545/568
481 犯人に仕立てるためだよな
「お前の考えはこうだ」
サスケイに罪を着せよう。
犯人と示し合わせた策略はうまくいった。
レイミは死んだ。
「うるさい! なんの根拠があってそんなでたらめを!」
「じゃ、言おう。お前の嘘は、サスケイを犯人に仕立てるためだよな」
「でたらめ!」
「大昔のサムイ島での恨みをサスケイが晴らした。これが事件の真相。そんな結論に持っていきたかった訳だよな」
「違う! めちゃくちゃ!」
「サスケイはその罠にまんまと嵌まってしまった。彼の心情を思うといたたまれなくなる」
「くーーー! よくもそんな……」
「二か月も前に話したなんて、サスケイに十分な動機と準備期間があるように見せかけるため」
「うぐぐっ!」
「お前はレイミを憎んでいた」
「そう! でも!」
「それと同じくらい、サスケイも憎んでいた。サムイ島で味わった屈辱を忘れてはいない。そして今なおイエロータドのバーでレイミとよろしくやっているサスケイに。違うか?」




