第79話「燃料切れ!豊肥線後方車両指斬撃事件勃発!」
14:30 JST
ロジャリ、「デニスさん、ヨシキさんを呼んでタカとノラがテッサイ先生を連れて帰るのを手伝ってもらって。後で激しい戦闘があった場合に備えて」ロジャリがピチク-マブル経由の衛星電話で言った。
タッ…タッ…タッ…アキオはジンサイの家へ走って戻りロジャリの会話を遮り、「すみません先生、ピチクが燃料切れ、ミコをさっきから探しても見つからない」
「ピチクとマブルはウンチ燃料なしでは飛べない」
ポロップ!マオゼウはスズカの胸元から出て来て、「さっき彼女がタカさんのカバンの中に忍び込むの見た」
アキオ、「クソネズミ、どうして止めなかったんだ?」
「良い友達は友達の秘密を守らなきゃ…ムヘヘ」ポロップ!またスズカの服の中に隠れた。
ロジャリ、「すみませんデニスさん、どうやら僕達は燃料トラブル、君達はノラとタカが乗った列車を追ってみてくれ」
「わかった…僕は車でしか行けない、1000km運転して腰が再発しなきゃいいがハハハ」デニスは冗談を言いながら言った。
14:30 JST - 同じ時刻別の場所、豊肥線1号車。
ガタン…ゴトン…ガタン…ゴトン…キハ200がゆっくり揺れた。
グウウ…ノラの腹が鳴り、「僕はおにぎり持って来た、ちょっと…僕も腹減り始めた」タカさんが備えの簡単なカバンを開けながら言った。
タカは備えカバンのファスナーを開けた。中はサーモンおにぎり2つとお茶1本だけ。ミコはまだゴム…ゴム…と噛み、頬にはまだ米が付いてる。
「コンニチワ…」備えのタカが持って来たおにぎりを食べてるのが見つかったミコ。
「ミコちゃん!どうしてここにいるの?」タカは少し驚いた。
「ごめん黙って忍び込んだ、君達が心配で。でも一緒に行っていいか聞く勇気がなくて、結局君の備えカバンの中に入った」ゴム…ゴム…おにぎりを噛みながら。「あれ逆に腹が減っちゃって、ごめん君のおにぎり1つ食べちゃったタカさん」
「いいよ、気にしないミコちゃん」タカは残りのいくつかを取り彼等はその昼一緒に食べた。
ミコ、「ノラさん、ごめん君のプライベートな事に口出しするつもりじゃない。友達が困ってる時に黙ってられないだけ」
ノラ、「いいよミコちゃん、逆に僕のプライベートな事だけに友達を巻き込んで申し訳ない」
タカ、「……」彼はしばらく黙り、「ミコ、ノラ…これは僕の最悪の計画だ」窓の外。田んぼは終わり、まばらな住宅に変わり、そして崖に変わった。
ノラ、「タカさん…もし先生が本当に一番後ろの車両にいるなら…どうして今すぐそこへ行かないの?」
タカはすぐ答えなかった。彼はジャケットのポケットから折り畳まれた豊肥線の地図を出した。紙の地図はもうクシャクシャ。
タカ、「デニスさんはテッサイ先生は一番後ろの車両にいると言った、ロジャリ先生もテッサイ先生は今不安定だと言った。もし後で戦闘が起きたら、混雑した路線で騒ぐな」
彼は指で地図を指した。黒い線。
タカ、「見ろ。14:50肥後大津 - まだ家が多い。15:18瀬田 - まだ店がある。15:32立野 - あれはスイッチバック駅、列車の写真を待つ人で賑わってる。もしそこで戦えば、ガシャッ!1車両が壊れ、明日熊本のニュース入りだ」
彼は地図上の点を指し、空っぽ、駅名がない。
タカ、「可能性は16:00 JST頃赤水の草原付近。KM38。家がない。ただ草原サワ…サワ…と後ろに阿蘇モク…モク…だけ。もしそこで戦えば、誰も見ない」
「ミコ、君に車両の連結部で見張ってすぐ切り離すように頼みたい。犠牲者がもっと出ないように」
「ノラちゃんには、そこに着くまで何も行動しないで堪えて欲しい。人口の多い路線で戦闘が起きて欲しくない」
ミコはおにぎりを飲み込み、ゴクンッ。
14:47 JST - 白川渓谷へ入る
グウウウ…ウォオオオ…最初のトンネル。
車両は暗くなりパッ…パッ…黄色いライトが点滅。トンネルを出ると、景色はすぐ変わり — 急な崖、下に白川がザワ…ザワ…と激しく流れる。
タカは腕時計をチラッと見た。ボロいカシオ。
タカ、「14:47。あと45分で立野。ミコ、計画覚えてる?」
ミコは頷き、まだ最後のおにぎりを頬張ってた。
ミコ、「私は2号車と3号車の連結部を見張る。もしタカさんが合図今!って言ったらすぐガチャッ!と切る。氷はもう用意できてる」
タカ、「立野ではするな。立野を過ぎるのを待て。森が終わるのを待て。僕は地図で見た、最も静かな路線は…」
ノラはおにぎりを持ってるけど食べなかった。
ノラ、「じゃあ…あと1時間待つの?黙って?」
15:10 JST - 瀬田へ向かう
ガタン…ゴトン…列車は登りでだんだん遅くなった。
左から太陽が入りキラ…キラ…眩しい。エアコンは寒い。
ミコはもう満腹、眠くフワア…座席で体を丸め、タカのカバンを枕にした。
ポフッ!ミコはもう寝た、スウウ…スウウ…と小さいいびき。頬にはまだ米。
窓の外、森はだんだん濃くなりザワ…ザワ…風がドアの隙間から入った。
ノラはゆっくり、「タカさん…もし後で先生が帰りたくないって言ったら…」
タカ、「……」タカは黙って何も言わなかった。
ノラ、「でももしそうなら?」
タカは長い間黙り、ガタン…ゴトン…レールの音がメトロノームになった。
タカ、「……」
時計は15:25 JSTを示した。まだ7分で立野。森はだんだん暗くなった。
15:32 JST - 立野到着 - スイッチバック
キイイイ…ガシャッ!ブレーキの音が高く響いた。
アナウンス、「立野…立野…スイッチバックのため、10分ほど停車します…」
列車は止まりシイイイン…エンジン停止。静か。
外では、何人かが降りてスイッチバックの写真パシャッ!パシャッ!
1号車の中、タカ、ノラ、フワア…と起きたばかりのミコはすぐ緊張。
タカは囁き、「出るな。後ろを見るな。運転士に運転室を移らせろ」
ガタン…運転士は1号車の通路を通りカバンを持ちトタ…トタ…と後ろへ歩き反対側の先頭運転室へ移るために。彼等の前を通った。
ミコはうつむき、座席の後ろに隠れた。
ゴオオ…列車は後退ガタン…ゴトン…とゆっくり尻線300mへ入った。窓の外、立野の草原サワア…が見えた。
ノラは囁き、「これが…タカさんが言った行き止まり路線?」
タカ、「そう。10分。堪えて」
シイイイン…行き止まりの端でまた停止。ガタンッ!分岐器が移りガチャッ!
ゴオオ…また前進、行き止まりから出て、赤水への本線へ入った。急な登りが始まりグオオオオ…とエンジンが唸った。
15:42 JST - 立野発 - 立野-赤水間の静かな森へ
立野を離れるとすぐ、家はすぐ消えた。もうない。
左右はただ濃い森、崖、そしてグオオオ…とディーゼルエンジンが33‰を登る音。速度は30km/hまで落ちガタン…ゴトン…とすごく遅い。
1号車の他の乗客は皆立野で降りた。今1号車は彼等三人だけ残った。
シイイイン…完全に静か。ただエンジンの音と森の蝉ミイイイン…ミイイイン…
ノラ、「静か…」
タカは時計を見た:15:47。「あと5分で赤水。赤水を過ぎたら草原。ミコ、準備して」
ミコはさっきまで寝てたのに、今目はキラッ…と完全に覚めた。
ミコ、「タカさん、合図は何?」
タカ、「僕が叫ぶ今!君はすぐ切る。迷うな」
ミコは頷き、スルッ…と1号車と2号車の連結部のドアの方向へ這った。彼女は2号車へ覗き2号車は空。2号車の後ろの3号車はドアのガラスから見え、静か、ただ後ろの隅に1つのシルエットが座ってる。背中が広く、髪は結ばれてる。
ノラはすごくゆっくり囁き、…先生…
そのシルエットはテッサイ先生。座りジイイ…と窓に向かい、動かない。
タカはノラを掴み、「堪えて。今じゃない。草原を待て」
時計15:52 JST。アナウンス、「次は…赤水…赤水…」
キイイ…赤水、小さい木の駅、誰も乗降しない。ガタンッ!ドアは10秒だけ開閉。
15:53 JST - 赤水発 - 赤水草原
ゴオオッ!赤水を離れるとすぐ、森はすぐ開けバサアアッ…!
ビュウウウウ…草原の風がドアの隙間から入った。
窓の外、今まで濃かった木が、今は広いサワ…サワ…サワ…と腰までのススキの広がりに、風で全部揺れてる。遠い後ろ、阿蘇山モク…モク…と白く噴煙、すごく大きい。
速度は上がりグオオオ…と70km/h、レールは真っ直ぐ。
タカは立ち、「今。ノラ、君はここ。ミコ、2-3の連結へ」
ミコはスルッ…とゆっくり2号車へ走り、そして3号車のドアへ。彼女は連結部に張り付いた。
3号車で、テッサイ先生はまだ隅に座りジイイ…目の前、さっき赤水で乗った迷惑な観光客がタバコをプカッ…と吸ってる…
タカは2号車のドアから囁き、ミコに聞こえるくらい大きく、「もし戦闘が起きたら…車両を切り離せ」
時計は15:58 JSTを示した。外は広い草原サワ…サワ…家は一軒もない。
ガタン…ゴトン…ガタン…ゴトン…70km/hで一の川へ向かう。
ミコは連結で、足で鉄の連結器を掴み、ギリ…ギリ…ボルは連結を氷の冷たさで破壊するためにウンチアイスを撃つ準備。
テッサイは座りから立ち、「お客様、この車両ではタバコは吸えません」と禁煙表示を指しながら。
「English please! Don't touch me」観光客はそう言いながらテッサイの顔へタバコの煙を吐いた。
スラッシュ!「アアアアアアアアッ!」後ろのテッサイがいる車両からの叫び声。
パサッ…!タバコと観光客の小指の先が切れ落ちパタッ…
ミコ、「何の叫び声?」
タッタッタッ!観光客は2号車へ逃げバンッ!
あとがき
PVがこの2日間下がってます、ぷるぷるで辛いです…何も言えねぇwww
また明日会いましょう、うんちラバーの皆さん。
trowysan




