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核なき世界へようこそ  作者: navy100
第一章 幼少期
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プロローグ

初めて書きます。良ければ読んでください。



核兵器、、、それは人類が作った最悪の遺物、もしくは核抑止論の基となり                                        

大国間同士での抑止力となる偽りの平和を生み出す兵器など今日言われている。            


だが一回はこう考えたことはないだろうか。


もし世界でドイツのオットー・ハーンらが核分裂反応を発見していなかったら核爆弾は作られず長崎、広島合わせて21万人もの死者は出なかったのではなかったのか、

                                

しかし逆に冷戦というものは形成されず第三次世界大戦が勃発したのではないのかと、、、、、 





        ー1945年 8月14日 日本  皇居 御文庫附属室ー                    


とても空気がひりつく中 鈴木貫太郎首相は口を開いた。   


「定刻になりましたのでこれより御前会議を始めさせていただきます。本日の議題は、ポツダム宣言を受諾する。もしくは黙殺をし戦争を継続するかどうかについてです。」                                     

                                                 

鈴木は一回深呼吸をして言った。       

 

「前回の閣議におきまして、ポツダム宣言を受諾するか否か決議できなかっため、御前会議にて決議を行いたいと思います。」

                                                   

チラッと陸軍側をみめると陸軍省 阿南惟幾が部屋全体に威圧感を漂わせている。            

                                                               


「私としてはこのまま戦争を継続するのは絶望的であり、かつこのまま戦争を継続すれば、空襲によりさらに国民の被害が増加し、さらに国体護持が絶望的になるため、、」


「私としてはポツダム宣言を受諾するべきだと考えております。」        





「では次に私がと」東郷茂徳 外務大臣が発言した。

             

「外務状況ですが、始めはソ連を介してアメリカと仲介を頼むつもりでしたが知っての通りソ連参戦により和平仲介の道は完全に消えたため鈴木貫太郎首相と同様、受諾するべきだと考えています。」





米内光政海軍大臣が発言した。                                   


「知っての通りもはや海軍には残存している艦船は一切残っておらずさらに燃料さえも残っていません。                                    

海軍の立場からでも継戦は不可能です。」                                 


「国民の生活は限界に達している。これ以上の犠牲は許されないことです。」 

 

「国体護持のためにも受諾しかありません。」

  




                                             

そして阿南が口を開いた。 

 

「陸軍としては本土決戦を行うべきであると考えております。」


「本土決戦で米英ソに対し痛烈な一撃を与えれば、有利な条件で講和できる可能性があると考えております。さらにまだ臣民は士気が非常に高く戦う意思があるため継戦をし敵を本土にて打ち破るべきです。」


「まだ生物兵器といった甚大な被害が出るものも落とされていません。」


阿南が発言した後場の空気が凍った。                                        


阿南は続けて言った。



「そもそもポツダム宣言の内容が曖昧過ぎます。この中の内容には天皇制の有無について書かれていません。陸軍としては国体が危うい以上、受諾はできません。」                                


  


「それでは次は、、、、、、、」 





こうして受諾4黙殺2となり全会一致とならなかった。


部屋は重い沈黙に包まれた。


その直後だった。 


天皇陛下が話し始めたのは。 


「皆の者の意見、よく分かった。

しかし、戦局はすでに我が国に利あらず、

国民の受けている苦難は、まことに見るに忍びない。

都市は焼かれ、老幼婦女子に至るまで、

その生命を脅かされている。


これ以上戦争を続ければ、

ついには国家そのものが滅び、

祖宗の御業をも断ち切ることとなろう。


国体を護持するためにも、

ここに断を下し、

ポツダム宣言を受諾するほか道はないと考える。


朕は深く自らの責任を感じる。

しかし、これ以上国民を苦しめることはできぬ。


朕の意は、

一日も早く戦争を終結し、

国民を安んじ、

国家の再建に力を尽くすことにある。


皆も、朕の意を体し、

この道に従ってくれることを望む。」


天皇陛下が静かに話し終えると、

会議室は一瞬、時間が止まったようになった。


誰も息を飲む音すら立てない


空気が重く張りつめたまま


その場にいた全員が深く頭を垂れた。


阿南は天皇の言葉に反論せず、

静かに、しかし震える声で発言した。


「陛下の、、ご聖断に従います。」  


梅津美治郎は淡々と、しかし深く頭を下げて言った。    


「御意のままに」


「それでは…」と鈴木貫太郎は静かに会議を締めに入った。                                       


こうして日本は敗戦した。

誤字脱字があれば教えてください。

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