待ってくれない?
2話目
待つこと15分…。
意外と長い。そんなに強い敵なのだろうか。それともあの人たちが弱いのか…。
様子を見ようと出て行ったら誰もいなかった。
(置いてかれた?そんなはずないよね…?)
心配になり辺りを見回すと、レストランにさっきの人達らしき人影が。
信じられない。私のこと忘れているのかどうかわからないが。
なぜお前らだけ飯を食っているのだ。私だっておなかが減っているというのに。
怒りは収まることを知らなかった。自然と足が進んでいた。
店のドアを開けると店員が声をかけてきた。
「お一人様ですか?」
間違ってはないがこういわれるとやけに腹が立つのはなぜなのだろうか。
とりあえずあの人達のところに行きたいだけなのだ。
「いえ、待っている人がいますので」
もともと知らない人だが。文句を言ってやらねば。気が済まないだけだが。
私は彼らの座っている席のところまで行くと口を開いた。
「なんで私を放置してこんなところにいるんですか!」
キョトンとした顔をされた。何故だ。記憶にないとは言わせない。
「よくわかったねー。服装違うのにー。」
白い髪の人が言った。顔を見るとよく知った顔だった。
「あ、あんた…。なんでここに…。」
名前を言おうとした瞬間口をふさがれた。
顔が近い…。そう。私はこいつに恋をしている。
「名前は言っちゃダメだよ?そういう規則だから。」
そんなことより離れてほしい。いつもは近づきたいと思っているのに…。
あんまり近いと緊張する。とりあえず自分から離れた。
「わかった…。てかあんたら何者よ?」
一番聞きたいのはここからだ。
何故私を逃がさず、放置していったのかは今はどうでもいい。
どうでもよくはないが後でもいい。というより後で説教してやる必要がある。
まぁめんどくさいからどうでもいいか。
「それは基地で話すことにしよう。周りに聞かれると面倒だ。」
メガネの人が言った。声的に緑の人だろう。
人に聞かれてはいけないことなのか。納得してはいけない気もするが…。
とりあえずおなか減った。うん、めっちゃグーグーなってる。
なんか食べよう。みんな食べ終わってるけどそんなの知らん。
置いていったんだから今度はお前らが待て。待たなきゃおしりぺんぺんする。
いや、別に根に持ってなどいない…はずだ。
注文しようと思った矢先に突然つんつん頭が言った。
「じゃあ行くかー。」
いやいやいや食わせろよ!…とも言えずおなかすいたまま行くのを覚悟したとき、
ちっちゃいって言ったら悪いか…まぁちっちゃいのが言った。
「デザート食べたい…。それに…この人もおなか…減ってるでしょ?」
可愛いこと言うじゃないか。もちろんですともお昼抜きなんて信じられない。
でもこの子…女の子?それにしては服装が男の子っぽいような…。
まぁいいか。とりあえずごはんだ。
オムライスにしようか、パスタにしようか…。
いつも悩むのだが今日のはメニューの写真にひかれてしまった。
(オムライスめっちゃおいしそう…。)
というわけでオムライスにした。簡潔に言おう。おいしかった。
ちっちゃいのはイチゴパフェを食べてた。なんか子供みたいだな…。
そんなこと思いながら見てたらスプーンにちょっと掬ってくれた。
「…あげる。あと僕中学生。イエローって呼べばいい。」
なにこれ可愛い。たまらず頭を撫でてしまった。
少し照れくさそうにしていた。髪の毛ふわふわでなんか動物っぽい。
イエローというのは通り名だろうか。本名は明かしてはいけないようだから…。
そろそろ食べ終わったので基地に向かうのであろう…。
リーダーであろうつんつん頭のほうを見ると…寝ていた。
「起きて…。…おいレッド…起きろ。」
最初は可愛く起こしていたイエローが怒るぐらい寝起きが悪いようだ。
会計の時メガネの人が言った。
「レッド起きなかったからおごれ。」
意外と容赦ない。仲間だというのに…。
なにも文句言わずお金を払っているのだからいつものことなのだろう。
しかも全員分。もちろん私の分も。悪い気もしたが払っていただいた。
これから何を話されるのかとても不安だが…。
顔に出ていたのだろうかイエローが言った。
「別に怖いこと何もない。話すことそんなにない。」
少し口下手な感じが何とも言えず可愛い。
なんだかホッとしてしまった。気楽に構えることにした。
一応構えはするよ?何があるかわからないしね…。
そんなこんなで基地に向かうのであった。
置いていくなんてひどい奴ら…。
ごはん食べたら戦闘服に着替えなおして迎えに行く予定だったんだとさ…。
本当に適当なキャラ達です。
ごゆるりと楽しんでいただければと思います。
ちなみに私はイエロー大好きです。
めっちゃかわいいです。
夢に出てきたあの子…。後でキャラ起こししますのでお楽しみに!
それにしても食べ物の話書いてたらおなかすきました。




