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小説の書き方3 キャラクターが存在している場合

はい。

もうあんまりしたくないやつ(爆)。


ええ、悪い例ってやつです。


実はこれ、「女神回収プログラム」が代表的なやつです。


他にも電子書籍化した「明日が雨でもあなたに感謝の花束を贈ろう」っていうのでもしたんですけど、

あの作品はまだよかった。

七人くらいだし、一家族+双子がいた……くらいだったから、

執筆していて必要な登場人物増やしても……まぁ、まぁ。


家族喧嘩しているようなわーわー賑やか家族だったので、

ほどほどにいがみ合いながら、家族を大事に想っているっていう感じの話でまとまりました。

槍を向け合ったり、真剣勝負したりもするんですけどね。

まぁ、そういう展開は好みなので、楽しみました。


続編はなんだか大きな話に突入してしまうんですけど……まぁ、いい。


……。



まぁ、そうやって、

「このキャラたちも、いつか小説にしたい」が叶えられてよかったです。

マンガにしたいがボツっても、小説で物語になったんで。


そうできたのも、

「女神回収プログラム」で鍛えられたからこそだと思っています。




はい。

では、愚痴りますね(爆)。


「女神回収プログラム」は、十四歳のときの私が大好きだったゲームの影響を受けて、


「よし! じゃ、とりあえず男女主人公のキャラクターを考えよう。そうだな~……小説はたくさん登場人物がでてきそうだから、五人ずつキャラデザしよ♪」


と、合計十人のキャラデザと設定を……しないで、やめて、合計で五人でいいよ? と止めたい(爆)。



まぁ、名前つけて年齢と職業、利き手とかを設定して。


名前を変えようとしたらキャラデザも変わって、まったくの別人になった人もいるし、

「待って、こんな設定はしてないよ」

と、キャラが自己申告してきた設定もあって、

今思えば、もうわけわかんない方向へと振り回されているけれど、とにかく!


キャラクター優先して、ガチガチに設定するのは、世界感確立にはいいとは思うけど!

小説書くときに必要なのは、そこじゃないから~!

……と、過去の自分を激しくつっこみたいし、とめたい、本当に。


「やっぱり、敵キャラって必要だよね? ボスキャラっていうか~」

……。


や め ろ。




……。


まぁ、今までの書き方の通り、私はある程度のシーンが見えるとかなにかキッカケがないと、

ガーっと書けない人なので……


ひたすらまずは待ちました。


え、ああ、初めは書こうと自分なりにストーリーを考えたんですけど、

その時は恭良ユキヅキという姫が主人公で兄を捜しに城を出ていき、

護衛と恭良ユキヅキを慕う白魔術師がついていく……という、ファンタジーまっしぐらなストーリーだったんですよ。


ああ、護衛というのは、沙稀イサキという剣士です。

恭良ユキヅキ沙稀イサキがお互いに片想いと思いながら、両想いに気づこうとしない設定は変わりませんね。

恭良ユキヅキは兄と同じく、モンクという設定があって、目つきがキリっとしていたんですけど、

どこでどうなったんでしょうね(爆)。


ただ、これ……

どー考えても『おもしろい』にならなくて。

設定はきっちりできたのになぁ……と。


それで、キャラたちを絡ませてみたり、会話させてみたりして、

ストーリーを練り直そうと思っていたんですね。


姫が主人公っていうより、だったら、学者が主人公だったらおもしろいかな~と思いながら。



そんなこんなで色々話したり、キャラを追って行った結果、

キャラたちの両親が見えてきたり、会話してきたりをくり返し。


初めにやっと物語りができたのは、十六歳くらい。

「小説書く!」

とキャラを作ってから二年が経過したくらいのころ。


当時、主人公だった忒畝トクセと父親の亡くなるシーンが降りてきて。

忒畝トクセは学者から研究所の君主に設定が変わったし、性格もずいぶんと変わった。

ただ、その背景にあるのは、父であり、母であり、妹であり、幼なじみであり……。


「女神回収プログラム」は、本当に断片的にしか見えなくて(凹)。


この後、次に書けたのは、『過去編』。

……『過去編』?

ええ、過去生の話でした。

ってことで、忒畝トクセたちの時代は『現世編』となったわけです。


あれ、

「姫と護衛の恋愛はおいしいの?」

で設定始めたはずの話が、なんだか変な方向に……。


って、恭良ユキヅキ沙稀イサキの設定、あのキャラの変な主張のお蔭でおかしなことになっているんですけど?

ちょっと、兄貴、出て来いや!


……てな状況になっているし、なんだか、もう(凹)。

ああ、年齢設定はキャラ設定のときに既にしているので、いじっていません。初期設定のまま。



本来のこの話のゴールは、

恭良ユキヅキ沙稀イサキの結婚」

だったので、

色々あってもそこだけは曲げないようにして執筆。


でも、そこをゴールとすると、未解決事項が満載だから、

『第一部』として一度区切りをつける。

という解決策。


酷い話が、過去編書いているときに、第二部が出てきたり、第二部書いていると第三部のシーンが降りてきたり、第三部書いていると過去編のシーンがきたり……っていう地獄サイクルだったんです。この長編。もう嫌。

第二部書いていると第一部の中盤のシーンが出てきたりね。

もう、順番組み立てるのも大変。


まぁ、一度、第三部まで完結させたので、ずい分楽になりました。はい。




教訓。

キャラを設定してから書くのは、五人前後くらいまでにしておこう。


できる限り、最小限の登場人物だけ作ろう。

あとは、必要になったら登場させよう。

名前は、必要になったら考えればいいし、教えてもらえばいいし。

町の名前や道具の名前とかも然り。



ええ、いい教訓になりました。

もうしない。


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