表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/12

うちが征くのは星の海・日本帝国宇宙艦隊


光に包まれ何らかの力によって、うちの体は空高くひっぱりあげられていく。

「ソフィ! ソフィ!」

地上からノアねーさんの声が聞こえてくる。

怖い!    たすけて~


やさしいノアねーさんの声を聴きながら うちは意識を失った。

そして、フユル村上空に展開していた直径20kmの巨大円盤UFOにうちは光とともに吸い込まれていったのだった。


しばらくすると、そのUFOは上昇をはじめ 天高くへ駆け登り、そして小さな点となり消えさったのである。



その様子を見ていたフユル村の人々。

「UFO娘 いや! ソフィア―ナちゃんは・・・・ 」


へたりこむノアねーさんは いつまでも上空を見ていた。

「ソフィ!! 帰ってきて~」



その巨大UFOは そのまま上空に飛び、大気圏外を脱出、宇宙へと飛び出した。

そのまま、生命居住可能空域であるハビタブルゾーンを遥かに超え、木星に似たガス状惑星を横切り、

光の速度を超えるワープに似た航法で加速をし続けた。


そして この星系外の宙域に達すると・・・・

そこには 巨大な宇宙艦隊が、遊弋していた。

戦列艦20隻を中心とした100隻の大艦隊である。

それも円筒形の形をした戦列艦の全長は3000kmにおよび ちょっとした小惑星の大きさに匹敵してたのである。

その戦列艦には見たこともない文字で何かが書かれており、白地に紅いマークがついている。


UFOは この大艦隊の旗艦とおもわれる最大級戦列艦の格納庫へと入っていった。

ちなみに、直径20kmのUFOでさえ、この大艦隊の基準からでは 小型艇扱いであったのである。


戦列艦の格納庫には 多くの人たちが行き交い忙しそうに何かの合図や作業をしている。

そこへUFOが静かに着陸すると、格納庫の壁面に設置してあるアームのようなものが せり出しUFOに接続された。

UFO背面にある点滅ランプが消え、警告音とともに蒸気のようなものが排出、

そして、ドアが静かに開き、作業員がUFOへと入っていく。


それから しばらくするとUFOからベットに寝かされている赤いリボンをした黒髪少女が 静かにおろされ、

艦内の医療施設へと運ばれていった。


そして、その様子を不安げに見守る黒髪の男性がひとり。

「仕事とはいえ、こんな行為は気が引けるんだが・・・」





その少女は、今後のため、ある種の脳内手術がおこなわれるのであった。



------------------------------------------




どうやらうちは眠っていたようだ。

ここはどこだろ!?

ベットに寝かされている。


白い部屋だ。   あのUFOの中かな!?

天井は 何もないのに昼間のように輝いている。

付近を見ると見たことないようなものが くるくる回っている・・・魔法道具というものかしら!?

目が覚めた直前で かすんでよく見えない!!!


なにやら人影のようなものが 視界に入ってきた。

「すまない!! 君との会話ができるように 君の脳を少しいじらせてもらった。

私の言ってる意味がわかるかね!?」


うちは思わずうなずいてしまった。

こんな拉致犯に すなおにうなずいてしまった!!!

どうしてなんだろ!?   怖いはずなのに あまり恐怖感がない!!

この部屋の心地よい匂いのせいなのか!?    

丁寧な扱いのせいか!?



「すまないね。 いろいろ説明する前に ティータイムはどうだい!?」

なにやら目の前のテーブルに 香りがよい紅茶と何かの果物やら菓子が出された!?

菓子!?  菓子って王侯貴族ぐらいしか食べられないものじゃないの!?

以前、ノアねーさんが、領主様の屋敷に招待された際、お土産として持って帰ってきたときぐらいしか、食べたことがない!!


うちは おもわず菓子に手がのびたのである。

「おいしい!」

領主様の菓子よりおいしい!! なんてことなの!!


「気に入ってもらってうれしいよ! 僕もこのお菓子は好きなんだ!! やつはしって言うんだ!!」


「やつはし!! 」


口の中が甘味に満たされる。 そこへ香りよい紅茶が流され、芳醇な味わいと甘味のパラダイス。

なんとなく うちは幸せな気分にひたってしまったのである。

餌付けされた!?


ある程度、菓子を食べて、完全にリラックス状態になったころ、その人物は なにかを話し出した。



「異世界の君を拉致するのは たいへん気が引けたのだが・・・現在、この宇宙は危機に晒されている

君の世界の魔法力をぜひ 我らに提供してほしいのだ」


「魔法!?」


「君たちが 普段つかっている君たちの言語で魔法というものだが・・・」


「えっ・・・うちの魔法力は平凡なレベルだし、素人魔術師よ!! ノアねーさんに比べたら遥かに低いというか・・ 拒否権はないのね!?

拉致するぐらいだし・・・・ 」


「すまない! 拒否権はない! 無理やりというわけだ

そのかわり、いろいろな代価を払う。今は宇宙の危機だからね! 我らのためというより、君たちのために・・・・

それに 君が選ばれたのは 我らの電脳移植に耐えれるのは 君だけだと判明したからだ!

あ~  すまない! 名乗るのを忘れていた。

僕は日本帝国宇宙艦隊ブロニ方面艦隊副指令官の塩野だ」



「うちはソフィアーナ・・・おじさんは艦隊副司令なの!? どうしてそんな偉い人が・・・ うちを拉致!?」


「おいおい おじさんはないだろ  まだ若いのだぞ!!   というか君と同じぐらいの年齢じゃないかな!!」


うちはよく目をこらすと そこには10代ぐらいの黒髪の青年が立っていた。

服装も 見たことないようなデザインをしている。


「君の電脳に情報をインプットしてるので、そこから情報を読み取ってくれると助かる!

言葉で説明するより、納得できると思う!!」



うちは それなりに意識すると、スクリーンのようなものが 目の前に表れ、

必要となる情報が文字や絵柄で表示された。

そして それと同時に、うちの記憶の中に様々な情報も流れ込んでくる。


「ちょっと驚いたかい!?  それは旧式だが ウィドロイド1000という電脳OSだ!!」


うちはあまりのことに戸惑った。 このスクリーンというのは脳内での表示で、目の前に存在しているものではない。

 

「ちょっと うちになにをしたの!? なにこれ 魔法なの!?  」 


「電脳検索してくれたら分かると思うが・・・ これが科学というものなんだ!! 」



電脳によって うちの記憶の中に流れ込んできた日本帝国という情報の中に 

魔法とは違う科学という想像を絶する技術が この世にあるということを知ったのである。

なるほど! 電脳によって 知らない言語も喋れるようになり、塩野君と日本語で話せるわけか!!



どうしましょう~!!

脳に変なものを埋め込まれ ちょっと気分を害したけど・・この電脳というのは面白い!!

うちは なんだかわくわくしてきた!!

未知の技術!! 私の知らない異世界。

電脳から流れ込んでくる異世界のとんでもない情報!!

あんなことや こんなとこ!!   そんなとこまで!!

R18禁止項目まである・・・18歳まで禁止と・・・・  おい!!

ちょっと とんでもない技術!!




日本帝国とは こことは違う宇宙、いわゆる異世界にある国家であり、

うちの住んでいる世界の崩壊を防ぐために宇宙艦隊を送り込んできた。


それは 次元を超え世界を破壊する機械生命体との戦いである。

この機械生命体の生命活動には膨大なエネルギーが必要であり、そのエネルギーを次元から吸い込むため、

時空間をゆがませ、ついに世界そのものが破壊される。

機械生命体が存在するだけで 世界が破壊されるのだ。

そして この世界もまた 滅ぼされようとしていた。


現在、この世界に存在する機械生命体の数は およそ100体!!

全長1万キロに及ぶ超巨大機械生命体を撃滅する必要がある。

このまま、放置すると世界が崩壊し、うちの住んでいた星や故郷の村も崩壊する!!



そして、この艦隊は機械生命体に対抗するために建造された宇宙艦隊。

主力戦列艦センレツカンを中心に100隻で構成され 十分な破壊力を持っている。

とくに うちことソフィアーナが乗艦している旗艦である巨大戦列艦ナガトは この世界の魔法と融合した必殺兵器・魔道砲を搭載している。

ちなみに 魔道砲の魔力充填はうちことソフィアーナがやってもらうのである!


「え! うちの役割ってもしかして・・・」


「ソフィアーナちゃんは魔法を充填するだけでいいから。  

ちなみに電脳によって ソフィアーナちゃんの能力はかなり向上してるので 魔力もパワーアップしてるはず!!」



この艦隊はコンピューターとヒューマノイド(ロボット)によって動かされている。  いわゆる、全自動艦隊である。

極端なことを言えば ソフィアーナは何もしなくても コンピューター判断だけで艦隊は運営できるのである。

ずばり言いますと・・魔力を補充してもらうだけの簡単なお仕事である!!!



どういうこと!?    うちはなにか嫌な予感がした。 



「ある程度理解してもらったところで ソフィアーナちゃん!!  君を、この大艦隊の司令長官になってもらうよ おめでとう!!!!」

塩野君の衝撃的発言であった!!





--------------------  To Be Continued ヾ(^Д^ヾ) 艦隊司令長官って簡単なお仕事!?  




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ