第九話 誘拐か
「エストレヤ君。自分の部屋を見てみて、何か盗まれたものとかあったりしない?」とファイン先生に聞かれた。僕は、少し確認して、すべて物はあったので、ファイン先生に、
「何も盗まれてません。」と言った。すると、ファイン先生は
「分かった。じゃあ先生はちょっと会議室に者取りに行くからちょっと待っててね。」と言われ僕は、
「手伝いますよ。」と言った。だが先生は、
「大丈夫。そんな量じゃないから。」と言って、会議室の方に歩いていった。
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だいたいの先生が確認を終えた頃、会議室にあるキャスター付きの机を持って、ファイン先生が歩いてきた。そして、持っていた地図を広げ、指で地図を指しながら話し始めた。
「皆さん。いいですか?これがこの学校の地図なんですけど、ここがエストレヤ君の部屋。ここの部屋は、比較的パラレル王国に近い所にある部屋です。この先には、パラレル王国のスパイが以前根城にしていた宮殿があります。ラエフ君はそちらのほうに誘拐された可能性が高いかと。」
「誘拐で決定で大丈夫ですか?」と聞いたのは、事務のソラ先生だ。
「ほぼ間違いなく。争ったような跡や実際にどこにも今ラエフ君が居ない。そして、エストレヤ君本人に確認してもらいましたが、部屋から盗まれたものは、ないとのことでしたので、ほぼ確実かと。」
「分かりました。そのように上に報告しておきます。」




