40勤目
ダーメオは荷馬車に積めるだけカボチャを積み入れていた。
「すげー量だ、一回で捌くのは無理だな…半分は建物に入れて残りは明日の朝市場に持って行く、それで良いか?」
「で、俺達も当然無料では働けない、手数料だが…こんだけでどうだ?」
ダーメオはリンコの顔色を伺いながら指を2本立てた。
リンコは即答した。
「良いよ、2割ね!」
ダーメオはリンコの返答に驚いていた。
「2%じゃなくて、2割も!?良いのか!?」
「別にいいよ、毎日だって作られるんだし…それよりさ、市場に行ったらいろんな穀物の種欲しいから頼めないかな?」
リンコはダーメオに市場で穀物の種を買って来て欲しいと伝えた。
ダーメオは自身の力瘤を掴み笑顔を見せた。
「任せとけ!捌くのは俺の領分だバッチリ捌いて、バッチリ買って来る!」
その後、荒野は薄暗くなり商人2人とモーモ達5人、そして獣人達はボロ屋へと入りカボチャの煮物を口にして談笑をした。
ダーメオは良い仕事を得た祝いとしてエールを煽り続けた。
翌朝…ナマケモノの獣人トバッチーリがリンコに市場へ出発する連絡をしに来た。
「種の代金は一回こっちで立て替えて、後で請求するので良いね?それじゃリンコさん行って来るよ」
「うん、お願いします」
リンコはトバッチーリにお辞儀をして丁寧に送り出した。
一方でダーメオは飲み過ぎて二日酔いになり身動きが取れず、トバッチーリ1人が市場へと向かう事になったのだった。
「あ〜…気持ぢ悪い…」
倒れ込むダーメオを横目にリンコは微笑んだ。
「…マジお前何なん?」




