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祝100話……イリアは振り返る

100話だったので、イリアに振り返ってもらいました。

閑話です!

次から本編です、すみません!!

マッチョ不快でしたら、申し訳ございません。

わたくし、イリア・ノーランド。北の侯爵令嬢です。

前世日本人地味OLの記憶を持つ美少女ですわ。

十六歳になりました。

ええ、十六歳になってしまいました、わ。

十六歳……それは、女の子の結婚適齢期の始まり。

わたくしにとっては、憂鬱の始まり(前からだけど、ね!もっと悪化したからね!)なのです。

別に、男の人が嫌いとかじゃ無いの。

結婚だって……いつかは、と思うけど。

でも、このマッチョ至上主義の国ではわたくしのタイプの人が居ないんですもの。

そう、わたくしのタイプは非マッチョ!

ガリガリ痩せているんではなくて!

ムキムキマッチョでは勿論なくて!!

でも細マッチョでもなくて!!!

小さな力瘤、大丈夫。腹筋うっすら割れてるの大丈夫。胸筋……胸筋って何かしら(現実逃避)?

80センチの太股?……何それ、実はウエストですか?


この世界に非マッチョは存在しないっ!

神はわたくしを見捨てたんだわっー!!



なんて、ね。

神はわたくしを見捨てたりはしなかった。

非マッチョが居たのです。

ええ、わたくしのお兄さま、なんですけどね。


お兄さまは二十七歳。

非マッチョで美形!!

若いのに騎士団団長をやってます。

わたくしには優しいけど、騎士達には鬼教官って呼ばれているみたい。

わたくしとお兄さまはラブラブのブラコン、シスコンなんですのよっ!

――はっ!!!

違いましたわ……わたくし、お兄さまに嫌われてるんですの。

先日、シスコンじゃない宣言されたんでした。

それ以来、悲しくて怖くて……お兄さまを避けているんです。

避け過ぎて、もう自分でもどうして良いか分かりません。

……はあ。


そんなマッチョ嫌いのわたくしイリアですが、求婚されています。

その内の一人。

南の侯爵家の次男で正騎士で親衛隊所属で王子の護衛をしている男、二十歳。イケメン。

勿論マッチョで縦もデカけりゃ横もデカイ(太ってはないよ)。おまけに態度もデカイ!

そんなわたくし達は、侯爵家繋がりで幼い頃から会うことも多々あり、よく口ゲンカをしてきました。

なので、まさか求婚されるとは思ってなかったのです。


それから、この山の上の国(わたくし命名マッチョの国)の王子さま。

まさに童話の中から抜け出たような正統派王子、二十二歳。

こちらもまたマッチョ、ですがイケメン。

先日、求婚されましたが、わたくしより先に両親の許可を求めた曲者ですわ。

彼のせいでシスコンじゃない宣言を出された事をわたくしは忘れませんわ。


もう一人。この子は三人の中じゃお気に入り。

この子って言っているけど、わたくしより一個上の十七歳。

王子の従兄弟で東の公爵令息で、今は王子の従者(側近)をしてるけど、将来は神官長です。

笑顔が可愛い美少年!でも、マッチョなのです。

初めて出会った時はまだ普通の男の子だったのにぃ!

わたくしが見習い騎士になるのを止めていたら、彼もマッチョにはならずに済んだのかと思うと、悔しくて悔しくて……求婚されたから、尚更に、悔しいっ!!


求婚された訳じゃないけど、ついでに。

宰相の息子で将来はその跡を継ぐ予定の西の侯爵令息で意地悪な美形、マッチョ。

お兄さまを悪友と言い張るイヤな奴は、お兄さまと同じ二十七歳。

女好きだけど、未だに結婚はしてない。理想が高過ぎるみたい。

でも、結婚したいから、恋に落ちたいんですって。


わたくしもお兄さまも見習わなきゃ、ダメよね。

マッチョ嫌いのわたくしイリアですが、今の悩みは、そのマッチョ達に求婚されている事なのですわ。





わたくしを見捨てなかった神さま!

お願いですっ!!

お兄さまと、仲直りさせてくださいっ!!!

求婚の良い解決方法を教えてくださいっ!!!!




……わたくしも、恋に落ちてみたいものだわ。





読んでくださり何時もありがとうございます!

皆さんのお陰で、一話一話短いながらも100話まで来ることが出来ました!

本当にありがとうございます♪


三日坊主にならないよう更新頑張ります!

もし、よろしければ感想など頂けると励みになります。

今後ともよろしくお願いします!!

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