第一話 纏(マト)イ の試験 その1
まだ、冬の残照を残す春風が舞う4月・・・
怒れる師 ランドスがいつものような怒号をあげ言った。
「これから『マトイ』の合格試験を始める!」
(始まってしまった...)
俺の名前はシューク、けしてやわらかい甘菓子なんかではない。
いつも名前を呼ばれると周囲の人から笑いがこぼれる。前に小さい女の子に「シュークリームみたい」と無邪気な笑顔で言われたときなんて本当に死にたくなった、シュークリームめなんと忌々しいこの世から消えてしまえばいいのに、話がそれた...
そんな名前のことはなんかどうでもいい(どうでもよくないが)、いま俺は窮地に立たされている。
俺の村では10歳になると「纏い」と呼ばれる魔法を習う、この魔法はどうも他の町や村では習わないせいか知名度が低くく、俺たちのことを「纏いの民」と呼ばれている。
この魔法は自然系の属性の炎、水、雷、風のどれかを体の周りにまるで、羽衣のように纏い、纏ったものを操ることのできる魔法だ。しかし、この魔法は一種類しか属性を出すことができず、その一種類もその人の生まれ持った天性の属性しか出すことができないのだ。
だが、どの世界にも天才いるようで、俺のクラスの ガイアはなんと炎、水、雷の三種類が使える。どうも教師が言うには1000年に一度の天才らしい。ちなみに俺はガイアが使えない「風」どうもが使えるらしい。
ガイアにも使えない属性をつかるなんて俺って天才じゃね、と自分を励ましながらじゃないとてもやっていけない。
とりあえず、その「纏い」は5年間練習して合格試験に合格すると、「マトイ」の称号を得ることができ、こんな地味な村からおさらばできる。しかし不合格になると、もう一年間学び直すこととなる。
その試験をこれから行うのだが、試験の内容は魔法学のテスト、「纏い」の実演の二つだ。
普通の人ならならこのようなテストは至極簡単なのだが、どうも俺は風をうまく纏うことができないらしく、魔法学はどうにかかなりそうだが、この試験に受かるかは運命だめしである。
そう考えているうちに魔法学のテストの問題用紙と解答用紙が配られたようだ。
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最後の問題を解き終わったちょうどに魔法学のテストの時間終わりを告げるチャイムが鳴る。
「そこまで!、解答用紙を裏にして後ろから回してこい!!」
(なんとかぎりぎりまにあった...かなり難しいところもあったが昨日やった所がそのまま出たのでなんとか平均点ぐらいはとていそうだ。問題は次の時間の「纏い」の実演だ。どうか神様うまく風をまとえますように、おねがいします!!!!)
今回はざっと纏いについての説明で全然会話が少なかったですが、次回はそれなりに会話もさせてみたいと思います。
それにしても文才が驚くほどないですねwww
こんな小説ですが、ご購読ありがとうございました。




