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ヤモリの排泄哲学 Yamori no Haisetsu Tetsugaku   作者: trowysan
第9章「隔離0.3mSvと100円玉刮痧、離陸18:05!凍結湖鏡90kmとジャガイモ女172cm Gカップ、アナスタシアのダーチャとバブーシュカ・リダのピロシキ500個 - 酔っ払いゴブニクと月が綺麗ですね」
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第55話 「ペカルニャ・オケアンスキー20!バブーシュカ・リダのピロシキ500p、赤いマフラー&酔っ払いゴプニク3人 - ラムネビーム200m!」

ナスチャ、「下のペカルニャ(пекарня)に行こう、オケアンスキー20の所、ピロシキは夜11時までまだ温かいよ、私が小さい時からの行きつけ」


アーミーグリーンのUAZハンターはヘビースモーカーの老人のようにゴホゴホ咳をしながらゆっくり走った。濃い煙の塊がマフラーから出た。


マオゼウの頭はナスチャのGカップの柔らかい動きに合わせて右へ左へ揺れた、ソ連時代の軍用トラックの跡の砂利の滑りやすい道はまだ感じられた。


道の左右のジャガイモの袋の景色が田舎風の飾りになった。カラスを追い払う空き缶の音が丘を下る彼らの旅に付き添う歌になった。


3分経って古いUAZはやっとデコボコ道から解放されて土だらけのタイヤがアスファルトに触れた。オケアンスキー大通り『Хлебный дворик』。


ヒュウウウッ…ナスチャのダーチャへ向かう暗くて泥で滑りやすい道とは対照的だった。バスや車がウラジオストクの大通りでもっと速く走り、街灯と商店の明かりがオケアンスキー大通りに綺麗な色を与えた。


歩道ではバブーシュカが買い物袋を持ち、学生達が一緒に歩きながらお喋りしていた。


ナスチャのダーチャから約800m離れた下の曲がり角にピカピカ光る白いネオンの看板があった『ПЕКАРНЯ №1 "У ЛИДЫ"』『ベーカリーNo.1 リダの店』


キイイイッ!UAZのタイヤが軋んでそのベーカリーの前でぴったり止まった。


「着いた、バブーシュカ(бабушка)リダおばあちゃんまだ開いてる」店の中からおばあちゃんが曇った店のガラスを拭いているのが見えた。


リディヤ・ペトロヴナ・ソコロワ(Лидия Петровна Соколова) - 68歳。ナスチャが小さい時からの行きつけのピロシキ職人。


ナスチャと他の皆はUAZハンターから降りた。彼らはリダおばあちゃんの店へ歩いて行った。


「私が小さい時、リダおばあちゃんは私のダーチャに駐車している韓国のバスの近くのバス停の近くで屋台で売ってたの」


「でも今はここに引っ越したの、息子さんが寒くないようにキオスクを買ってあげたの」


温かい40ワットの黄色い明かりが温かい印象を加えた。


ベーカリーの中は外から見るとオーブンから出たばかりのモクモク湯気の黄金の茶色のピロシキでいっぱいの木の棚が見えた。


入口には紙が入口のガラスの扉に貼ってあり手書きで『ГОРЯЧИЕ ПИРОЖКИ - 10 ШТ = 500р』と書かれていて少し破れていた。


チリンチリンッ!赤いリボンの結び目の付いたドアベルのКолокольчик(コロコリチク)の音がナスチャと他の皆が入った時に鳴った。


リダおばあちゃんは出来たてのピロシキを持ち上げるのに忙しかった。


「Иду! Иду! Минуточку!(イドゥ!イドゥ!ミヌートチク!)来た!来た!ちょっと待って!」


「Настенька, опять ты без тёплой куртки вышла!(ナステンカ、オピャーチ・トゥイ・ベス・ティヨープロイ・クルトキ・ヴィーシュラ!)ナステンカ、また暖かいジャケットなしで出てきたの!」


リダおばあちゃんは粉だらけのエプロンに手を拭きながら喋った。


「Подожди секундочку!(ポドジーディ・セクーンドチク!)ちょっと待って」


リダおばあちゃんは花柄のカーテンのある奥の部屋へ行ってオーブンの匂いのするまだ温かい赤い編み物のウールのマフラーを抱えて戻ってきた。


「На, накинь! Простудишься!(ナ、ナキーニ!プロストゥディーシシャ!)ほら、羽織りなさい!風邪引くよ!」


リダおばあちゃんはそのマフラーをナスチャに掛けた。


ナスチャへのリダおばあちゃんの温かい気遣いが見えてナスチャの目は少し潤んだ。


ナスチャ、「リダおばあちゃん、ピロシキ30個注文する」


リダおばあちゃん、「そんなにお腹空いたの?」ナスチャのお腹を見てそれからゆっくりナスチャの顔を見た。


ナスチャ、「違うよおばあちゃん、これは日本から来たばかりの友達のため」


リダおばあちゃんは左右を見て店のガラス越しに外を覗いた。


リダおばあちゃん、「一人じゃないの?」


リダおばあちゃんは下を見た、暖かいジャケットを着た猫がいてその上にツバメとヤモリもジャケットを着ていた。


突然。ポフッ!「私達のためにおばあちゃん」マオゼウはナスチャのGカップの谷間から出てきた。


「なんてこと!」リダおばあちゃんは喋るネズミがいるのを知ってびっくりした。


ナスチャは小さく笑った、「これは日本からの私の友達の一部だよおばあちゃん、ダーチャであと2人待ってる」


リダおばあちゃん、「あなたアメリカまで遠くに勉強しに行ってペットと友達になったの」


「今時の若者は」リダおばあちゃんは首を振りながら言った。


ナスチャは30個のピロシキのために1500р(1500ルーブル約3000円)を出した。


「これおばあちゃんお金」ナスチャは3つの大きなピロシキの袋を抱えながらお金を差し出した。


リダおばあちゃんは断って言った、「いいの、持って行きなさい、あなたはよく無料で大きなジャガイモをくれたじゃない」


「それに私はあなたのことを(Лера)レラの妹のように思っているの」


リダおばあちゃんはそれからナスチャの頬にキスして頭を撫でた。


「道中気を付けてね!」


彼女の本名はリダおばあちゃんの孫、Валерия Лидовна Морозова(ヴァレリヤ・リドヴナ・モロゾワ) - ウラジオストク出身の急上昇中の女性UFCレスラー。リダおばあちゃんが一人で働いても誰も店に邪魔をしない理由だ。


チリンチリンッ!ナスチャと他の皆が店を出て1mのススキのある空き地に面した裏の駐車場へ向かう音。


ナスチャは3つのピロシキの袋を抱えてUAZハンターへ歩いて行きノラが横に付いて行った。


駐車されたナスチャのUAZの近くに泥酔した地元のゴプニク3人がいた。


彼らは店に入った時からずっと一人だったナスチャを見ていた。


彼らは近づいてきた、左は坊主頭、真ん中は巻き毛で右はハゲ頭だった。


坊主ヨージク、「やあ美人!急いでどこへ行くの?」


巻きクドリャシ、「今夜俺達と付き合ってくれよ!ピロシキをくれよ」ウイスキーの瓶を持ちながら。


ハゲ(コリャン)、「君も一緒に…はははは」誘うように笑いながら言った。


「ははははは」それから二人の仲間も大声で笑った。


ナスチャは彼らを無視して3つのピロシキの袋を抱えながらUAZの鍵を開けようとした。


ハゲはナスチャの手を掴もうとしたが逆にピロシキの袋一つが引っ張られて破れ、中身が落ちて散らばった。


ナスチャは悔しくて顔が赤くなり目が潤んだ、「店に戻ってもう一袋買ってくる」


彼女は残りの2つの袋をUAZハンターのボンネットの上に置いた。


ポフッ!マオゼウはナスチャのGカップの谷間からひょっこり出た、「ナッチャン必要ないよ」


マオゼウは跳んで降りて落ちたピロシキを食べた。ミコ、ノラ、エンプリートも汚れたピロシキを食べた。


ナスチャ、「皆、もういいよ…それはもう汚れてる」


マオゼウ、「構わない、まだ美味い」平坦な声で。


ミコ、「ヤムヤムヤム、そうこれはとても美味しい」ミコは速く食べて7個食べた。


ノラ、「そう、これはめちゃ美味い」紫色だった目が赤くなった。


エンプリート、「そう、俺おかわりしたいくらいだ」何の効果かハゲだったエンプリートの毛が元の通りにすぐ生えて戻った。彼はジャケットを脱いだ。


ポタッ…マオゼウの頭がナスチャの涙の滴で濡れた。


ポロリッ…どんどん激しくナスチャの涙がまだ毛が生えていないマオゼウの肌を濡らした。


ナスチャ、「リダおばあちゃんは心を込めてピロシキを作ったのに…お前ら皆クソ野郎…」


ハゲ、「おいアマ!何言ってんだ?」手をナスチャを叩こうとした。


タッタッタッ!マオゼウは素早くナスチャの服を登ってハゲの方へ跳んで…クラッシュッ!マオゼウはハゲの顔を引っ掻いて瞼を傷付け3本の爪痕を残した。


ハゲ、「アアアアア…目だ」彼は片手で擦って手のひらが血まみれなのを見た。


ハゲ、「クドリャシ、ボーっとするな」叫んだ。


ウイスキーの瓶を持ったクドリャシはUAZハンターのボンネットの上にいるマオゼウへ殴り掛かった。


パシュッ!エンプリートはスナイパーの弾丸のように速く飛んだ。


シイイイン…0.3マイクロ秒の亀裂がクドリャシのウイスキーの瓶がマオゼウを叩こうとした時に割れた、バチイイイン!ガシャアアアン!


残りのウイスキーが地面にこぼれた、ジャバアッ!


クドリャシは唖然として自分の手とマオゼウを見た。


ヨージクはすぐ裏の駐車場に落ちていた鉄パイプの棒を取った。


ブオオン!ヨージクはそのパイプをナスチャへ向けて振り回した。


ノラは旋風のように速く跳んでそれを防いだ、キイイイン!


「0.5ポンドスタイル」


「折り紙斬り」


ノラの刀は稲妻のように速い。


スパッ!ビリビリッ!ヨージクのジャケットとズボンがボロ雑巾のように破れた。


ヒラヒラッ…服の切れ端が風に吹かれた葉のように舞い落ちた。


ヨージクはクマの絵のボクサーパンツだけになった。


ブルブルッ…彼はウラジオストクの冬の風の効果で震えた。


クドリャシとヨージクは恐怖でハゲのコリャンの方へ走った。


「ヤバいボス」二人はコリャンに言った。


コリャンはまだ血まみれの瞼を閉じて痛がっていた。


ミコ、「ああ…お腹いっぱい」彼は食べ終わった。


ゴクゴクゴクッ…


プハアッ!ミコはリュックの中にあるミニラムネを飲んだ。


ミコは方向を変え、尻を3人の酔っ払いの方へ向けた。


「ラムネ…ビーム…」


パシュドオオオン!圧縮された空気がミコの尻から出て彼ら3人へ向けて発射された。


ヒュウウウウッ!3人の酔っ払いは1mの鬱蒼としたススキが沢山ある空き地へ吹っ飛び200m遠くへ飛ばされた、ザサアアアッ!ドサッ!ガサガサガサッ!

あとがき 第55話


第55話、投稿しました!


今回のマオゼウ、どうでしたか?かっこよかったですか?


スキルはひっかくことしかできないけど、女の子が泣いてるのを見て、一番最初に飛び降りたのはマオゼウでした。書いてる僕も、あの「ぽとり...」のシーンでちょっと泣いちゃいました。マジで。


それにしても今日は土曜の夜なのに...めっちゃ寂しいですねw 外はみんなデートしてるのに、僕は部屋でコリャンとクドリャーシュとヨージクの喧嘩シーンを書いてました。いつかナスチャみたいなロシアの彼女ができたらいいな。じゃがいものピロシキを作ってくれて、ロシア語で怒ってくれる子。アーミン。


では、今日はこの辺で。


また明日、第56話でお会いしましょう!次回、ついにレラ・リドヴナ登場です!


読んでくれてありがとうございました!


Спасибо! (スパシーバ!)

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