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ヤモリの排泄哲学 Yamori no Haisetsu Tetsugaku   作者: trowysan
第11章「00:52JST旭川垂直着陸 - 黒い向日葵Cs/Sr吸着&スピルリナ1986 DNA修復 H+1 20%からH+7 100%!米は飯に、飯は寿司に - 12:20水上ただいま温泉と次は島根?」
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第69話 「ラスト清流四万十 - ジンサイはもう侍じゃない&テッサイを変えた新宿の男」

10:55 JST - 天草離脱


下の有明海は汚れた金茶色、ヒロとヒナはまだロジャリとチームに別れの手を振っているのが見えた。ピティックのキャビンで、アキオのコックピットで少し開いたままの窓から、潮の匂いと漁船の軽油の匂いが入って来た。


スウウ…ブウウン…


ノラは窓に座り、尻尾はそわそわ、紫の瞳は海を反射した。


ユラ…ユラ…


11:10 JST - 豊後水道上空


秋の風が強く、ピティックは揺れたガタン…ガタンッ!ヨシキ達の放射線対策の薬を探していた時にウラルを通過した時のような。10月末の空の青は青白く、夏の青じゃなく、薄く長い雲は引っ張られた綿のよう。キャビンの温度は18°Cから12°Cへ下がり、ピティックのガラスは端が曇り始めた。


シイイイン…モク…モク…


ミコは呟いた「空気が私を冬眠させたい…」


11:25 JST - 四国突入


下はもう海じゃなく、四国山の赤黄色の景色、10月末の紅葉がピーク。杉と楓が混ざり、300mの距離からは炎で作られた絨毯のように見えた。


フワアア…


四万十川は上から青黒い透明なリボンのように見え、他の茶色い川の色と違い、本当にラスト清流、底の石が空から見えた。川の脇にはホシ棚のための竹の山があるがまだ空、12月の収穫までまだ数ヶ月あるため青のりが干されてない。


キラ…キラ…


11:45 JST - ピティックホバー


ピティックはVTOLモードで着陸。


ゴオオオ…ブウォオッシュッ!!緑のウンチ燃料の噴射がダムを薙いだ。赤黄色の紅葉の葉がレッドフォレストの時の景色のように舞ったが、今回は楓の葉。


バサッ…バサッ…ヒラッ…ヒラッ…


湿った土と秋の終わりの腐った葉の匂いが上がった。


モクモク…


11:50 JST - ピティックタッチダウン


クレセク…クレセク…ピティックの車輪が昨晩の雨で滑る苔むしたコンクリートにくっついた。キャビンは全体曇った。ドアが開く、四万十の風14°Cが刺す、寒い、川のコケの匂いと遠くの民家の薪の匂い。


パシュッ!ヒュウウウ…スウウ…


ミコとチームを迎える者はいない。ただ朽ちた木の看板手書き[スジアオノリ準備中 - 立入禁止 10月-11月]だけ。


ロジャリ、「ヒロによると、このダムからジンサイ先生の家まで歩いて15分ぐらいだ」


彼らは収穫終わった田んぼの畦道を歩いた、茶色い乾いた藁、土はぬかるみ、スズカの靴はコツッ…コツッ…と滑った。


グチャッ!


「キャアアア!」彼女は叫びアキオの手は素早くギュッ!とスズカを掴んだ、まるでラブコメの物語のように。


アキオ、「……」


マオゼウ、「いつまでスズカの手を握り続けるつもりだ?」


アキオ、「チッ!」彼は握った手を離しジンサイ先生の所へ歩き続けた。


タタッ…タタッ…


しばらくして彼らは着いた。


左右に、空の竹の棚がまだ長男29歳のタカによって設置されている。ジンサイは海苔を干してない、数メートル前に白髪だらけの頭の老人が縁側で網を編みながら台所包丁を研いでいるのが見えた、黒い屋根の古民家の縁側で、着物じゃなくヨレヨレのセーター、2人の孫5歳と3歳が泥で木刀で遊んでいる。


シャッ…シャッ…シャリ…シャリ…カチャ…カチャ…


ジンサイは網を編むのを止めた、「ああ、ロジャリさん。久しぶりだな」座っていた所から立ち上がって10メートルの距離を歩いて来るロジャリに近づきながら言った。


タタッ…タタッ…


「ヒメちゃん、ハルちゃん、お婆ちゃんにお客さんにお茶と焼き餅を出すように言ってくれ」孫に呼びながらロジャリと喋るジンサイ、「さあロジャリさんあっちで話そう」四万十川に向いた家の隣の縁側へ誘った。


ロジャリ、「知らせずに訪ねて来てすまない」水上からの少しのお土産を渡しながら、「僕の所からの少しの食べ物だ」


ジンサイ、「僕もロジャリさんに知らせてなくてすまない、ヒロから聞いたのか?」


ロジャリ、「ああ、今の君の住まいを君の息子のヒロから聞いた、彼からも挨拶がある、来月ここへ訪ねに来たいと言ってた」


ジンサイ、「わあ僕もヒナちゃんに会いたくなったな。それで何の風でここへ来たんだロジャリさん?」知りたがり聞いた。


ロジャリ、「またすまない、本当はこの話をしたくなかったが、もう他にどこへ聞けばいいかわからない。これはノラ、テッサイ先生の飼い猫で同時に弟子だ、ノラは長い間テッサイ先生を探している。ジンサイ先生はテッサイ先生の居場所を知ってるか?」


ジンサイ、「……」彼は考え込みながら息を引いた。


スウウ…ハアア…


ジンサイ、「あの出来事の後、僕が与えた傷の治療のために病院で彼と話した。彼は新宿に力を約束する人がいると言った。その後彼は無表情な顔で去った。あの出来事の後僕は罪悪感を感じた」


ノラ、「師匠に何があったの?ジンサイ先生、教えてください」


ジンサイ、「……」ジンサイは黙ってロジャリを見た、ロジャリは全てを話すように頷いて合図した。


「君の師匠は僕との戦いに負け、僕は彼に肉体的な傷と心の中のとても深い傷を残した。君のために彼が去るのを止められなくてすまない、ノラちゃん」四万十川の方へ虚ろな目で見ながらジンサイが言った。


ノラは師匠を失ったと感じて打ちのめされた、彼は四万十川の端へ歩いた。悲しい顔の反射が今日かなり激しい流れザアア…ザアア…ザアッ…に映り、彼の気分のように顔の反射が波打った。


ユラ…ユラ…


ポトリ…ポツン…ノラの涙の滴が四万十川の水と一つになった。


ナナは師匠に近づこうとした、「ナナちゃん、師匠をしばらく一人にしておきなさい」ミコが止めた。


ジンサイ、「タカ、天草・有明不知火を持って来てくれ」タカは家伝の刀を父に取って来た。


カチャッ!


ジンサイ、「……」彼はため息をつきながら黙った。


フウウ…


ジンサイ、「侍は刀を通してしか通じ合えない、刀がぶつかり合った時そこで相手の気持ちがわかる」悲しむノラの方へ歩きながら言った。


タタッ…タタッ…


ジンサイは鞘から刀を抜いた。


ビュオッ!強風がノラへ向かった、気づいたノラはすぐに避けた。風の斬撃は四万十川の水に当たったザバアッ!水しぶきが上がり続けてパラッ…パラッ…と小さな霧雨のように落ちた。


シャアアア!


「ノラちゃん、僕と戦おう」ジンサイ先生が言った。泣いているノラの目は四万十川の水で作られた霧雨で覆われた。


シト…シト…


フワアア…キラアアアンッ!ノラの紫の瞳は褪せて赤く明るく燃えた。

あとがき


最近ブックマーク、評価、感想くれた2名の方、本当にありがとう!毎日幸運が続くように、うんち仙人の僕が全力で祈っておきますwwww


まだの方も、ぜひポチっとお願いします!僕のガチで効くうんち仙人の幸運祈願がもらえますよ。


そして、読んでくれた全ての方に感謝です。ブックマーク、評価、感想なくても、読んでくれるだけで嬉しいです。


あ、それとKDPとpixivの方ちょっと遅れてます。やっぱり絵ってそんなに早くできないんですねwwwたぶん10月末か11月中旬に、キャラ絵とメインの12枚(カラー表紙2枚+各章扉絵8枚+水着&着物カラー版2枚)が全部完成する予定です。その時はぜひ買ってください…!


電子書籍は300円、紙の本は1300円くらいで出す予定です。

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