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神ノ夢見物語 日木ノ国編  作者: カイトーチ
第7章 ーセンプウ編ー
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視点N センプウ

 上空から戦況を確認する。三崎さんの情報をもとに駆け付けた。アンティークショップの前で二人は応戦していた。後ろの占い師の女性を庇いながら戦っているあたり、女性が何らかの理由で家から脱走。そこでツクモに出くわしたってところかな。


 俺は急降下してツクモの前に着地する。

 

「風也君、遅いよ、ってどこから来たん?上?」

「すまん遅れた。コイツは任せろ。2人はイガラの相手をしとけ。」


 アンティークショップの周辺にはイガラがうじゃうじゃと湧き始めた。


「なんであんたの言うことなんか・・でもここは仕方ないか。必ずやっつけなさいよ。」


 2人はイガラとの戦いに身を投じる。俺はアルマジロと対峙する。ツクモは転がって攻撃してくる。正直、攻撃については単調だが難点は固い防御だ。


(でも、今の俺なら。)


 精神を集中させ強大な風を発生させる。その風の勢いは転がりながら突進してくるツクモを静止させ、逆行させるほどだ。


「うわ、凄い風!」

「ちょ、危うくこっちまで飛ばされるじゃない。」


 ぶっちゃけるなら力によるゴリ押しだがこれが今思いつく一番の方法だ。さらに風を起こし宙へ飛ばす。


「ガラスでできたツクモの巨体を飛ばすほどの風とは。」


 レッジの感嘆の声を上げる中、俺は空へと飛ぶ。ツクモよりもさらに上の位置にたち、銃を構える。


(この高さなら!)


 弾丸はツクモに直撃した。いや正確には直撃しただけ。あの固いボディならダメージはゼロだ。しかし、弾丸の勢いだけ(・・)なら伝わった。

 勢いをつけたツクモは重力と相まって猛スピードで地面に落ちる。アスファルトの地面に叩きのめされたガラス製のアルマジロは粉々に砕け散った。


「っと危ない。急に飛ぶとなると着地が危ないな。練習した方がいいな。」

「風也君凄いねー。風也君って飛べたっけ?」

「ま、色々あってだな。」


 ユニットを見つめる。風車の模様。


(これは使ってもいい物なのか?)


 ツクモの力を利用している。ということだよな?人間の俺が多用してもいいのか?

ツクモ情報


水晶アルマジロ

捨てられた水晶玉に怨念が宿ったツクモ。攻撃は単調だが高水準の防御力があり倒すのは困難である。

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