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424 自分にできること 考えること、これしかない

 さっき、宇宙船スミヨシの上空を旋回していたパリサイドは、やがて飛び去った。

 しかし、パリサイドの姿を実際に見て、いやがうえにも危機感が募る。

 スゥの横顔を見ながら、横になっている場合ではないのでは。

 楽しかった去年のお誕生日会の夢など、見ている場合ではないのでは。



 とはいえ、パワーという面で自分にできることはなにもない。


 考えること。

 これしかない。

 そのためには頭をすっきり。

 だから、眠らなければ。


 でも、眠れない。

 眠たいのに、眠れない。

 ならばもっと考えるしかない。

 たとえ、白昼夢であっても。



 ああ、まさしく、万事休すとはこのことを言う。

 様々な情報が頭を駆け巡る。

 思考はまとまりそうにない。


 レイミ、イエロータド、キャンティとタァーレル、トゥルワドゥルーとイッジ、イペとサスケイ、ジェドリとニェメト、二体のパリサイド、百人のパリサイド……。


 どう料理すればいいというのか。

 考えても考えても思考はてんでバラバラ。

 どこかに収斂していくでもない。



 そろそろ、クリアにキレイに、整理しなければ。

 頭に浮かぶ人の名を消していかなければ。


 身体の交換。

 今、そんなことはどうでもいい。



 イコマは溜息を漏らした。

 こんな情報では、レイチェルとの会議にいい報告はできそうにない。

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