第28話 戦後処理!黒鍛冶・山本三郎『前出さんに仕えた過去』vsデニス元ヤクザ『家族はどうなってもいいのか?』水上へ引越し、門前に現れた富士山の女
前出ヨシキ vs ミコ達の最終結果。
軽傷:ロジャリ、ミコ、エンプリート、スズカ、デニス。
重傷:キモチ・スガ、アキオ。
全員気絶。ただしノラだけは意識があったが、レッドアイスキル使用後の疲労でグッタリ横たわり、起き上がれなかった。
ポンッ!スズカの神聖な谷間から毛沢山が現れた。「もう安全か?」隠れていた毛沢山が出てきた。
「おいスズカ、起きろよ」彼はスズカの鼻をガブッと噛んだ。
「見ろよ、全部メチャクチャだ。あのババアはもういねえ」
「うぅぅ、体が痛いよ毛沢山くん」スズカは震えながら起き上がろうとして呻いた。
ゾクッ!スズカはヨシキとの戦闘の跡を見て鳥肌が立った。自分たちの基地は無残に破壊されていた。
「アキオさん」スズカはアキオを起こそうとした。アキオはヨシキに投げ返されたドローンのミサイルからスズカを庇い、血まみれになっていた。
アキオとスガはすぐに病院へ運ばれ、手当てを受けた。
山本三郎が、気絶から覚めたミコ達の元へ歩いてきた。三郎は土下座した。「前出さんの鎧を作る手伝いをしてしまい、申し訳ありませんでした。皆さんがこんな怪我を...」
「この騒動の責任を取り、警察に自首します」三郎は踵を返し、ロジャリの基地から立ち去ろうとした。
「待て!」ノラが呼び止めた。
「旦那のおかげで、私はヨシキに深手を負わせられた。一つ聞きたいことがある」
「この刀は旦那が作ったのか?」
「はい、私が作りました。本当は娘の誕生日プレゼントの予定でした。あの子は侍が大好きでして」三郎は笑顔で言った。
「旦那の名前を教えてくれないか?」
「山本三郎です」
ノラは驚いて固まった。「岡山に住む山本一族のご子孫ですか?」
「はい、そうです。ですが先祖は備前長船の出身です」
ノラは何も言わず頭を下げ、敬礼した。「旦那、失礼を承知で頼みます。私に一対の刀を作ってくれませんか?備前長船の伝説の鍛冶師の末裔よ」
「申し訳ない、黒猫嬢。私はもう武器を作るのは引退した」
「この手で、もう誰かの血を流させたくはない」
デニスが腰の痛みを堪え、よろよろと歩いてきた。「逃げて警察に自首しただけで、お前の問題が片付くと思うか?」デニスは囁きながら三郎の肩を抱いた。
「お前には子供がいるだろう?前出ヨシキとリチャードが、ロジャリ先生を誘拐するまで止まると思うか?」
「忘れるな、私は弁護士だ。お前が想像する以上に訴えてやる」
「私は元ヤクザでもある。いつかお前の家族に何が起きるか、保証はできねえぞ」
「この黒猫の望みを聞くか、それともこのまま行くか?」
「家族が絡むなら、私は黙っちゃいられねえ。ロジャリ先生と仲間は、もう家族同然だ」
サブローはデニスさんの囁きを聞いて目を見開き、固まった。「わかった、お前の言う通りにしよう。だが岡山の家族の安全を保証してくれ。頼む」三郎はか細い声でデニスさんに懇願した。
「わかった、わかった」デニスは三郎の肩をポンと叩いて笑った。
ノラの方を向いて満面の笑みで「おいノラ。この爺さんがお前に新しい刀を作ってくれるってよ」
ノラはデニスさんの言葉を聞いてピョンピョン飛び跳ねて喜んだ。
「ありがとう、サブローさん。ありがとう、デニスさん」目をキラキラさせて言った。
「おいデニスさん。サブローさんに何て言ったんだ?まだ昔の癖が抜けてねえな」ロジャリがからかうように言った。
「ハハハハ、これは新しい友達への挨拶だよ、ロジャリ先生」
数時間後、破壊されたロジャリの基地に警察が来た。しかし狡猾なリチャードが周辺のCCTVを全て止めていたため、証拠が少なかった。その時ちょうど荒川で花火大会があり、ロジャリ先生の近所の住民はほとんど家にいなかった。
前出ヨシキがロジャリの基地を襲撃してから7日後。
アキオとスガは病院から戻り、全快を告げられた。チームは全員揃い、新メンバー、鍛冶の王・山本三郎が加わった。
三郎は伝統的な武器を作るだけでなく、家の修理や非テクノロジーのユニークな道具を作るのも得意だった。
「よし、全員揃ったな?」ロジャリが会議を仕切った。
「いいか、俺たちの動きがリチャードに嗅ぎつかれ始めてる。すぐ水上へ引っ越す。足立みたいな人混みでド派手な戦闘はもうゴメンだ」
「あそこなら三郎さんの刀を鍛える場所も作れる」
「ノラとミコが『Der Instinkt』を鍛えるのにも丁度いい場所だ」
「本当の理由は俺が貧乏だからなんだがな、www」
「つい最近、ロヒト・ゲノミッションの役員をクビになった。委員たちはリチャードに買収されたみてえだ。www。で、偶然水上に廃ビルがあってな。役所のダチが言うには、使ってもいいし家賃も安いらしい、www」
水上への引っ越し当日。
「全員準備はいいか?忘れ物はないか?」ロジャリ先生が聞いた。
「大丈夫です、ロジャリ先生」彼らは答えた。
アキオとサブローさんは大型トラックを運転し、旧基地の荷物を運んだ。ロジャリ先生はストレージさんに抱えられて飛び、エンプリートがそれに続いた。
ミコ、ノラ、ナナ、毛沢山、スズカ、スガはデニスさんのボロ車に乗った。
ロジャリが門を開けた時、門の前に富士山ほど大きな山を持つセクシーな女が、タバコを吸って立っていた。
煙を吐き出し、少しハスキーで低い声で彼女は言った。「こんにちは、ロジャリ先生」
ロジャリ先生は片方の眉を上げて答えた。「失礼ですが、あなたは誰ですか?」
いつも応援してくださり、本当にありがとうございます!
おかげさまでEpisode 28を無事投稿できました。
今後の予定ですが、毎日1話更新を続けていきます!
ただ、投稿時間は不定期になります…すみません
まずはお仕事でお腹を満たしてから、カップ麺でエネルギーチャージして執筆開始です(笑)
執筆はいつも14時以降にスタートして、20時~22時頃に書き上がることが多いです。気分次第ですが。
こんなぶっ飛んだ物語をずっと読んでくださって、本当に感謝しています。
今日はとても嬉しいことがありました。Twitterで優しい作家さん達と知り合えて、お互いの作品を応援し合っています。皆さんの作品も、他の作家さん達と同じように成功してほしいと心から願っています。もちろん、僕自身も成功できたらいいなと思っています。
ただ、「排泄哲学」で有名作家になるって、なんだか変な感じですよね(笑)
チェフィリトス神様、お願いします…wkwkwk
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それでは、また明日のEpisode 29でお会いしましょう。
皆さんもお体に気をつけて、元気にお過ごしください!




