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456 ここが最初の疑問
「じゃ、次。スミソの証言を聞こう。死体の状況について、気がついたこと、気になったこと、話してくれるかな」
立ち上がるスミソ。
胡坐をかいて話すには重すぎる内容だと考えたのだろう。
ただ、発した内容はたった一言。
「レイミは痩せこけているように見えた」
そう。チョットマもそう言っていた。
再び二本のナイフを取り出して、よく見えるように前に突き出した。
「レイミの死因、ナイフで刺されたから? ここが最初の疑問だった。今、スミソが話してくれたレイミの死に顔。死に顔をたくさん見てきた元ニューキーツ東部方面攻撃隊隊員の証言だ」
「おい! 俺たちは!」
と、またンドペキ。
おっと、失言。
東部方面攻撃隊は人を相手に戦っていたわけじゃない。
しかも、素顔で戦っていたわけじゃない。
まあ、赦せ。
「なにか、違和感があった。普通の死に顔ではない」
と付け加えてから、スミソは座った。
レイミの死に顔。
落ち窪んだ目や頬。
血の気を全く失ったげっそりした顔。
「ソウルハンドじゃないのか? と、僕は思ったわけだ」




