がぶつかり合う、そして剣と剣が鍔迫り合うしたところで右手を限界までして左手から短刀を取り出し相手の武将の右肩を刺す

その瞬間、相手の右腕が空中を舞った


「ルーカス!そちらは!」

「ああ陛下!口ほどにもないやつだったぜ!」


暴れ回るルーカス

アルベルトは腕を失った武将に縄をくくる


「よし誰か旗を掲げて撤退する!黒色獅子騎士団にわかるように!」


こうしてアルベルトと黒色獅子騎士団も元の陣地に戻る


「武将を生け捕りですか!アルベルト陛下!」

「ああマッテオさん、他の兵士の武勲を横取りしてしまったが・・・誰かとにかくこいつに手当してくれ!」

「今からやや三角型の陣で突撃するルーカス!黒色獅子騎士団のお前が先頭だが突破はするなよ!おそらくは向こうも予備兵を用意している!突破したら包囲か挟撃される」

「かしこまりました!」


突撃するラインズベルト王国軍

それに合わせてアングリフ王国軍を突撃してきた

やや乱戦となるが秩序は乱さない突撃だった

ライナーと次から次へと敵を切り伏せていく

派手な鎧の男が立ちはだかった

「これはアルベルト陛下様ではないか、ここは大将の私コルネリウス フォン バウムがお相手しよう!」

「こちらもアルベルト フォン シーボルトが相手だ!」


馬上で何度も剣と剣がぶつかり合う

隙を見て相手の馬の首を突き刺した

馬は悲鳴と共荷にコルネリウスは落馬した

すぐにアルベルトは馬上から剣を振り落とした

血しぶきが舞ったがコルネリウスは果敢にもアルベルトに剣を振ったがすぐに味方の騎兵がやってきて下馬して


「コルネリウス大将!ここは私の馬に乗って任せて退却を!ここは恥を承知でお願いします!」

「分かった!後は任せる!」


そうしてコルネリウスは去って行った


残った兵士にアルベルトは


「殺すには惜しい男だが容赦はしない」


アルベルトは下馬して


「戦場の礼に従おう!ラインズベルト国王アルベルト フォン シーボルトお相手しよう!」

「戦場の礼感謝する!こちらはアングリフ王国軍中将のスタイン フォン ヴァーグナーがお相手する!」


何度も剣と剣がぶつかり合う連戦でアルベルトはさすがに疲弊していた。剣と剣が鍔迫り合う中後からライナーがスタインの首を跳ねた


「おい!ライナー!騎士と騎士との一騎打ちに水を差すな!」

「戦いじゃ卑怯だろうが関係はないですぜ!」

「確かにそうだな!ここいらで引上げよう!ラッパを吹かせ!」


こうしてもとに戻るアルベルト

陣形も元の並列した陣に戻る


「さすがはニードフェルトだ。見事に隊列を戻している」

「アルベルト陛下そろそろ夕方です。相手もキャンプを張り出したので今日はここまでにしましょう」

「分かりました。マッテオ参謀長ニーズフェルト!兵達に食事と休憩を頼む」


・・・・

その夜 野営地の本陣にて


「そうですか、アングリフ王国の大将に重症とライナー殿が中将を討ち取ったと、大した戦功ですね。いっそライナー殿に兵を任せても」

「いやいやライナーは正式に我が側近の騎馬隊の副団長にします。ここまで功績を挙げてのでこの戦いが終われば准将にします」


そこにラングベルドが

  

「本当に凄いな二人とも、特にライナーとは是、戦いたいな」

「ラングベルドは今の自分の体をいたわってほしいよ。でマッテオさんアルネスト帝国の動きは?」 

「キャンプにも煙が昇ってませんでした」

「食事どころじゃないか・・・」

「本来なら左側のアルネスト帝国を突撃して突破したところを半包囲するのが上策かと」

「いやそれは相手もわかってるでしょう」

「では右から右翼の陣で敵の予備兵もろとも包囲しましょう。そしてニーズフェルトは隙ができたら予備兵と中央突破してみてくれ」 

「かしこまりました陛下」

「マッテオ参謀長はアルネスト帝国に気をつけてください。これでは作戦会議は終りとする。私は他の兵士と一緒に食事でもして眠るとする」


ニーズフェルトが


「陛下はもう一国の国王なのですよ!そこは差別ぐらいはつけてください!」

「いつかは平等に・・ですよねマッテオさん」


マッテオは笑顔で見送った


夜空を見る


「やはりどんな時でも星を見るのは良いことだ・・・」

閲覧していただきありがとうございます


また投稿させていただきますので宜しくお願い致します

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ