妹魔王様は学校で魔王に会う夢を見る
フェイは夢を見ていた、それは学校に通っている時の夢だった。
「お兄ちゃん今日も一緒に学校行こ」
私はお兄ちゃんにそう言いながらお兄ちゃんの所にすり寄って行った、そしたらお兄ちゃんが離れていった。
「もう、何で離れるのお兄ちゃん?」
私はそう言いながらまたすり寄ってもお兄ちゃんが離れて行く、何でお兄ちゃんは離れて行くんだろうと考えているといつの間にか学校に着いていた私たちが通う学校は魔族達が通う学校なので皆此処に通って魔王を目指しているのだ、そしたら今日はいつもよりも人だかりが出来ていた、何だろうと見に行くとなんと私たちの学校に魔王が来ているらしい、そしたらお兄ちゃんが飛び出していた、お兄ちゃんは魔王が大好きだから飛び出して行くのはわかるだけど私は魔王に嫉妬していたそんな事を考えている間もお兄ちゃんは前に飛び出していた、私もお兄ちゃんの後を追った。
「待って、お兄ちゃん私も行く」
私がお兄ちゃんを呼び止めてもお兄ちゃんは聞かずにどんどん前に進んでいく。
私は追いかけようと必死に前に進んだでもいつの間にかお兄ちゃんの姿も見えない位に私は人だかりに呑まれていた。
「お兄ちゃん何処に居るの?私を一人にしないでよ」
私は泣いていたお兄ちゃんが居ないと私は何も出来ない、わんわん泣いていると私はいつの間にか知らない場所にいた。
「此処はどこ?」
私がそんな事を考えながら誰かが近づく音がしたもしかしたらお兄ちゃんかもと思った私は飛び出した、だけどお兄ちゃんじゃあなかっただけど私は驚いただって私の前には魔王が立って居たからだ
「ん、誰だお前は?」
魔王がそう聞いてきたので私は自分の名前を言っていた。
「私の名前はフェイ」
魔王は私の事をジロジロ見ながら何かつぶやいていた。
「ふむふむ、お前いいオーラを持っているなもしかしたらお前は魔王になる素質を持っているぞ」
魔王がそんな事を言ってきたのだが私は聞かずにお兄ちゃんを探そうとしていた。