表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/18

衝撃のボール

今回は短めです。

お願いします

 一回戦の勝利の波にのり、二回戦も危なげなく勝利し、三回戦へと駒を進めた。

「次の試合からは興津を先発で使う。海野とアルバートは中継ぎに専念してくれ」

 次の試合からは興津さんか。多分あの人なら完封するだろう。

 しかし、油断して打たれるというのは絶対に良くない。15残塁並みに良くない。いや、15残塁より悪いな。

 というか、ヒットがでない!未だに打率が0.00。ヒットが欲しい。

 


 ピッチング面での調整は完璧にしつつも、バッティングに関しては不安しかないまま、三回戦が始まった。

 三回戦の相手は中堅校の石山高校である。

 先攻の俺たちは最速130後半の真っ直ぐを投げる相手エースから打てず。三人で終わる。

 そして俺たちの守備に入る。

 興津さんが投じた一球目は150キロの真っ直ぐである。

 スタンドが一瞬で静かになる。

 そして、ざわつき始めた。

「なんだ、あの投手。この前投げてたあの一年二人でさえ、怪物なのに、さらに、150オーバーの投手までいんのかよ!なんで、これまで無名の学校だったんだよ!」

「まさか、興津って端紅の怪物一年だったやつか?」

「確かにフォームは似てるな」

 スタンドでは高校野球ファンが驚きの声をあげる。

 興津さんはそれを全く気にせず投げ続ける。初回から150キロ連発である。

 三者三振で初回を終える。

「ナイスピッチ!」

 初回の攻撃が三人で終わった悪い流れはこの一回で断ち切った。なんならあの初球で無くなった。あの速球はもはや凶器だ。

相手チームの魂の炎は初球の真っ直ぐで消えた。

 

 しかし二回の表は粘りつつも全くランナーは出れず、この回も三者凡退である。せっかく手繰り寄せた流れはまた向こう側へと行ってしまった。

 

 ここからは完全な投手戦だった。興津さんが抑えるが打撃陣がが打てず、点が入らない。

 両者ヒット0のまま、7回まで進んだ。佐野先生はこの状態を打開すべく動いた。

「代打アルバート」

 田嶋の打順でアルバートが代打アルバートが宣告された。

 高校野球史上最高のパワーを持つであろうアルバートがここで登場した。

 そして、アルバートの初球。インローの真っ直ぐだった。

 アルバートが振ったバットからは快音が響き、バックスクリーンにまで届く、均衡を破る先制ソロホームランとなった。

「ナイスバッティング!」

 その一発でベンチは大盛上がりである。

 その一点を守りきるため、さらに集中していく。

 七回の裏を興津さんが三人で抑えたあと、八回裏に遂に俺の出番がやって来た。

 打順は三番から。上位打線である。

 しかし、そんなことは関係ない。

 まず、三番打者を三振にし、四番打者は高めの真っ直ぐを打たせ、ライトフライ。そして、五番打者は三球勝負の結果空振り三振に打ち取り、チームの勝利をぐっと近寄せた。


 そして、最終回。外野に入っていたアルバートが投手。俺のところに豊中が入って迎えた。

 そして、アルバートは三者連続三振をとり1対0で石山高校に勝利した。

 この勝利は完全に興津さんの無双によって生れたものだな。俺たちは、ほとんどなにもしてない。

 だが、チームの勝利ではあるから、思いっきり喜んで、そのあと次の準決勝への準備を始める。

ありがとうございました。

海野達が迎える準決勝は何話かに分けて投稿します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=166181403&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ