ヴェストブルク王国軍攻防戦
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ガルナタコ王国でのアルガール二世との会見の後アルベルト一行は急いでケイネリア地方にある要塞にいくすがらニールヘンに立ち寄った
あいかわらずニールヘンは商人達で活気があった
会議室兼執務室あるベルン公爵の館に入った
会議室に入るとマルキンスが
「これはアルベルト陛下シルニチア朝との話はどうなりました?」
アルベルトは今までの経緯を話した
マルキンスは
「そうですか。カトレアとシルニチア朝を天秤にかけるところをローベルの機転で講和に終わりさらにシルニチア朝との交易が成立したと、それは大変喜ばしいことですね。ポーツマステアは東方からの文化が流出しておりあちらで手に入る絹や美術品がこのニールヘンで取り引きされるとなるとさらに潤いまはしね」
「まあ確かにそれは喜ばしい事だが……カトレアは油断はできない……」
「そうですね……海運都市ネレウディアの防衛も考えないと……」
「まあ、その話もマッテオ参謀長と話し合う必要があるな……まあとにかく後は任せたぞ!マルキンス!では要塞に戻るので!」
そう言ってケイネリア地方の要塞に戻るアルベルト一行
…………
要塞に戻るとアルベルトは驚いた
要塞の周りに人々が大勢いたのだ
要塞に多くの人々が集まり炊き出しを受けていた
アルベルト一行を見た人々は各々が期待の目で見ていた
「アルベルト様が帰ってこられた」
「これで私の村は救われる」
と言った声が聞こえた
アルベルトは戸惑いつつ辺りを見ると人々の中心で炊き出しを先導しているアルノン村の村の代表者のアルノルト・ハインスがいた
アルベルトは下馬しアルノルトに話しかける
「アルノルト殿この人々は?」
「はい今ここより北にある地方にヴェストブルク王国の大軍が来ておりマッテオ先生の指示で食料等を全て持って避難している人々です」
「分かりました。マッテオ殿は?」
「いまは要塞にいるかと思います」
「そうですか分かりました。引き続き人々の事を頼みます」
要塞の中に入ると会議室でマッテオが各将と地図を広げ作戦を行なっていた
アルベルトは
「マッテオ参謀長この騒ぎはどうなってるんですか?」
「はいヴェストブルク王国軍が攻めてきまして数は詳細にはわかりませんが、その数が10万程」
「10万も!?大規模な徴兵を行なったな。それでどのような作戦を?」
「はい各村の村人に食料を全てこの要塞に持ってきてもらい。兵士に村人に偽装してもらい持久戦にしようかと思いまして……」
「つまり焦土作戦か……確かに理にかなってる。それで敵は?」
「斥候によれば進軍は遅いですがもうこの要塞間近まで来てます」
アルベルトが
「とにかく様子を見ましょう」
「はいクラングファルベ中将を要塞の守りにニードルフェルト中将とゲオルク小将には要塞から少し離れた場所に陣を張ってもらってます。ヒューベンタール中将率いる山猫部隊も無論一緒です。この際だから要塞にて防衛するより攻めていただこうと」
「たしかに補給が不足したところ略奪に走ろうとして反乱する村人に偽装した兵か……いやでもクラングファルベ王国から徴兵された人々は貴族に反感を持つでしょう。徴兵された兵が飢えても自分達は豪華な食事をするでしょうから……」
「まあ明日ごろからなんらかの動きはあるでしょう……」
「とにかく様子を見るか……」
…………
その夜
要塞の高台でアルベルトとマッテオはヴェストブルク王国軍の様子を見ていた
「それでアルベルトさんシルニチア朝とカトレア公国が戦争になろうとしたところでローベルの機転で講和になりるとは……梨で解決させるとは……」
「はい私も秘書官ではなく他の仕事に就かせたいくらいです」
「いやアルベルトさん、ああいう人材はアルベルトさんの助言役とすればよろしいかと思います。まあ成人となれば他の役所に就かかせるのも良いとはおもいますが……」
「それにしてもアルガール二世という方は只者じゃないでした。ただ威厳に満ちている以上の存在感を感じました。私は思うのですか……」
「それはそのような方を頂点にして民主主義を行えるか。いわゆる専制民主主義ですな……」
「ええ、あの方を上回る王を作らないと……」
マッテオは頷き
「その王とは……」
…………
明朝
会議室にいたアルベルトに兵士が
「陛下、斥候により各地のヴェストブルク王国軍から反乱が発生し、それに伴い離反する
ヴェストブルク王国兵が続出しております」
「ご苦労!これからもヴェストブルク王国軍に目を離さないよいに!」
アルベルトは要塞の高台にいるマッテオに事の次第を報告する
マッテオ参謀長は
「アルベルトさん見てください。敵の本陣が森の向こうで陣を構えてますよ」
「たしかにそれに一般兵を盾にして白い精緻な鎧の連中が……」
「ええユルゲン将軍と白鷹騎士団ですな……」
「分かりました!今から私の親衛隊とラングベルドの黒色獅子騎士団で突撃します。」
「分かりました。ユルゲン将軍は武芸に長けております。くれぐれも用心を!」
要塞を出たアルベルトはラングベルドに
ニードルフェルト中将とゲオルク小将の元へ向うぞ!あちらも陣を士気始めた!」
「分かったアルベルト!黒色獅子騎士団進め!」
…………
ニードルフェルト中将とゲオルク小将の元に向う
「ニードルフェルト!敵は?」
「5万で歩兵を全面に並列した陣形をとってます。おそらく数で押し切ろうとしているのでしょう」
「分かった!私とラングベルドの黒色獅子騎士団で中央突破をする総崩れになり四散する兵が出るだろう。できるだけ捕虜とするのだ!」
そしてアルベルトは自軍に対して
「相手は烏合の衆だ!しかしむやみに傷つけない様にあの兵達にも家族がいるのだからな!」
ラングベルドも
「さあ我ら黒い悪魔がひ弱な鷹を喰らってやろうではないか!」
愉快に笑う黒色獅子騎士団
「では行くぞ!ラングベルド!」
そうして中央突破をするアルベルトと貴下の精鋭騎兵と黒色獅子騎士団
あっと言う間に丘に個別に陣を取ってた白鷹騎士団と総当たりする
半分白髪の長髪の男が
「私が総大将だ!奴隷如きに名乗る名はない!こちらが優勢だ!降伏するなら楽に殺してやろう!」
「な!?この状況が見えないのか!分かった貴様を倒して勝利の祝としよう!」
馬上での刀と剣がぶつかり合う
両者互角だったがアルベルトの渾身の片手打ちがユルゲン将軍の剣を空中に飛ばした
それを見た白鷹騎士団は逃げ出した
ユルゲン将軍は
「く……仕方ない!勝負は次の戦で決しよう!奴隷の分際だが名前は名乗ろうユルゲン・フォン・メルクレンバイツ公爵だ!次はないぞ!覚えておけ!」
そこへ突撃を終えたラングベルドが近づいてきた
アルベルトは
「ラングベルドこれを見てくれよ……」
「なんて豪勢な陣だ。派手なテーブルにワイングラスに銀の食器それにここに取り残されてる人間はいっぱしの料理人ではないか……」
「ニードルフェルトに伝えてくれ、捕虜にした兵士にこれを見せるように……」
アルベルトは呆れて何も言えなくなった
こうしてユルゲン将軍との戦いはあっけない勝利で終わった
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