如月紫苑 -復讐を終える男の物語- 最終話
『逃亡していた二人をお連れしろ』
俺と慎也は、後ろに縛られている両手を組織の人間に掴まれ、本部へと連れて行かれる。その本部というのは、和式スタイルの天守閣。城ではないから、それほど大きなサイズではない。とはいえ、周りの護衛の数や警備態勢を見る限り、本部というには適した外観と威圧さを解き放っていた。俺はそこに潜む本物の貴島裕平との対面を試みる。おそらく、本物の貴島裕平は、師匠の島谷柊乃介として生きている。自分の罪を他人になすりつけて・・・
そんな俺たちを彼の元へと連れていくのは、旧友のはずだった北村勝司。結局、"上の者に逆らえないビビリだったか"と心底失望している。
俺は若干の失望を終えた後、天守閣の中へと入っていく。やっぱり伝統重視の組織なのか、和式の木目スタイルが床や壁を描き、その先には畳と障子に埋め尽くされた一式の空間が目に入る。そして、その先に偉そうに座り込む貫禄ある男。こいつが貴島裕平だったのか・・・
見た目は島谷 柊乃介。つまり、今回の件を持ちかけた時に相談したはずの師匠は、整形手術で成り済ました貴島 裕平だったんだ。そんな彼は威厳を解き放つ和服と鋭い眼差しを突きつける。
『座れ!!!』
北村に関節の膝を蹴られ、体勢は正座へとひれ伏させる。俺も貴島には負けまい鋭さを彼に突きつける。
『如月紫苑。まだ法を再改定する前に一般人を刀で始末したようだね。その後、小娘を誘拐し逃亡か・・・そして桐島慎也。君は吉田琢磨の事件で服役中だったにもかかわらず、刑務所の襲撃を機に逃亡・・・お前らをそんなふうに育てた覚えはないぞ』
『まあ・・・あなたのようなクズ人間が師匠ですからね。あ!!失礼、貴島裕平隊長でしたね』
皮肉を込めた口調で、相手に反撃を仕掛ける。
『紫苑。お前の頭の悪さは知っていたが、目も悪くなったのかね?』
その言葉に周囲を見張る怪物狩りの部下たちも笑いをこぼす。
『なら!!その手術した跡がわかるまで、顔をギッタギッタに斬ってあげましょうか?』
貴島は若干の動揺を咳払いで隠す。動揺の余韻を引きずっているのか、自分の冷静さを取り戻すべく、次の一手へと動く。
『まあいい。私はお前らに処罰を与えることにした。これ以上、組織の秩序と風紀を乱さないように。そう。二人とも、打首の刑だ』
最後の一言に込められた力強い口調で、正座の状態へと完全固定させる。その絵図を確認できた貴島裕平は、打首用に使われていた刀を北村へと手渡す。
『お前が処刑しろ!!北村』
『俺ですか?』
友人を自分の手で殺すことには、抵抗と戸惑いが一瞬、視線の揺れ動く方向で物語っている。
『友人の紫苑でも、秩序を乱す者は処刑する・・・その覚悟を私に見せて欲しい』
壁際で待機していた見張りの部下たちは、少しずつ俺たちのところに近づいていく。鳥籠のように、取り囲むように。もし裏切るようなことがあれば、全員で処罰するという意志で。
親友なら・・・とは信じていたものも、北村は打首用の刀を手に取った。使い方はすでに理解しているように、くくりつけられた紐を解き、白い鞘を抜く。処刑の準備が進んでいくと同時に見張りの部下は、俺を前のめりの姿勢で押さえ付ける。準備は整った・・・後は狙いを定めるだけ。俺のうなじには、刀の先端が触れるような距離感が感触で伝わる。
『殺れ!!』
貴島の指示で、頭上へと振り上げた刀は俺の元へ一直線に落ちてくる。
『な、、、何を!?』
『すまん。ミスったわ』
北村の一言で、腹部に突き出したキックと動けないように手首の骨を折る音が鳴り響く。
俺は、北村の振り下ろした刀のおかげで、拘束されていた両手が自由に動かせるようになった。身軽になった両手首を試すように、桐島の拘束された両手首の紐を俺の手で解放する。そう。元から北村は俺たちの内通者として、組織のサイドになっていただけだ。これで、紫苑チームの結成だ。四方八方を囲む見張りの部下に対応するように輪になった俺たち。さあ、最終決戦だ!!!
一斉に襲いかかる刀を躱すように、低姿勢で相手の隙間を駆け抜けていく。俺はそのまま、メインとなる敵・貴島裕平へと刀を振り落とす。瞬発力と威力込めた刀はあっという間に動きを読まれる。
『まだまだだな!!ひよっこが!!!』
強烈な蹴りが腹部の裏側に眠る内臓を刺激。一定の呼吸リズムが停止するほどの一撃を喰らう。しかし、その間に鞘を抜いた貴島は一直線に振り下ろす。正確さと打撃力を加えた刀からの回避は極めたものも、どこから現れたのか分からないもう1刀が、胴体に突き出される。
くそ!!二刀流か!!!
1刀は俺の刀を受けるための刃となり、もう1刀は隙のあるポジションに狙いを定める。器用な動きと流れるように連続性ある刃が迫り来る。ならどっちかの刀を弾くしかねえ!!!その勢いで、迫っていく刀。流れるだけでは全く通用しない攻撃に力を込めていく。
今だ!!!持ち手が緩んだ左手をめがけて刀を振りかぶる。その勢いは見事に手のひらから離れていく。作戦は間違っていなかったようだ。そう思った矢先、手のひらから離れていくはずの刀が、手の甲を伝って宙を降りていくステップでキャッチ。まじかよ!!その攻撃は読めずに、そのまま首の動脈に鋭く斬り込まれる。
あっという間に溢れかえる大量の血が飛沫を上げながら、警告サインを俺の身体に教え込む。
『弱いな!!!』
さらなる追い討ちの蹴りを再び受ける。真っ赤に染まっていく畳。しかし休戦に入ったはずの俺をサポートするように別の刀が、貴島の相手となる。
『どいつもこいつも逆らうのか?』
鋭い刃と刀が激しくぶつかり合う金属音。俺はなんとかして、立ちはだかる。また立ち上がる肉体で反撃に挑む。
連続性ある攻撃に貴島も余裕をなくす。俺の代わりをしていたのは、北村。やっぱりお前は親友だよ!!!そう頼るようにコラボを繰り広げる戦闘に参加する。
北村は上半身から迫ってくる攻撃の対処、俺は下半身の隙を狙っていた。膝とふくらはぎの筋肉を真っ二つにした刀が貴島へと入り込む。
激痛で暴走したのか、気絶させる勢いで回し蹴りを北村に解き放ち、俺は北村の下敷きになるように押し潰される。貴島の容赦ない刀は畳を割くような串刺しを繰り広げる。トドメの攻撃を必死に躱すべく、瞬時の判断で回転していく身体で敵との距離を取る。完全に体力を失われている。だが敵に負傷を背負わせたのは、脚だけ。まだ二刀流の攻撃は健在だ。そこに厚い手が俺の肩を触れる。
『俺たちなら、最強です!!やってやりましょうよ!!!』
そう桐島が現れた。背後の様子を見る限り、見張りの部下たちは全員始末したようだ。俺の両サイドに並ぶ仲間たち。俺たちの”最強”を見せつけるように、一斉に攻撃を仕掛ける。貴島の両サイドを狙うように振りかぶっていく刀。俺は、相手の隙を定めるように突きの攻撃を繰り広げる。よし!!この攻撃に効果がないなら、一旦距離をとった俺たちは一斉に貴島のそばを横切るように斬り込む。慎也、北村、俺の連携プレーで、あばらと横腹に鋭い斬り込みをぶち込む!!
『お前らな・・・』
さすがに怒りに満ちた貴島の表情。体力も失われているご様子。このまま、追い討ちをかける。しかし、強烈な反撃が襲いかかる。慎也が貴島の正面から突っ込むが、二刀の刀をクロスに重ねた瞬間、次元が歪むように放たれた衝撃波で彼は壁際まで吹き飛ばされる。木面が剥がれ落ち、綺麗な床や柱は、慎也の打ち付ける身と同時に打ち砕く木の破片が飛び散る。
次は、北村。彼は衝撃波を躱すようにパルクール並みの回転を見せるが、貴島の動体視力が北村に追い討ちをかける。1発食らえば、立ち上がることはほぼ不可能。あっという間に気絶した慎也と北村の姿で痛感した。波紋で広がる衝撃波に呑み込まれば、これ以上のない打撃を全身に受け止めることになる。
だが衝撃波を放つのも、かなりの体力を失われるのか、息切れが続く貴島。衝撃波を出せるのは、次の攻撃が最後。そう俺は読んだ・・・
『はあ・・・はあ・・・はあ・・はあ・・・』
貴島の踏み込む一歩で、俺はさらなる一歩を踏み出す。衝撃波を生み出すためのクロスの姿勢。俺は二刀から放たれることがないように、瞬間移動で差し迫った。俺の前で広がる衝撃波の鋭い波紋。俺は最後の力を刀に込めて、その攻撃を跳ね返した。その威力は全身に覆い被さるように吹き飛ぶ貴島が頬の筋肉を揺らす様を解き放つ。気づけば、線となって消える貴島の身は、床の間に強く激しく身を打ち付ける。
完全に静止した貴島。完全テイクダウンに成功したようだ。
『勝った・・・ぞ』
全ての力を振り絞った俺は、そのまま全身の力が抜けたまま意識が途絶える。
* * *
静かな空間から聞こえてくる潮水の引いたり、押したりする波。俺は、その静かな空間から聞こえてくる自然をもっと感じるように、重たい瞼を開く。
『ここは・・・』
『はい。お疲れ様!!』
俺の横から伸びてくる手には、好みのラムネが握られていた・・・それより視線は、ラムネを差し出す相手へ。そこにはこれ以上のない笑みを見せてくれる沙羅がいた。
『俺は・・・死んだのか・・・』
『なんで私を見たら死んだって思うの?普通に話すくらい、いいじゃん!!』
『だって・・・』
沙羅は俺の横に体育座りの姿勢で寄り添ってくれる。俺はしばらく癒しの時間を得ることにした。
『ねえ・・・沙羅。聞いてもいい?』
『何?』
『なんで、俺なんかを好きになったの?』
『好きになったから・・・愛してるから・・・それじゃあ、ダメ?』
俺は思わず、頬と耳たぶが真っ赤になる勢いで顔が熱くなる。それは沙羅にも伝わったようだ。
『照れてるなあ!!かわいい!!』
『うるせえ・・・』
『じゃあさ、紫苑はなんで私なんかと付き合ってくれたの?』
『俺は・・・沙羅の笑顔を・・・幸せを守りたいと思える人だったから・・・まあ結果的には救えなかったけど・・・』
『それは・・・そうだね。でも紫苑には復讐なんかしてほしくない。いつまでも私の・・・みんなの・・・ヒーローでいてほしい。だから生きて・・・』
その一言に、俺は溜め込んでいた涙で埋め尽くされた。愛してる人を救えなかった後悔と愛している人に言われた言葉が嬉しくて・・・
『ずっと愛してる・・・沙羅』
目の前はその言葉を最後に、また暗闇に包まれていった。
* * *
『紫苑!!!紫苑!!!!』
聞き覚えのある声に、俺はゆっくり瞼を開く。そこには様子を伺う優花の顔が映っていた。ここは病室。塞がれた傷口、不足した血液量を取り戻す点滴で場所の理解はできた。それより・・・
『みんなは・・・香穂は・・・』
『みんな大丈夫だよ!!みんな・・・大丈夫!!香穂ちゃんも頑張って・・・一命を取り留めたよ!!』
俺は安堵と共に、上げていた頭をゆっくり枕元に下ろした。
『よかった・・・』
その言葉と共に、また俺の目には多くの涙で溢れていく。同時に乱れる呼吸は嗚咽へと成り代わる。
『紫苑・・・お疲れ様』
優花の一言で、完全に心を許したのか声を出してしばらく泣き続けた・・・
* * *
あれから1ヶ月経ったのか、12月24日。空からは雪が舞い降り、厚いコートやマフラーに身を包んだ人々が目につくようになった。今日、俺と香穂は優花に誘われて、下南波に位置する地下ライブへと目指した。
* * *
『チケット2枚!!お願いします!!』
そう階段の先へと向かう先には、優花を含むバンドメンバーがそれぞれの位置でチューニングを進めていた。優花はセンターのボーカル。俺は初めて聞く彼女の歌声に期待を膨らませていた。
『楽しみだね!!兄さん!!!』
香穂は俺よりも高い期待が純粋な笑顔に溢れている。俺はその純粋な笑顔に応えるように、同等の笑顔で返した。
『ああ!!俺も楽しみだよ!!!』
『あ!!紫苑じゃん!!!』
突如、名を呼ぶ誰かの声。誰かはわからないが、その声に聞き覚えはあった。呼ばれた女性の声に反応すると、そこには岸本理恵、橘萌絵、そして萌絵の彼氏・吉田隆文が立ち並んでいた。
『お前ら・・・久しぶり』
みんな変わらない雰囲気を見せると同時に私服の影響か、どこか大人びたオーラが感じられた。
『元気にしてた!?紫苑!!!!組織が大変だって聞いたけど!!!』
理恵は、俺を心配するような表情で迫り来る。もちろん、偽りの心配じゃない。本心を見せる本当の表情で。
『ああ、まあ大変だったよ。そんなに俺の心配を?』
『当然ですよ!!かつてみんなで世界を救った仲間じゃないですか!!』
相変わらず内気かと思いきや、どこか自信を持つ口調を放つ萌絵が目についた。
『そして、その仲間が困ってるときは助ける・・・だろ?』
萌絵の一言に続くように、吉田隆文の爽やかな口調に力強い言葉が心に染みる。。
『あのときは・・・ごめん・・・みんな、ありがとう』
『そんなに深刻そうな顔すんなって!!!紫苑!!俺たちがいじめたみたいじゃないか・・・』
『まーた!!隆文!!いじめたな!?』
『紫苑が困ってるときには、お前ら助けなかったじゃないか!!そっちの方がひどいだろ!!』
『だって知らせてくれないとわからないでしょうが!!!』
そんなことを理恵と隆文が言い合いしていた。俺は久しぶりに再会できた仲間との楽しい時間を過ごすことに、これほどない幸せを感じていた。
『ねえ、みんな!!優花姉さんが歌うよ!!!』
香穂の一言で、無邪気にいがみ合っていた理恵と隆文は、ステージの方へと視線を向ける。最初に奏でられるエレキギター。一定に刻まれるリズムからの展開へ。そして山場へと加速していく歌の全体に、俺たちはしばらくは魅了されていた。
* * *
あのあとどうなったかって・・・もちろん、貴島裕平の不正を記者会見で報告。
彼は積み重なる犯罪を償うため、長い年月、監獄生活を送ることになった。あっという間に、怪物狩りの組織の印象は下落し、完全に解散した。もちろん、仮面集団の心は香穂の能力で治療した。その中に含まれていた美佐枝も元に戻り、瑛太と一緒に楽しく学校に通っているのだとか。瑛太も今回の事件解決に貢献してくれた。
だが、まだこの世には影の怪物が潜んでいるかもしれない。何より、津熊が心を失ったからって、影の怪物を生成できるようになった謎も解明できていない。つまり、人の心はときに怪物を生み出してしまう可能性もある。
俺はそのことも踏まえて、自営業的なスタイルで探偵事務所を開いた。
主に、怪物メインの・・・そこで働くのは、桐島慎也、北村勝司、そして俺の3人だ。だがこんなの儲けになるわけがないから、あくまで副業的立ち位置。主な仕事として俺にできることはバイトくらいだ。
だが、俺の生活は本当に幸せだ。実の妹・三浦香穂、実の父・三浦大和とともに団欒で暮らしているのだから。本来の家族と再会できたのは、沙羅がくれたアドバイスが、俺のデイズを取り戻すきっかけになったからだ。
本当にありがとう、沙羅。そう日々、彼女に感謝しながら生きていく。この先もずっと・・・・
* * *
そんな日常がしばらく続くと・・・思っていた。あの男が現れるまでは。
* * *
ある日、探偵事務所にて。
カラン!!そう扉に取り付けていた鐘が、俺たちに客が来たことを知らせる。
『いらっしゃいませ!!』
天然な仕草に北村は、慎也の頭を軽く叩きつける。
『"いらっしゃいませ"ではないだろ?』
そして慎也に対する叱責からお客様の対応に変わる北村。
『すいません。ご用件は?』
そう目の前に立つ男は高身長に黒いコートで身を包んだ人物。足は北村や慎也の腰の位置を超える長さを兼ね備えている。
『ここの責任者は?』
短い言葉に、威圧的な言葉が垣間見えるその男。
『俺ですが・・・』
依頼者の男に呼ばれるように、俺・如月紫苑は顔を出した。
『君が、怪物狩りの組織・如月紫苑。以前の事件を見事に解決して見せた男か』
そう黒いソファに腰を下ろす男。ハードボイルドな雰囲気を持ちつつ、綺麗な肌に高い鼻、そしてパーツがはっきりとした顔立ちは、爽やかなクールを兼ね備えている。額は完全に見えるように前髪は自然な分け目で流しているようだ。そんな男がここに何の用だ?俺は少し敵意を向けながら彼と顔を合わせる。
『何の用だ?』
『紫苑は・・・この世で理解できない敵は心を奪う怪物だけだと思うか?』
『どういうことだ?』
俺の質問に答えず、淡々と話を進めるその男。
『私はそう思わない。怪物のように心を奪う能力が存在する以上、人知を超える敵は他にもいる』
『だから?』
『君にも協力してほしい。専門外ではあると思うが、今は少しでも戦える兵士が必要だ』
『なぜ?』
『大きな戦争が始まろうとしている・・・俺たち人類に復讐するために』
* * *
岡山にて。私・岡本優花は、冬休みを機に、あの場所へと一人で向かっていた。かつては影の怪物の発生源に近い場所として恐れられていたこの浜辺も、今では綺麗な景色を宿す。前に寝泊まりした吉田隆文の別荘も、ちゃんと目に見えている。ここで遊んだなー。本当は、あの人と別れを交わしたあの場所・黒山島に行きたいんだけど・・・実質、上陸することは禁止になってしまった。だが、あの島にはまだ・・・私の愛する人・坂口紘君がいるように思えた。この寒い時期、海から吹いてくる風はこれほどにもない寒さを頬に教え込むけど、私は彼がいるように話し始めた。如月紫苑が解決した事件のこと、みんなのこと、そして私が歌手を目指して、ライブで活躍していることも。そんなことを話していたら、次第に沈んでいく夕日が時の流れを印した。だけど・・・まだ足りない。思わず、心に抱えていた言葉を解き放った。
『ねえ・・・紘くん。また会えるかな・・・』
『いつか・・・会えるよ』
『え?』
思わず、声の聞こえる方へ視線を向けた。もちろん誰もいない。でも、あの声、温もりあった声は、紘君本人がそばにいるようだった。それからは何も聞こえてこない。幻聴?私がおかしくなっただけかも。でも・・・私はそれを生きる希望へと変えた。また会える。そう信じて・・・
如月紫苑は、次回作"REVISE"で帰ってくる。
そして、”デイズ -名も無き魂の復讐者-"と”REVISE"のクロスオーバーが決定しました!!!
最終回まで読んでくださり、ありがとうございました!!長い道のりでしたが、ここまで読んでくださったことを心より感謝します!!!実はこのセカンドシーズンの執筆とクロスオーバーが決定したのは、多くの読者の支えがあったからなんです!!これからもより面白く心に響くような物語を描きたいと思っているので、引き続き応援していただくと嬉しいです!!よろしくお願いします!
せっかくなので、少し"REVISE"に関する情報をお話しします。まだ初期段階なので変わる可能性はあります。
・男女のW主人公
・キーワードは"能力者"
・如月紫苑は登場します
・夏公開に向けて制作中です。
追記
デイズ-名も無き魂の復讐者- 皆様のおかげでPV数・2400以上、ユニーク数・1000以上を超えました!!!
本当にありがとうございます!!!!これを機に、これからの作品をもっとより良いものにする責任と良いプレッシャーを得ることができました。これからもデイズや他作品を応援していただけると嬉しいです!!!




