妹魔王様ナデナデされる
妹フェイが魔王城で兄であるユメを探しているとユメが歩いていたので、驚かせようとワープすると後ろから声がかかってきた。
「フェイ様、何処にいらっしゃったのですか」
そんな事を言ってきたのはフェイの秘書である。アルであった、アルは怒った様子でこちらに来ていたのだが、私も頬を膨らませて怒っているアピールをしていた、だってお兄ちゃんを驚かせようと後ろにワープしたのにアルが声をかけたおかげでお兄ちゃんを驚かせることができなかったから。
「なんで邪魔するのアル?」
私がそんな事を言いながら怒っているオーラを出していた、オーラを出すとアルは尻餅をついていた私が怒るとなんで皆尻餅をつくんだろうと考えていたらお兄ちゃんの方に振り向くとお兄ちゃんはこっちに気づいていた
「フェイなぜ俺の後ろに居たんだ?」
お兄ちゃんがそんな事を言ってきたので私はどうすればいいか考えていた、お兄ちゃんを驚かせようとしていた私は失敗で終わってしまのは最悪だったのでだったら甘えてしまおうと、またワープして今度はお兄ちゃんに抱きついた、お兄ちゃんに抱きつくとお兄ちゃんの匂いが嗅げるので私はお兄ちゃん匂いをクンクンと嗅いでいた。
「全くやっぱりフェイはまだまだ子供だな」
お兄ちゃんがそうつぶやいて私の頭をナデナデしてくれた私は今日が最悪から最高の日になっていたまさかお兄ちゃん匂いを嗅いで頭までナデナデされるとは思っていなかったからだ。
「まさかお兄ちゃんからナデナデされるとは思ってなかったよ」
私がそうつぶやくとお兄ちゃんが困った子を見るように私を見て、アルに謝っていた。
「アルさんごめんさないフェイがまた何かしましたか?」
お兄ちゃんがアルに謝るとアルは立ってこんなことをつぶやいた。
「はい、フェイ様に見て貰いたい書類が溜まっているので、探していたのですが何処に行っても見つからずもしかしたらお兄さんの所に行っていると思い部下に聞きながらお兄さんを探していたのです」
アルがそうつぶやいたのでお兄ちゃんは撫でるのを止めて、私の頭をコツンと叩いた。
「コラッ駄目だろフェイ、アルさんを困らせるのは」
お兄ちゃんがそう言った何故だろうと私は思っていた、だって私は魔王だよ自由にしたっていいじゃない、まさかお兄ちゃんはアルの事が好きなのかなそんなのは許さないよお兄ちゃんは私のだもん。
「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だお兄ちゃんを取られるのは嫌だ」
私はアルの事を見るとアルは再び尻餅をついていたがさっきと違う所があるそれは私に謝っているのだ。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい魔王様私はお兄さんを取ったりしません」
アルがそんな事をつぶやきながら私はアルが言っている事が頭に入って来なかったのでまず私が考えたのはアルを殺すことを考えていた。