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謎の艦隊との闘い

矢上の名前の由来はかの大提督様です。

メーダ、カーツたちフリーダムフィールド号のクルーの名前は大阪メトロの駅名をもじったものです。

アームドドラグーンは私が30年以上前からヤフーで使っていたID。

フリーダムフィールドはガン〇ムのホワ〇トベースの企画段階での名前が似たような名前だったからそこから来てます。

他のキャラの名前が何から来ているか、よければ考えてみてください。

サーカにつく頃には獣人たちも落ち着いてきていた。

故郷の獣人たちがどうなったかを心配して、救援に行くことを望むものも多かった。だが、まずはサーカの獣人たちの呪いを解くのが優先だ。


サーカ、トークォ両政府もすでにクァイドの状況をつかんでおり、軍の進発の準備を進めていた。


謎の艦隊の生物艦(宙獣艦と名付けられたらしい)の乗組員兼魔法力の供給源。

それだけではない。優秀な能力で傭兵として他の国に入り込み、いざ有事となると敵国を内部から破壊する工作員。それが獣人たちだった。


「つまり、やつらは大昔からサーカ、トークォを狙っていた…ということかしら?」


さすがのヨーダ中将も難しい顔をしている。

そのへんの詮索はあとにしよう。迎撃態勢を整えないと。

ナーワにもドラゴン娘たちを向かわせた。彼らの星の方が先に侵攻に遭うのだから、参戦してもらわないと。何より彼らの魔法に関する知識は絶対に必要だ。


「大型艦を破星砲で薙ぎ払ったから、侵攻まで少しは時間が稼げただろう。」


まぁ、相手も増援を呼ぶだろう。どう対抗するか?

サーカ、トークォ、ナーワで連合軍を組むことは決定事項だ。全艦隊がナーワ宙域に集結しつつある。


物理攻撃が有効ということで、艦の主砲で実体弾が打てるようにする改造が急ピッチで行われている。

ドラゴン族の協力で各艦に防御魔法の魔方陣の付与も進んでいる。

魔法の情報は独占しておきたかったが、この状況では仕方がない。


MSの製造も進んでいるが、何より数が必要なのでトークォ侵攻時に使った機動兵器を大量生産することとなった。


獣人の洗脳解除と機動兵器の量産など、ヨーダ中将の采配がすごい。


獣人への差別が心配だったが、洗脳については完全に秘密にされた。

むしろ俺たちの艦での彼らの働きぶりを彼女が宣伝してくれたおかげで大事にならなくて済んだ。


「大丈夫よ。ここで獣人さんたちを排除したら軍や社会インフラが崩壊することくらい、首脳部はみんな理解しているわ。」


いろいろな根回し等も水面下でやってくれているんだろう。ありがたいことだ。


軍備の増強は各国で進めているが、期間が短いうえに資源も足りない。まぁ両方あったとしても製造施設が足りない。


「戦艦の新造は無理だよなぁ?」

「進めてはいるんですが、資源も製造ラインも……。」


ツゥーテのおっさん、恵比須顔から一転、死にそうな顔をしている。そりゃそうだ。

こちらは全軍合わせても五千隻余。相手は三万隻以上はいるだろうし。


「エンジンだけならどれだけ作れる?」


およそ2か月後。


魚野郎どもの艦隊がナーワ宙域に侵攻してきた。

数は約3万5千。魚型の小型攻撃隊は数えきれないほど。

こちらは全艦合わせても五千五百。7倍近い差だ。


「すごい戦力差じゃの。」

「まぁ大丈夫でしょ、カーツちゃん。」


緊張感がものすごい中、作戦を知っているカーツやメーダ達は余裕の表情だ。


「準備はばっちり!提督のアイディアすごいんだから!」

「ぜ~~んぶ提督にまかせなさ~~い!」


ノージとビースは新装備の良さと(内容はもちろん明かさないが)作戦のすごさをあちこちに触れ回るっている。

準備で疲れ果てているだろうに、仲間の士気を上げるために頑張っているんだな。

まぁ今回はクルーをサーカ艦隊から借りられているので彼女たちの負担はかなり減らせただろう。


ドラゴン娘たちはすでに格納庫で発進準備を行っている。

敵宙獣艦の魔法障壁の分析は残念ながら完了しなかった。

現状、障壁を破る方法は接近しての解呪だけで、できるのは一部の高位魔法使いたちだけの状況である。


なのに彼らの表情に不安は見られない。


「あまり信頼され過ぎても困るんだがなぁ。」


それでも余裕の表情を崩せない。社畜時代が懐かしい。戻ろうとは思えないけど。

敵に比べると少数だが、サーカ、トークォ初の連合大艦隊だ。俺たちだけでは艦隊運用が心配だったが、頼もしい味方が現れた。

ダイバ司令だ。彼とその幕僚は優秀で大艦隊を見事に指揮、運用していく。


「相変わらず面白い作戦を考えるのですね。」

「まぁ、艦隊をうまく動かさないと実行できない作戦ですから。司令の協力は願ってもないことですよ。」


最初はギスギスしていた両軍の関係もダイバ司令の友好的な態度で円滑になっていった。

おそらく、そうなるように友好的な態度と過分な賞賛を自分に与えてくれたのだろう。

ヨーダ中将もダイバ司令を褒めまくって雰囲気を良くしてくれた。


「作戦があっても、それをうまく実行できなければ何の意味もない。」


自分は仲間に恵まれたらしい。


「本来、上に立つ立場にはなりたくなかったんだけどな…」


ある小説でナンバー2不要論というのがあった。

自分はその論が好きで、空手でも会社でもナンバー3的な立場でいようとしていた。


そんな自分が今では大艦隊のトップにいる。

失敗したら、全責任を負わされて切られるだろう立場と分かっている。


「それも悪くないか…」


自分の意志で、考えで向かう未来。


「大丈夫じゃよ。」


カーツの淹れてくれるお茶がうまい。

十分な準備ができたとは言えない。

作戦もうまくいくという保証はない。

だが、敵はやってきた。


戦力差は7倍。矢上の考えた作戦とは?

次回「謎の艦隊との闘い2」

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