霧が晴れる
今日は1話だけです。
私がお兄さんを探していると霧の中からお兄さんが現れた。
「あっお兄さん心配しましたよ」
私がお兄さんに近づくとお兄さんから嫌な気配を感じて私は近づくのを止めた。
「どうかしたのかミル?」
「いえ、なんでしょうかお兄さんから嫌な気配を感じて」
「そうなのかミル聞きたいんだけど皆を見なかったか?」
「皆ならさっきまで一緒だったんですがいつの間にか私一人になってしまってました」
「そうか、それじゃあ一緒に皆を探そう」
お兄さんが私に言ってきたのでさっきまで嫌な気配の事を忘れて、近づこうとすると急に大きな声が私の耳に聞こえてきた。
「なにをしているんだ貴様は」
私の前にアルさんが現れるとお兄さんに斬りかかっていた。
「全くなにをするんだよアル酷いじゃないか」
お兄さんは避けてアルさんと話していた。
「お前こそユメ様に似せているつもりだろうが、私にはお前が偽物だとわかるからな」
「なんでこんなにバレるんだろう」
お兄さんはそう言うと霧の中へと消えていった。
「あの、アルさんどうゆうことですか」
私はわけがわからずアルさんに聞いた。
「そんなの私にもわからないが一つ言える事は、これが最後の試練と言うやつだろう」
「そうなんですか、それがわかったのならこれはどうしたらクリアできるんでしょうか」
「そんなの私が知るかそれより早くユメ様達を見つけるぞ」
私はアルさんと一緒にお兄さん達を探した。
「たくあいつらなんでこんな霧の中を走り回るんだ」
私は別れてしまった、皆を探しているが全然見つからなかった。
「あれ、姉さん」
すると私の前にシハルが現れた。
「さっさと消え失せろ」
私はすぐにそいつの身体を氷魔法で凍らせた。
「たく、こんな所にシハルがいるわけないだろそれより早くあいつら見つけないと」
「まったく今回挑戦してきた奴ら全然騙せないんだけど」
私はさっきから大切な人に変身して現れるんだが全然騙せない奴らが三人も居た。
「もうそろそろ本気だそうかな」
私は霧を晴らせて終わらそうかと思った。
俺がキューを背負って皆を探すと急に霧が晴れてきた。
「なんでしょうかユメさん」
キューが俺に聞いてきた。
「わからないがこれで皆を探せるようになった」
俺はキューに言っているとアルさん達が現れた。
俺は少し警戒してアルさん達に近づいた。
「今度は本物のユメ様みたいですね」
アルさんは俺に近づいてきた。
「それを言うってことはアルさん達も襲われたんですか?」
俺はアルさんに聞くと。
「ええ、それよりも急に霧が晴れてなにか起こるんでしょうか?」
アルさんは俺に聞いてきた。
「やっと見つけた」
するとシルミさんも俺達の前に現れた。
霧が晴れて全員が再会すると近くからうめき声が聞こえてきた。
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