⭕️ 続・パーティで戦闘 2
◎ 読者の皆さん、御早う御座います。
早い時間から覗きに来てくださり、有り難う御座います。
◎ 【 映画 ちいかわ 人魚の島のひみつ オリジナル・サウンドトラック 】を買えたので、今日から聴きながら作品の投稿に励みたいと思います。( 8/18 )
現在、8月中旬です。
──*──*──*── 夕方
キノコン
「 日が暮れて来ましたエリ。
今日は此処で御開きにしますエリ 」
潟庄智惠
「 半分は倒せたかな? 」
アストン
「 ディアスが1人で40体も倒してくれたからな。
100体まで後27体かな 」
潟庄智惠
「 27体……。
結構残ってるんだね 」
アストン
「 初日に73体も倒せるなんて上出来さ。
実際にはもっと倒さないと目的の素材は集まらないけどな 」
潟庄智惠
「 そうだね… 」
キノコン
「 御主人様、《 キャンプ地 》へ戻りますエリ 」
潟庄智惠
「 うん 」
ディアス
「 セキチェ、疲れているなら抱っこするが 」
潟庄智惠
「 全然、歩けるよ!
気遣ってくれて有り難う(////)」
ディアス
「 夫婦だからな。
怪我はしてないか 」
潟庄智惠
「 してないよ。
1人で40体も倒しちゃうなんて凄いね! 」
ディアス
「 大した事は無い。
ソロなら70体は狩れていた 」
潟庄智惠
「 そうなんだ…… 」
大精霊って普通に凄いんだ……。
魔法を使っていれば、100体は余裕だったかもね。
ディアス
「 行こうか 」
ディアスさんが私に手を差し伸べてくれる。
仲良し夫婦な事をリンゼさんに見せないといけないからだね。
私はディアスさんと手を繋いで歩く。
ちゃんと私の歩幅に合わせて歩いてくれるから優しいと思う。
──*──*──*── キャンプ地
《 キャンプ地 》では入浴が出来ない代わりに、キノコンが浄化魔法で綺麗にしてくれる。
《 キノコン地 》に残っていた分身体が用意してくれた夕食を食べる。
回収した素材の仕分けは分身体達が済ませてくれてるから、私が出来る事と言えば、素材の個数をキノコンから教えてもらう事くらいかな。
私が愛用してる細長ピックの手入れやメンテナンスはアストンさんがしてくれるし──。
キノコン
「 御主人様、明日に備えて寝ますエリ 」
潟庄智惠
「 そうだね 」
キノコン
「 就寝前のマッサージを始めますエリ 」
潟庄智惠
「 うん 」
何処に潜んでいたのか分からないけど、小さくて可愛い分身体達が現れる。
就寝前に私の身体をマッサージしてくれるんだ。
全身マッサージなんて、故郷でプロにしてもらうとかなりの値段するから、中々してもらう機会がないんだよね。
中学生になって、1.000円,2.000円,3.000円って、お小遣いを貰えるようになったけど、直ぐに無くなっちゃうからマッサージなんて受けれないし。
分身体達の全身マッサージを受けてる最中に寝落ちしちゃうのが私の日課だ。
キノコン
「 御主人様、おやすみなさいエリ。
たっぷり熟睡しますエリ 」
本体の超皇神は潟庄智惠が眠った事を確認すると音を立てず静かに[ テント ]を出た。
キノコン
「 御主人様は眠ったエリ 」
アストン
「 今夜も早かったな 」
エリナンティゼ
「 あの…私は…… 」
キノコン
「 おめぇも[ テント ]で休むエリ。
御主人様の[ テント ]には近付くんじゃねぇエリ 」
エリナンティゼ
「 はい……おやすみなさい 」
アストン
「 おやすみ、リンゼ。
寂しかったら添い寝してやるから遠慮するなよ 」
エリナンティゼ
「 必要ないです 」
アストン
「 夫婦なのに冷たい…… 」
ディアス
「 一々からかうな 」
呆れた様子でディアスはアストンを蹴る。
アストン
「 何で蹴るんだよ~~。
足癖の悪い奴だな 」
エリナンティゼは3人にペコっと頭を下げると自分の為に用意された[ テント ]の中に入った。
アストン
「 熱い視線でお前を見てたな~~。
添い寝してやったら喜ぶんじゃないか? 」
アストンは可笑しそうにニタニタと笑いながら言う。
ディアス
「 真っ二つになりたいようだな 」
アストン
「 暗殺者の俺を殺れると思ってるのか?
お前より2000年も長く大精霊してる俺をさ! 」
ディアス
「 ………………くっ… 」
キノコン
「 止めるエリ。
属性は違っても “ きょうだい ” エリ。
仲違いするんじゃねぇエリ。
ディアス、おめぇも大精霊となって7000年も経ってるエリ。
アストンの挑発に乗るんじゃねぇエリ 」
ディアス
「 ……………… 」
キノコン
「 ボクは他国の超皇神達と会議をして来るエリ。
留守は頼んだエリ 」
アストン
「 防犯魔法が効いてるから大丈夫だって 」
キノコン
「 リンゼが御主人様の[ テント ]に近付かないように見張れと言ってるエリ 」
ディアス
「 セキチェの寝込みを襲う輩は誰だろうが斬り捨てる。
心配無用だ 」
キノコン
「 その言葉を信じるエリ 」
ディアス
「( 俺が斬らなくても中に居る分身体が不届き者を喰らうだろうがな )」
超皇神は転移魔法陣を出すとアストン,ディアスの前から姿を消した。
アストン
「 毎晩、会議に参加するなんて御苦労様だな 」
ディアス
「 ≪ ヂェロニング大陸 ≫には27ヵ国が存在する。
27ヵ国に超皇神が1体ずつ居る事を聖女達は知らないのだろう 」
アストン
「 らしいな。
超皇神を召喚する能力を得ている聖女はセキチェ以外に26名居る訳だが──、“ 柱 ” に選ばれるのは1人だけだ。
選定され “ 柱 ” に選ばれた聖女を出した≪ 国 ≫は〈 大陸神ヂェロニング 〉から素晴らしい御褒美が戴ける。
聖女を犠牲として得られる〈 大陸神ヂェロニング 〉からの御褒美か──。
気になるよなぁ 」
ディアス
「 ≪ テンクゥリア ≫へ供物として捧げられた聖女が、どうなるか知っているか? 」
アストン
「 9000年も大精霊をしてはいるが聞いた事は無いな。
≪ テンクゥリア ≫は神域だから入れない場所だ。
妖精神や精霊神なら知ってるかもな? 」
ディアス
「 そうか…… 」
アストン
「 気になるのか?
セキチェが “ 柱候補 ” なのは確かだが、“ 柱 ” に選ばれるかは誰にも分からないだろ。
今から心配しても仕方無いって。
超皇神様はセキチェを売り込んでプッシュするかも知れないけどさ、上には上が居るだろうしな── 」
ディアス
「 そう…だな 」
アストン
「 そんなに心配なら非処女にしちまえば良いんじゃないか?
“ 柱 ” に選ばれる条件は “ 生娘 ” である事が絶対らしいし?
セキチェが処女じゃなくなれば、“ 柱候補 ” からも外される事になるだろ?
そうなると “ 聖女 ” ですら無くなる訳だ 」
ディアス
「 そんな事が超皇神様にバレたら、俺は間違いなく消滅させられる。
それは兎も角、“ 聖女 ” で無くなったセキチェは用無しとみなされ、超皇神様に喰われてしまうだろう! 」
アストン
「 あぁ~~~~そうだったな。
超皇神様って雑食だから、何でも喰べるんだよな。
セキチェなんて、ペロッと一口だ 」
ディアス
「 セキチェから処女を奪う訳にはいかない 」
アストン
「 そうだよなぁ……。
超皇神様に喰われちまう方が、悪魔族の嫁さんになるより可哀想かもな 」
ディアス
「 ……………… 」
アストン
「( どうやら、ディアスはセキチェに惹かれてるようだな──。
大精霊が主人となった “ 聖女 ” に惹かれるなんて珍しい事じゃない。
どんな人間も例外はなく必ず豹変する。
だから、惹かれたとしてものめり込まないようにしないといけない。
ディアスが人間に惹かれるのが初めてじゃなければ良いんだけどな。
踏み外してくれるなよ、きょうだい── )」




