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俺の人生に幸あれ!  作者: 深井 新
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俺の人生2日目〜人の目を気にするな!なんてのは無理〜

おはよう。また会うなんてな。ゆっくり見ていってくれ。

おはよう。兄弟。

まーたまた君は俺っちの人生に興味が湧いたって訳だ。ありがとな。安心してくれ、今日も俺っちの髪の毛にはパーマがかかっているし、歯はガタガタだ。20数年生きてるんだ。そろそろ愛着がふつふつと湧いてきてもいい頃なんだけどなぁ…。


まぁそんな事はこれから先も変えることできないんだから、一旦置いといて。急なお願いってやつを兄弟に聞いて欲しいんだが、いいだろうか?もし……もしだぞ?もし良かったら、今度きみの名前を教えてくれ。俊介でも玲奈でも、なんでもいいんだ。そう、なんでも…


なーーーんて!柄でもないな!悪い悪い。ただ、ほんとただ少し、人と人との繋がりって大事なことだなぁ、なんてふと考える時間があってだな。俺っちってばたまーに物思いに耽る時があるわけだ。かーーっ困ったもんだねえ。まったく。兄弟がもし男の子なら共感してくれるだろ??好きな子が他の男と会ってるんじゃないか、、なんて考えちまっ………ってまぁーこんなことはどうでもいいんだ。


つまりはだな、突拍子もない事を語りかける訳だが、人の目をすっっごく気にする人間って訳だ。俺っちときたら。そーーーんな俺っちが今まで甲斐性もなく生き続け散々言われてきた、うざったい言葉が幾つかあるんだが教えてあげよう。

なぁ、兄弟?こんなことを言われたことはあるかい?いーーや、きっとあるだろうね。


"人の目気にしすぎでしょ笑"とか、

"周りの人間は君のこと見てないよ笑"とか!!!!!


あれってばさ、悪気なんてこれっぽっちもなく、人によっては本心で誰かを励ましたい。(そんな自分に酔っているだけだけど。どーせ)そんな、ちっぽけな感情で語りかけてくる奴もいるだろうが、大体は【自分よりも人間としての価値が下に位置している奴が、周りから気に掛けられるほどの価値や魅力もないのに、なぜか周りに求められている・必要とされている、と勘違いしている。だから教えてあげなくては!あなたにそんな価値はないのよ。だから落ち着いて…】


と、言っている様で。まぁどーせ捻くれた考え!だの、それこそもっと自由に生きなよ!とか身も蓋もない、お手軽自己肯定感上げの材料に使おうとしてくる奴らしか、現れないだろうが。


まぁきっと共感してくれる人間……いや、兄弟は少なくとも1人はいるはずだ……。いや、いるよな??


突然だが俺っちはこう考える訳。いわゆる哲学的な考えになるのかな。

人は一度きりの人生というが、確かに肉体的にはそうかもしれない。老いは過去を進まないし、若さは時間とともに消えていく。

だが、俺っちは人生一度きりとは考えたことはないのよ。…何故かって……?そりゃー簡単な話よ。


この世に生まれたとき。運動会で1位になって褒めてもらった時。小雨が降る暗がりを、傘もささずに人知れず涙を流して帰路についた日。

あれは全て自分であって自分じゃないってわけ。


そこに至るまで、幸せな気持ちだけじゃない。辛い過去をたった1人で乗り越え、涙を隠しながら代わりに汗を流した日だってある。脂っこいものが食えなくなって、飲むわけないなんて馬鹿にしてたビールが忘れられない味になる日だってある。

過去と今そして未来、それは確かに時間なんて概念で捉えるなら繋がっているかもしれない。ただ、確実に経験によって積み重なった精神や心は過去の自分と握手を交わし、未来を進んでいるわけだ。そしてその未来を進む人間は肉体的には同じでも新しい自分に生まれ変わっている。素晴らしいったらありゃしないね。


だからよ、それが同じ人生だ。なんてまーーったく思わないね。

俺っちは人の素晴らしさは考える事じゃない、進化することだと考えるわけだ。

ただ過去は否定しないし今の俺っちを作った存在でもあるから感謝の毎日だよ。まったく。もうすこーしかっこよく進化したっていいんだけどな…。


俺っち達は何人目だろうね。

なーーーんて、難しいこと考えるのは好きじゃねえんだ。それに少し腹が痛い。


てことで、気づくのよ。人の目を気にするな、なんてのは無理だってこと。人は常に進化してより上へさらに上へと進化するわけだ。そりゃ植物ですら遺伝子を残す、なんて本能のもと動くんだから、俺たち人間が本能で動かないわけがないってのよ。


焦りと不安。孤独。それがきっと兄弟をよりネガティブな方へと運んでいくんだろうな。

そして、それは逆らおうとすればする程、蟻地獄って訳だ。まぁ、中にはそんな事も気にも留めず思いやりの持てない、周りの人間の気持ちがわからない奴もいるんだろうが。


そのネガティブな感情ってやつはだね。俺っち的にはもうどうしようもないと思うわけ。逃げようとすればするほど、纏わりつく。じゃーーーどうするか。

そこを知ってるか、なんだなぁ兄弟。特別に兄弟には教えてあげよう。


もうその気持ちから逃げることはあきらめるこったな。兄弟。

それは逃げても逃げてもついてくるものさ、心臓みたいに兄弟に刻まれた必要なものなのさ。

じゃあどうするんだって?


そりゃーお前。あれだな。

”受け入れること”だ。


”それ”は兄弟の日常を不安定なものにするし、涙が溢れだし逃げ出したくなる様なことかもしれない。でも、”それ”が生まれたのは何故なのか?どうして纏わりついてくるのか?を考えるこった。そうしてみろ。

拒絶するから反感が生まれるのだ。受け入れ、優しい気持ちで俯瞰してみるんだ。自分を。


そしたら気づくはずさ、兄弟。今自分が気にしている誰かにも同じ人生があって、人の目を気にしていて誰かを育て、何かのために働いて。優しさを振り舞いて、時に泣いて。

そしたら俺っちはこう考えたわけ。そんな人間を救える俺っちになりたいってね。な、兄弟。あんたのことだ。


実はだな。俺っちはパニックに弱いんだ。昔から。人に褒められるなんて事は少なかったから。自分に自信が無くて、周りの目ばっかり気にしてたのが原因だろーな。


とにかく弱いんだ電車の中とか、逃げられない場所から。

汗が止まらないんだ。大音量で流した曲も流れてるだけで聞こえない。立っているだけなのに動悸が止まらない。冬場でも止まらない汗が、出るほど止まらなくなる。寝坊した日なんて最悪だね。急いで準備して走ってるんだから。そりゃー座り込みたくもなるさ。自業自得かもしれないが。

それにだ。言葉じゃわからないだろうが、5分が30分に感じる。そりゃ辛いさ。


そーーんな時にだ。ふと、思うわけ。隣に誰かいれば。汗を笑い合える奴。一度電車を降りて次を待ってくれる奴。

人目につかないように隠しながら、落ち着かせてくれる奴。


あーー。なんて女々しいんだ俺っちは。


だけどそこに理解者がいたら。兄弟と同じ目線で立ってくれる奴がいたら。どんなに幸せなことかと思うよ。そして俺っちが兄弟のそれになりたいって訳だ。俺っちの様な人間が今も頑張って1人で立ち向かってるなんて考えたら心がいたたまれない訳よ。


だからだ。辛いときは電車を降りたっていい。次を待ったって。光が差すまで寝てたっていい。

だから自分を嫌いにならないでくれ。捨てないでくれ。それだけが俺っちの伝えたいこと。


そしてそばに俺っちがいることを感じてほしい。

気持ち悪いって?………それはなんとかするよ。もう。


つまり。結論から話すと。自分が嫌いでも俺っちは全人類愛してるから、兄弟を愛してる人間がここにいるってことだ。

愛する人間を悲しませるようなことはするんじゃあないぞ?


そしてまたまたこんなところまで読んでくれた兄弟にまたまたありがたいお言葉をお届けしよう。


【自分の事をハグするとストレスが50パーセント減るらしいよ!!】

またな。ちなみに俺っちはオトナの香水の香りがするってのよ。覚えといてくれよな。

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