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ギルドへ(ファンクラブ会場の間違い?)

話がナメクジに……

次の日。


俺はスケルトンとグラジャを伴って、ギルドに向かった。


……スケルトンが腕を引いている小汚い服の少年はどうしたらいいのか。



悩んでも仕方がないので、ほっとく事にした。


そして、俺達が来たのは、………ギルド?……だよな?


ハッピ着たオタク達の姿が見える。ハッピの背にはどこかで見た受付嬢の顔がプリントされている。


中にはいると、


《受付嬢握手会会場》


と書かれ、見たことがある受付嬢が握手をしていた。


その一種異様な空間を外れて、普通に受付をしているカウンターに俺は見なかったことにして向かった。


メガネをかけた口元にホクロのある受付嬢にごあんな~い。


「カードの更新をお願いします」


じ~~~(握手会を見てます)


「あの~、カードの更新を……」


「あの人は、商会の若旦那!なんであんな人まで」


今にもハンカチを噛みそうだな。


スケルトン用意しない!(味は塩味)


「あっ!すいません。カードの更新ですね。こちらにカードを入れて水晶に手を触れて下さい」



目だけは離さないのね。この受付嬢。


言われた通り水晶に手を触れれば、カードが記載されている。



≡≡≡≡≡


名前:ダルク・クライヤー


探索者レベル:3に近い。


称号:ハゲ頭量産者(死ね!)


使い魔:骨?(パパ)と駄犬


≡≡≡≡≡


3に近いってどういう意味だ!


「探索者になってそんなに経ってないのにもう3に上がりますか?3になると、国から危険度のために入り口に一部隊逗留させている迷宮にも入れるようになりますよ」


あんたは見もしないで何でそこまで解るんだ?


とりあえず、スケルトンがハッピ着た野郎どもの所に並んでいるのは無視する。


後でしばくがな!


「国で制限している迷宮はどんなのがあるんだ?」


「この国ならば、『石移りの迷宮』国の騎士達を鍛えるために定期的に探索させている所よ。それとエルフ達が住む森の奥に迷宮化した所があるわ」


話を聞いている間にハッピを引っ掛けたスケルトンが爽やかな顔で戻ってきた。


《ザクッ!》


脳天にダガーを刺しておく。


少年が倒れたスケルトンを揺すっている。


いつまでいるんだこの子?


『私とあなたの子よ!』


復活したそうそう体中に剣を刺されなくてもよくね?スケルトン。


少年が俺を見てビビってます。


視線の意味に気づいたのか、


「お願いします!僕を迷宮に連れてって下さい!荷物持ちでも太鼓持ちでも何でもしますから!」


太鼓持ちは要らんて。もみ手するなや。無邪気な子供の幻想がガラガラと崩れて行く。


『うちの子をお願いします』


スケルトンにダガーを5本程刺しておく。


ハッピ着た人たちの視線が痛くなってきたので、骨を回収して外にでる。


宿へ直行!スケルトン、グラジャを加え少年の話を聞く。


『それはある晴れた日の事じゃった。……』


スケルトンを砕いて味噌と一緒に漬ける。グラジャ!味噌漬けができるまで、待て!


「話してもいいですか?」


話せ。「ああ、話せ」


「昔々、ある所に……」


「味噌樽を一つ追加しよう!」


「じっ、冗談です。ここはのっからないとと思って……」


なぜそう思う?スケルトンの影響か?


「迷宮探索者になりたいんです!親達もそうだったので……」


親が探索者。その後を追いたいのかな?


「それで、親は?」


「イチャイチャしながら、迷宮巡りです」


………え?


「子供の事をほったらかしで潜ってます」


「なら、なんでそんなボロの服を着てんだ?普通の服くらい着れるだろ?」


「………」


『聞いてやんなよ』


いつの間にか、復活したスケルトンが肩をたたく。


「………まあ、いい。連れて行ってやる。で?何処の迷宮だ?」


少年がキョトンとした顔で見ている。汚れているが、きれいな顔立ちをしている。


スケルトンがボケッとした顔で見ている。………ただのガイコツだ。


グラジャが………って、いつまでさせる気だ!


「ホントにいいんですか?」


『オカマに二言はないわよ!』


窓から放り投げました。部屋には入れるな。


「何の目的かは知らんがお前を追い出すにはその方が早そうだからな」


『ツンデレだな主』


窓から外へ追加!


「それで、どこだ?」


「……初級(裏)迷宮です」


…………裏ってなんですか?

スケルトンとグラジャは一晩外でした。

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