↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どこにでもある異世界転移~俺のハーレム・パーティがちょっとおかしい/ラッキースケベは必要ですか?  作者: ダメ人間共同体
第二部 お兄ちゃん、待っててね!/ラッキースケベは必・・・・そんなもの、ねぇよ!
88/222

異世界転移


なに?ここは? どこ?

転移したと思われる場所を見渡す。

辺りを見回すと舞踏会でも開けそうなくらい広い部屋で、壁は一面、石が積み重なって作られている。

どうやら城のようだ。


「ようこそ、ハルフェルナに。ファイレル王国に。若人・・・・」


「おじさん、白田 碧というカッコいい少年を知りませんか?」


「達よ、我々の召喚に答えてくれたことに感謝・・・・・・・」


「そこの偉そうなおじさんに聞いているのよ」


「あ、あ、茜ちゃん。ちょっと・・・・・」

詩織が止めに入る。


「する。 私は国王のグレーコ2世である」


「おじさん、おじさん、白田 碧という名前に聞き覚えない?」


「あ、あ、あ、茜!王様が話しているんだぞ」

加奈も止めに入った。


「王様だろうが、何だろうが知らないわよ」


「無礼者!! 国王陛下のお言葉だぞ! 控えぬか!!」

王の隣にいた60過ぎほどの老人が答えた。


「うるさい、おじいちゃんね。おじいちゃんも知らない?」


グレーコは様々な宝石がついている豪勢な杖を右手に持ち両手を広げたまま固まっていた。

ワシ、国王なんですけど・・・・・

と、心の中は泣いていた。



そこへ白銀の鎧を着た爽やかイケメンの青年が微笑を振りまきながら近寄ってきた。


「赤い髪の美しいお嬢さん、そんなに慌てないで話を聞いてください。

 私はアルファ・ファイレル」


クラスの女子達が


「素敵~」

「白馬の王子さまよ」

「あのような方が恋人だったら・・・」


茜の前で立ち止まった。


「素敵なお嬢さん。少し我々の話を・・・・・・・グゴーーーーー!」


いきなり茜はイケメンにアイアンクローをブチ噛ました。


「お前、今、私にチャームの呪文を掛けただろう! 舐めたことしてくれる!!」


王子!!

無礼者!

不敬だぞ!

周りにいる騎士団が騒ぎ出し茜の周りに剣を抜き寄ってくる。


「お兄ちゃんが言っていたのよね。

 笑顔を振りまきがら寄ってくるイケメンは悪い事を考えているから気をつけなさいと」


「ググググ、痛い。離せー」


「はぁ~何言っているんですか?

 レディーにいきなりチャームの呪文を掛けておいて! 

 何ふざけているんですか?」


一段と指先に力を入れる。


「あ、あ、あ、あ、茜ちゃん。ダメ、離して。王子様に何してるのよ!国際問題になっちゃうわよ」

いや、そこは異世界問題だろ!というツッコミは無しにしてくれ。


「茜、大事にならないうちに手を離すんだ!」

加奈が茜を引っ張りながら叫んだ。


仕方なく茜はアイアンクローを離すことにした。


「お、お、お前、第一王子の私に何たる無礼な! 死刑だ!!」


ガバッ

茜はさっきより強い力で王子にアイアンクローを噛ました。


「はぁ?」


「ぐはぁ~~ 痛い、痛い、離せ~~」

王子はあまりの激痛に涙目になり鼻水をたらした。

イケメンも台無しである。



「鼻水たらしながらビービーうるさいな、お前。

 それでも王子か? お兄ちゃんのほうが我慢強いぞ!」


いやいや、あんた、さっき女神様からステータスをフルにしてもらったでしょとクラスメイト達は思った。

茜のHP、MPをはじめ体力、力、魔力などステータスは『9999999』完スト状態であった。


なぜ、王子のチャームの魔法が分かったかというと、ステータス以外にも様々な耐性までも付与されている。

魔法耐性、毒耐性、疲労耐性、ステータス異常耐性・・・・・・

1分で1割のHP・MP回復を持っている。

しかもタナの剣には1分で2割のHP回復、ロゼのローブにも1分で2割のMP回復される。

それどころかロゼのローブは悪意のあるすべての魔法の完全無効化、悪意のある攻撃の完全無効化が備わっている。

ハルフェルナで最大のダメージを与える攻撃、魔法でも1発で1000を超えることは無い。




「あ、あ、あ、茜様。お許しください」

王子は白旗を上げた。


「仕方ないわね~ 離してあげるから、もうビービー言わないで。

私の質問に答えなさいよ。

 私のお兄ちゃん、白田 碧という格好いい少年を知らない?」


王子は跪き答えた。


「も、申し訳ありません。存じ上げません」


「お、お、王子、大丈夫ですか?」

「無礼者!!」

「成敗してくれるわ!」

周りに騎士団らしき武装をした者が王子の周りを取り巻き茜に剣を突きつけた。


「止めろ! お前たちでは敵わない。無駄死にするだけだ」


アルファは魔王とも相対した事がありファイレル王国の中でも5本指に入る強騎士であった。

そのアルファに敵わないと言われれば騎士団たちは剣を治めるしかなかった。

幸いにして王との謁見の場が血塗られることはなかった。


第三部 スタート

アルファポリス

https://www.alphapolis.co.jp/novel/815678814/835323125

カクヨム

https://kakuyomu.jp/works/1177354054892564964

で先行公開しています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。