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403 小さな行列の最後尾を

「じゃ、行ってくる」

「どこに?」

「タァーレルを荼毘に」

「そうなんだ……。私もついて行っていい?」

「もちろん!」


「タァーレルのこと、ほとんど知らないけど」

「いいのよ、そんなこと。タァーレル、きっと喜ぶわよ」

「タァーレルって、アンドロでしょ。そのことでレイミにひどいことを言われた」


 そんなことをポツリポツリ話しながら、チョットマとイペは小さな行列の最後尾を少し離れて歩いていった。



「どうして死んだの?」

「それがね、分らないのよ」


 チョットマはタァーレルが死んでいた時のことを話した。


「なぜ警察にいたのかっていうと、キャンティもね、亡くなってしまったのよ。多分」



 タァーレルとキスした途端に消えてしまった。パパとトゥルワドゥルーも見ていた。

 タァーレルに非はないことは明らかだったが、事情を聴くために警察に足止めされていた。

 もちろん、レイミ殺害の容疑者としても。

 そう説明すると、イペの顔が一瞬だが引きつったように見えた。


「どうしたの?」

「ううん。何でもない」



 イペがギョッとした顔になった。

 チョットマも気がついた。

 暗闇の中で抱き合う裸の男女。

 初めて見るシーンからチョットマは目をそらした。

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