寮
寮に向かっていると大我が話しかけてきた。
「せつなー、お前も寮なのか?」
「大我もですか?」
「おう!俺、寮生活ってあこがれてたんだー」
「よかったですね。華凛は寮ですか?」
「残念、私は家が近いからね。もう帰るわ」
「そうですか。また明日お会いしましょう」
「また明日なー」
「ええ、また明日会いましょうね」
ここで華凛とは別れた。
「じゃあ、寮に向かいますか」
「そうだな」
しばらく歩いていると寮が見えてきた。
「おお!あれが寮か・・・でかくね!」
「確かに大きいですね」
そこには、立派な建物がそびえたっていた。
「何階くらいあるんだ?」
「そうですね…7階ですかね」
「7階...すげぇな」
「とりあえず中に入りましょうか..」
「そうだな..」
中に入ると、豪華とまではいかなくてもやや新しめな内装が広がっていた。
「おぉ~、中もすげぇな..」
「とりあえず、食堂ホールで説明があるらしいので行きますか」
「そうだな..」
大我は終始唖然としているようだ。『そうだな..』としか言ってないです。大丈夫でしょうか?
食堂ホールに集まり、座ると寮長からの説明が始まった。
「俺は男子寮長をしている三年、桜田剛だ。」
「私は女子寮長をしている三年、シェニファー・ナイトベルンよ。」
女の人のほうは、留学生の方のようですね。
「これより寮の説明に入る。まず、ここ1階が玄関と食堂ホール、2~4階が男子寮、5~7階が女子寮になる」
「男子が女子の部屋に行くのも、女子が男子の部屋に行くのも原則禁止よ。もし破った場合は厳しい罰則があるわ。見つからなければいいとか甘い考えはしないように、厳しい監視体制が各階に備わっているわ」
「食事は午前6時~午後8時までならいつでも大丈夫だ」
「お風呂は夜中でない限りはいつでもいいわ」
「一応の説明は終わりだ、わからないことがあればその都度聞け。後ろの掲示板に部屋割りが掲示してある間違えずに部屋に行けよ」
「解散!」
説明が終わり大我と部屋割りを確認しに向かった。
「刹那、何号室だった?俺は315号室だった」
「私は312号室でした。近いですね」
「よかったな、知り合いがいると安心できる」
「大我なら誰とでも友達になれるでしょう」
「そうか?それじゃ行くとするか」
荷物を持ち、部屋に向かった。
部屋の前で大我と別れ中へと入った。
中には、相部屋の男性がすでに到着していた。
「おや、相部屋の方ですか。私は神薙刹那です。よろしくお願いします」
「うん、僕は橘優よろしくね!僕Eクラスなんだ」
「Eクラス...サポート科ですか」
この学園は、A~Cクラスは戦闘科、D~Fクラスはサポート科になっている。
「僕の異能は『テレパス』。相手の心を読んだり、遠くの相手と通信ができるんだ」
「すごい異能ですね。私異能は『身体強化Ⅱ』です」
「ということは、戦闘科ですか…」
「ええ、Bクラスです」
グウゥゥ~~
「はは…おなかすいちゃった。一緒にご飯食べに行かない?」
「いいですよ」
二人で部屋を出ると、
「おーい、刹那も飯か?」
大我が声をかけてきた。隣には眼鏡をかけた男性が
「おや、隣の方は?」
「ああ、こいつは...」
「僕は財前徹です。よろしく」
「あ!徹君だ」
「優ではないですか」
「お知合いですか?」
「うん、同じクラスなんだ」
「はい、私の異能は『超演算』です」
「ほう、とても便利そうな異能ですね」
「便利なのはいいんですが、使いすぎると頭が痛くなるのが難点でして」
どの異能にも欠点はあるということですね..
徹と話していると、隣では..
「あ!僕は橘優よろしくね!」
「おう!俺は小暮大我だよろしくな!」
仲良くなっていた..二人ともフレンドリーな人達ですからね
「とりあえず話はここまでにして食堂に向かいましょう」
みんなで食堂へ向かった
ーー食堂ーー
食べ終わり、食堂で明日のことについて話し合っていた。
「明日の予定ってなんだっけ?」
「学園の案内の後に授業だったはずです」
「えー、授業あんのか」
「大我君は勉強苦手そうだよねー」
「そうだな、大我は馬鹿そうだな」
「お・ま・え・らー!」
皆さんにぎやかですね
「授業といっても、午後は実技だった気がします」
「おお!実技だったら大歓迎だ!」
「明日も早いですし、今日はもう解散にしますか」
「うん、そうだね」
「じゃあ、また明日」
「はい、おやすみなさい」
「おやすみ~」
明日に備えみんな早くに寝た。




