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ヤモリの排泄哲学 Yamori no Haisetsu Tetsugaku   作者: trowysan
第七章:第三の下宿王『マルコ』襲来!TikTokストーカー、廃工場の罠、そして『緑の守護獣』暴走!
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第38話 ノラの血の血清!ナナ進化失敗?森の王ヨシキVS白虎、鉄の檻&子猫どんでん返し

「ロジャリ先生、忙しいですか?」

「ああ、どうした、ナナ?」

「この前の話なんですが、私、もっと強くなってみんなの力になりたいんです」

「おおそうだ、『ノラの血』から血清を作っておいた。うまくいくといいが」

ロジャリはミコ達を集めた。本部の空気が一気に張り詰める。

「覚悟はいいか?」

「ノラ、もし何かあったらナナの保護者としてサインしろ」

「本気ですか、先生?」

「ははは、冗談だ。今まで俺が作った血清に副作用は出てない」


ミコ達は疑いの目を向けた。ミコがプープスキル強化血清で下痢になったのを知っているからだ。

ロジャリは新しい血清をナナに注射した。

ドキドキ!「あ゛っ、胸が苦しい」ナナはそのまま気絶した。

1日が経った。ナナは意識を取り戻した。

「ノラ先生?」ナナは丸一日意識を失った後、目を開けた。

「何か変化を感じるか?」ノラが尋ねた。

「特に何も変わった感じはしません。体もいつも通りです、ノラ先生」

「もう、そんながっかりした顔すんな。いつも通り稽古だ」ノラは木刀をナナに投げた。


夕食後の夜、ヨシキは本部の前でタバコを吸っていた。森の方へ走っていく黒い影を見た。「今のは何だ?」


ヨシキの日課、朝食後に子分の熊達と稽古に戻る。

だがその朝、熊達の様子が違った。木々に無残な引っ掻き傷が多数あった。

熊達は腕を×印にしてヨシキに合図した。自分達の仕業ではないと伝えているようだった。


ヨシキは森を回ったが、猛獣の痕跡はなかった。稽古を終え本部に戻った。そして毎晩のように、夕食後に本部の前でタバコを吸いながら見張りをした。「ああ、またあの影だ、森へ向かってる」ヨシキは半分残ったタバコを消した。


赤い目の光が、巨大な木の幹を乱暴に引っ掻き回していた。「おい、仲間の家で何してやがる」森の熊という部下達の命に責任を持つヨシキが言った。


ガルルルル!牙の長い白い虎の姿をした猛獣が咆哮した。毛並みは雪のように白い。

「いいねぇ、強そうな稽古相手ができたぜ」ヨシキはアドレナリンを滾らせて笑った。


タッタッタッ!ザシュッ!白虎は素早く走り、滅茶苦茶な攻撃を繰り出し、爪をヨシキへ向けた。爪の跡は木に深い傷を残した。

「そう簡単にはいかねぇよ、野良猫が」ヨシキは白虎の連続攻撃を避けながら呟いた。

「やっぱこのスリムな体はいいな。動きが風に舞う葉っぱみてぇだ。スガちゃんには感謝しねぇとな、あの酒のおかげで30歳の頃に戻った気分だぜ」

「悪いが猫ちゃんよ、お前さんはまだ俺の相手じゃねぇな」ドゴッ!ヨシキの重い拳が白虎の腹にめり込んだ。

ヨシキは気絶した虎を肩に担いで本部へ戻った。


サブロウの工房にはまだ明かりがついていた。

「おいサブロウ、この山猫用に檻を作ってくれ」

「えええ…何ですかそれ、ヨシキさん?」

「森で暴れてたのを見つけてな。手懐けようと思ってよ、へへ」

「そういや、俺の新しい鎧はどうなった?できたか?」

「もう少しです、ヨシキさん」

「まずはこの猫の檻を作ってくれ。適当でいいから頑丈なやつな。暴れないように見張ってる」

2時間後、虎は檻に入れられた。


「ヨシキさん、虎がいなくなってます!」サブロウがヨシキを起こした。

二人は白虎の檻へ向かった。

「見てください!子猫しかいません」

二人はしばし考えた。「おいサブロウ、この猫、どこかで見たことある気がするんだが、どこだったかな?」

「俺も同じこと考えてました、ヨシキさん」

「ええええええ!」二人は気づいた。

子猫はフンッと鼻を鳴らし、そして言った。「こんにちは..」

第38話、更新しました! ズシン

ここまで38話連続、毎日更新できました!w

読んでくださる皆さんのおかげで、書くモチベーションが上がりっぱなしです。本当にありがとうございます! ちーん


そして……明日はいよいよ「ニックのボス」初登場です。

お楽しみに! ゴロゴロパンチ


それでは、第39話でまたお会いしましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! がくり

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