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465 今日、二回目!
事態とは裏腹に、トゥルワドゥルーはあっさりしたものだ。
「誰なのか、調べるだけでもと言ったんだが、聞く耳持たず。そもそも人かどうかも分からない」
「人じゃない?」
「そう。殺傷マシンだったら余計に始末が悪い、と言うんだよ。市民を危険から遠ざける、自分の最低限の務め、なんだと。そこまで言われたら、無理強いすることもできなくてな」
忘れていた。
イッジを誘いに行ったとき、彼女は菓子類を詰め込んだ倉庫を封鎖していたのだった。
「レイチェルに報告は?」
「してないだろう。自分の責任において封じ込めておきさえすれば、問題は起きない。問題でもないことをいちいち報告するような女じゃない。彼女は」
閉じ込められた者が誰なのか、あるいはマシンなのか、気にはなる。
たが、そう言われてしまえばもう手出しはできない。
「まあ、それが人間だとしても、ひと月やそこらで死にはしないさ。チョコレートだけじゃなくクッキーや旨い飲み物もふんだんに詰め込まれている」
「まあな」と、返すしかなかった。
その時。
警報が鳴り響いた。
「なに!」
人々が浮足立った。
「誤報か!」
「分らん!」
「今日、二回目だぞ!」
トゥルワドゥルーは工務班の詰所の方へ、イコマとスゥは防衛部の前線基地の方へ、それぞれ駆け出した。
「作業を中止せねば!」
「今度も、水系だ!」




