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472 理解できただろうか

 イコマは皆が理解できるように、一言ずつゆっくり、説明した。


「実は、イペは事情聴取の時、最初、いなかったんだ。遅れて来たんだ」


「ボニボニからは最初にナイフの説明を受けた」


「いなかったイペは聞いていなかったのかもしれない」


「結局、イペは警察に届け出たりはしなかった」



「整理するよ」



「イペは、レイミ事件の直後、新しいナイフを申請した」


「レイミの胸にナイフが突き刺さっていたにもかかわらず」


「疑ってくださいと言わんばかりのタイミングで」


「だとすれば、イペはその凶器のことを知らなかったのではないか」


「そして、レイミが殺された時、イペのナイフはちゃんと自分の部屋にあったのではないか」



 理解できただろうか。



「つまり、イペは事実を供述していたわけだ」


「その供述のすべてが正しいと仮定すれば、イペ自身のナイフが盗まれたのは、洪水の前後。もちろん、凶器となり得ない。しかし、イペが拘留された理由、それはレイミの胸のナイフはイペのものだという前提」



「この矛盾」



「この仮説に基づけば、ここで新たな疑問が沸いた。警察はなぜそのナイフがイペのものだと考えたのだろう。というより、なぜイペの部屋からナイフがなくなっていることを知ったのだろう。スミソ、その点はどうだい?」



 スミソから既に聞いていたが、ここはやはり警察官であるスミソを登場させておいた方が分かりやすい。

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