攻略対象 クリストファー・リッチモンド
僕が三歳の時に、母さんは死んだ。
僕と母さんは大きな屋敷で、使用人と多くの警護の騎士たちと一緒に暮らしていた。
警護の騎士は、常時恐らく30人くらいいたと思う。何故こんなに多いのか、幼かった私は疑問に思うこともなかった。
僕には父上と呼ぶ人がいて、その人は数週間に1度屋敷を訪れた。
リッチモンド公爵と呼ばれるその男性は母さんを、とても、とても大切にしていたのを覚えている。その頃は僕のことも可愛がってくれていた・・・と思う。本当に微かな記憶だから自信はないけど。
母さんは花のように美しく儚げな人だった。
父上が母さんに夢中なことは明らかで、僕は父上が滞在中は出来るだけ二人の邪魔にならないように気をつけていた。
ある日、母さんは朝から酷く不安そうな顔をしていた。
「クリス・・・あのね。今日はお友達の家に遊びに行ってくれる?大切なお客様が来るんだけど、子供が好きじゃない方なのよ」
僕は母さんの様子がいつもと違うことに不安を覚えて、一人で出かけることに抵抗した。
「僕、静かにしているし、自分の部屋から出て来ないようにするから・・・ここにいちゃダメ?」
母さんは、目を潤ませながら首を横に振った。
「・・・ごめんなさい。クリス。きっと大丈夫だから・・・」
そう言って母さんは僕を強く抱きしめた。母さんの目尻から涙がこぼれる。
何かがおかしい。
そう思った僕は断固として拒否したが、所詮三歳児の言うことだ。最後は無理矢理、騎士の肩に抱えられて馬車に乗せられた。
馬車の中から周囲を見回すと、騎士達が緊張している様子で武器や装備を確認している。
僕の不安は益々募った。
僕を馬車に乗せた騎士は僕の頭を撫でて
「大丈夫だ。奥様は俺たちが必ず守る」
と言ってくれて、その頼もしさに多少安心はしたものの、母さんと離れることはとても怖かった。
母さんは馬車まで一緒に来てくれた。
「クリス。何があっても私はあなたのことを想っている。愛してるわ」
と馬車の窓越しにギュッと手を握られる。
その時に近くにいた騎士が
「奥様・・奥様も一緒に逃げた方が・・・」
と恐る恐る母さんに声をかけた。
「いいえ。あの人の狙いは私だけだから。私はここにいます」
きっぱりとそう言った母さんの凛々しい横顔は今でも脳裏に焼き付いている。
母さんのガーネットのような赤い瞳からホロホロと涙がこぼれた。
「クリス・・・どうか、生きて!」
それが記憶に残っている母さんの最後の姿だった。
遠ざかる馬車の中で僕は癇癪を起したように泣き続け、その後のことはほとんど覚えていない。
そして、知り合いの屋敷に預けられていた僕を迎えに来たのは父上だった。
「・・・フラウは・・・お前の母親は・・・死んだ」
そう言って、父上は僕を抱きしめて慟哭した。
*****
あれが今生の別れになるなんて思っていなかった僕は、母さんに何があったのかを父上や周囲の大人に尋ねたが、誰も何も答えてはくれなかった。
特に父上は苛立たしそうに
「お前がそれを訊くな!」
と僕を怒鳴りつけ、僕は母さんのことを尋ねるのを止めた。
母さんが死んだ後、僕はアビントン王国にある父上の豪奢な屋敷に引き取られた。
父上はリッチモンド公爵という有力貴族で、宰相として国王を補佐していると聞いた。王宮で執務をされているから、ほとんど屋敷には戻ってこないということも説明された。
実際、屋敷に引き取られてから父上と顔を合わせる機会はほとんどなかった。
僕が日常的に顔を合わせたのは、身の回りの世話をする侍女と、父上の正妻であるリッチモンド公爵夫人、それから以前はその存在も知らなかった異母兄たちだった。
公爵夫人は初対面の時から僕に対する敵意と嫌悪の念を隠そうともしなかった。
「・・・目の色が片方ずつ違うなんて気持ち悪い。悪魔が憑りついているに違いないわ!旦那様も酔狂な・・・」
と公言するような夫人に阿る使用人たちは、僕に対しても冷たく接するようになった。
更に異母兄たちにとって、僕は都合の良いおもちゃのような存在だった。悪戯なんていう生易しいものではない虐めを受けて、僕の心は益々疲弊していった。
一ヶ月か二ヶ月に一度、父上が屋敷を訪れることがあり、その時に父上は必ず僕と二人きりの時間を作った。
最初の頃、僕は父上に公爵夫人や異母兄たちの振舞いについて話そうとしたことがある。
しかし、父上の目には僕が映っていないことがすぐに分かった。
父上は僕の緑色の右目をそっと隠しながら
「フラウ・・・」
と母親の名前を呼ぶ。
そして、この上ない執着と愛情の籠った視線と、この上ない憎悪と嫌悪の籠った視線を同時に僕に浴びせるのだ。
話も何もしない。ただ、父上が僕を見つめるだけの時間が過ぎると、僕は解放される。
父上との間でどんなことが話されているのか分からない不安があったのだろう。公爵夫人と異母兄たちは体に傷が残るような暴力を振るうことはなかった。但し、食べ物はギリギリ最低限で、体に傷がつかないような暴力は日常的に受けていた。また、言葉や視線や態度で彼らは僕を蔑み、僕の心をじわじわと殺していった。
*****
僕が昆虫にまつわる能力を持つことは、母さんと僕だけの秘密だった。
母さんの花壇を手伝う時に僕の能力はとても役に立って、母さんはとても喜んでくれた。でも、褒めてくれると同時に母さんはこうも言ったんだ。
「クリス。あなたの能力はとても素晴らしいわ。私はとても誇りに思う。でも、虫がどれだけ人間にとって有用な生き物かを理解していない人は沢山いるの。だから、あなたの能力は秘密にしておきましょうね」
母さんの死後も、僕はそれを10年近く守り続けた。
しかし、ある日いつものように異母兄たちが僕を木から逆さ吊りにして、卵や泥を僕の顔にぶちまけて遊んでいた時、僕は『もう沢山だ!』と思った。
そして、僕は地面を這っていたアリたちを使って異母兄たちを追い払った。
異母兄たちは
「ば・・・ばけもの・・!」
と叫んで逃げて行った。
僕は魔力自体も強かったから自分一人で縄をほどいて部屋に戻り、もう虐待を甘んじて受けるのは止めようと心に決めた。
なんで自分より弱い者達の苛めを受ける必要があるのか?
化け物上等。
僕はその日の夜、異母兄たちの寝室のベッドにダニやノミを集結させて復讐した。
それ以降、僕は自分の能力を隠すことを止めた。そして、公爵夫人や異母兄たちは僕を恐れるようになった。彼らの視線は敵意、憎悪、軽蔑、嫌悪・・・などに加えて、恐怖と言う感情も含むようになり、僕を貶める語彙の中に『バギー』という言葉が加わった。
公爵夫人や異母兄たちは僕が化け物であることを父上に訴えたが、父上は全く無関心だったそうだ。
成長した僕はようやく理解した。父上が関心を寄せるのは母さんだけ。父上がこの世界で愛していた人間は母さんだけだったことを。
公爵夫人が嫉妬に狂うのも納得だ。父上は自分の家族にさえ興味がない。母さんがいなくなった世界で、父上はたった一人で自分を孤独にした世界を恨んでいる。
僕もこの世で独りぼっちだった。母さん譲りの美貌を受け継いだおかげで僕の容姿に惹かれる令嬢も稀にはいたが、彼女たちも例外なく僕を恐れ離れていった。
目の色で嫌悪され、虫の能力で恐れられる。
僕にとってはそれが至極当然の世界だった。
*****
僕の人生が変わったのは、国王主催の舞踏会に参加してからだ。
この舞踏会では、王太子の側近となるご学友候補を選ぶという噂だった。僕の異母兄たちは全員既に20歳を超えていて、ご学友候補という年齢ではない。リッチモンド公爵家では僕しか該当する人間はいなかったし、王太子と年齢の近い貴族令嬢と令息は全員出席せよという通達だったので、結局僕だけが出席することになった。
僕はいつものように古臭い型の薄汚れた服を着て舞踏会に臨んだ。最近では侍女たちも僕を恐れているので、身の回りの世話をしてもらうこともなかった。公爵夫人は間違っても僕が王太子の目に留まらないようにしたかったらしい。リッチモンド公爵家の沽券にかかわるとか、そういう発想は僕に対しては出て来なかったようだ。
ただ、目の色が違うということは公爵家が悪魔と関わりがあると思われてしまうと、無理矢理瓶底眼鏡を押し付けられた。そして、外部の人間に会う時は必ず眼鏡をかけることを約束させられた。
王太子の噂は聞いたことがあった。継母となる王妃から疎まれ、命まで狙われているという。虚弱で廃太子も目前かと言われていたが、数年前から人が変わったように鍛錬を始め、今では逞しく優秀な王太子として国王も目をかけるようになったそうだ。
僕と同じような境遇でありながら捻くれずに真面目に努力し、周囲に実力を認めさせた王太子を僕は密かに尊敬していた。
勿論、僕なんかがご学友に選ばれるはずがないが、そんな王太子の姿を少しでも見てみたいという興味があったことは事実で、僕は舞踏会を密かに楽しみにしていた。
舞踏会で王太子は堂々と立ち振る舞い、僕なんかとは全く違う人種だと身に沁みて感じた。
煌びやかな舞踏会では自分の姿があまりにみすぼらしく場違いであることも実感し、僕は会場の外に出て星を眺めていた。
しばらくすると王太子のダンスが終了したらしく、若い貴族たちが彼の周りを取巻き始めた。
王太子が彼らに向かって、何か大きな声で話をしている。
「・・・俺は厄介者だからな・・・」
という言葉が聞こえて、興味が湧いた僕はその集団に近づいて行った。
王太子は、自分が常に狙われていることや、いつ廃嫡になってもおかしくないことなど、赤裸々に王宮の裏事情を話していた。毒を盛られたことや暗殺されそうになったこともあるといい、近くにいる側近はそれに巻き込まれることも多いだろうと語った。それを聞いた若い貴族たちは震え上がり、徐々に人の輪が小さくなっていく。
なんでこんな話をするんだろう・・・?
こんな話を聞いて側近になりたい、なんて思う奴がいるか?
案の定、王太子の話が終わると若者たちは波が引くように離れていき、僕だけがその場に残った。
「自分なんかが王太子殿下のご学友に相応しくないのは分かっていますが、僕は殿下に共感しますし、尊敬します」
自分の気持ちを率直に伝えたが、その後本当にご学友として選ばれるとは思っていなかった。人生って不思議だ。
*****
リッチモンド公爵家では、僕が王太子のご学友として選ばれたことを喜ぶ者は一人もいなかった。
まぁ、予想していたことだけど。
それでも、毎日のように王宮に呼ばれて、未来の側近として講義を受けられることは僕にとって僥倖だった。
それに王太子は僕のことを疎むことなく、すぐに『レオ』『クリス』と呼ぶ仲になった。度量が大きく気さくな王太子は将来良い国王になるだろう。
同じく王宮にいるはずの父上と会う機会はなかったが、宰相の息子ということで王宮ではそれなりの扱いをしてくれる。
僕の服装があまりにみすぼらしいので影で色々噂されているのは知っていたが、僕にとって見た目はそれほど重要ではなかったし、父上に進言するような勇気ある者もいなかったようだ。
そんな中、レオが正式な婚約発表をすることになった。
レオはソフィア・ブロンテ公爵令嬢という婚約者に夢中らしく、時間があるとずーーーっとソフィア嬢の話をしている。
さんざん惚気話をした後で
「可愛い過ぎるから、お前には絶対に会わせないけどな」
と話を締めくくるのだ。
僕は色恋沙汰には全く興味がない。父上の母さんに対する執着を見て、怖気づいてしまったこともある。
「大丈夫だ。僕は誰かに恋することなんてあり得ないから」
過去に僕に言い寄ってきた令嬢たちの顔を思い浮かべて、僕はそう言い切った。
しかし、レオは
「そうは言っててもソフィアを見たら・・・」
とかブツブツ言っていた。
*****
そして婚約発表の日、僕が王宮の中庭を歩いていると
「ひぇ~」というような叫び声が聞こえた。
近づいてみると、プラチナブロンドの年若い令嬢が泣きそうになりながら、ドレスの裾を持ち上げてバサバサと揺すっている。
「は、は、は、は、八本足が・・・」
と言う声が聞こえて『ああ、蜘蛛がドレスに入り込んだのかな?』と声を掛けた。
「どうかなさいましたか?」
その令嬢が振り向いた時、彼女の輝く緑色の瞳にすぐに惹きつけられた。
その瞳が涙で潤んでいる。・・・綺麗だ。
「あ、あの・・八本足が・・」
「ああ、ドレスの中ですか?」
僕は魔法を使って、ドレスの中から八本足を茂みの中に追い出した。
僕は蜘蛛を八本足と呼ぶこの令嬢に興味を持った。貴族令嬢の中で蜘蛛が八本足だと認識している令嬢はいるだろうか?どうせみんな『ただ気持ち悪い』と思っているだけだろう。八本足という言葉は事実を述べているだけで、虫を蔑んでいるようなニュアンスはなかったから僕は彼女に好感を持った。
「あ、ありがとうございました。このご恩は一生忘れません」
と令嬢は深くお辞儀をした。
「いえ、ご婦人方は昆虫が苦手ですからね。どうかお気になさらず」
「八本足は昆虫ではないですけどね」
彼女の言葉を聞いて、僕は驚きでその場に固まってしまった。
彼女には虫の知識があるのか?
貴族令嬢で虫に詳しい女性なんて存在するはずがない・・・。
僕は自分の耳が信じられなかった。
「あ・・・あなたは昆虫博士ですか?!」
とつい言葉に出てしまった。
「確かに八本足は昆虫ではありません。しかし、まさかこんなお若いご令嬢が昆虫に造詣が深いとは・・・」
その令嬢は戸惑った表情で
「昆虫の足が六本というのは常識ではありませんか?」
と答えた。
しかも、昆虫が六本足だと認識している、だと!?
「・・・いえ。貴女の深い知識に脱帽です。他にも昆虫についてご存知のことはありますか?」
僕は初めての経験にとても興奮していた。こんな令嬢が存在していたのか?!
彼女が答えを一生懸命に考えている姿もとても愛らしい。
「えーっと、例えば、ミツバチは女王蜂クイーンビーを中心にコロニーを作って、働きバチが花の蜜を集めます・・・蜂蜜は働きバチの労働の賜物ですものね。感謝して頂かないといけないな、と思います」
胸を張って言う令嬢は本当に魅力的だ。それだけでなく彼女の発した言葉に僕は深く感動していた。彼女は虫に対して感謝すると言った。それがどれだけ僕にとって大きな意味を持つか・・・彼女はきっと想像も出来ないだろう。
「・・・っ、まさか、昆虫に感謝するというご令嬢が存在するなんて・・・。これは奇跡か?!神よ!」
僕は思わず泣いてしまった。嬉しくて我慢できなかったんだ。
こんな・・・こんな令嬢がいたんだ?!
「えーと、あの・・・良かったらハンカチ、使って下さい」
「かたじけない」
とハンカチを受け取り、眼鏡をはずして涙を拭く。
「あの・・・間違っていたら大変申し訳ありません。でも、もしかしたらリッチモンド公爵のご子息のクリストファー様でいらっしゃいますか・・・?」
彼女の言葉を聞いて僕は驚いた。
「え?ぼ、ぼぼぼくをご存知ですか?こんな美しいご令嬢にお会いしたら忘れるはずないのですが・・・」
「私はソフィア・ブロンテと申します。あの・・・そのレオポルド殿下とは親しくさせて頂いておりまして、クリストファー様のお話を伺ったことがあります」
僕は頭をガンと殴られたような衝撃を受けた。僕が生まれて初めて好ましいと思った女性はレオの婚約者だった・・・。情けないが僕は深く失望してしまった・・・。
「・・・レオの婚約者のソフィア様ですね。『可愛すぎるから絶対に会わせない』で有名な・・・」
「えっと・・・他の部分は分かりませんが、はい、レオの婚約者で間違いありません」
「やっぱり王太子ともなると選ぶ女性も違いますね・・・。流石としか言いようがありません」
僕は落胆して胸が潰れそうに感じながら、空を仰いだ。
まぁ、そうだよな。人生そんなに甘くない。
レオが選んだ女性がこんなに素晴らしい令嬢だったことを喜ぼう。
ふとソフィア嬢と目が合う。ああ、やっぱり綺麗だ。
「とても美しい目をしていらっしゃるのですね!」
彼女が興奮した様子で話しかけてきた。
しまった・・・目を隠すのを忘れていた。
「す、すまない。僕の目を・・・こんな醜い・・気持ち悪いものを見せて・・・」
悪魔に憑りつかれているらしいからな。
「なんの話ですか?とっても綺麗な目をしていらっしゃるのに・・・?」
・・・僕が今まで恥じていた全てのことを肯定してくれるソフィアに対し、僕は大きな感情がこみ上げてくるのを押さえることが出来なかった。
その後、ベンチに座り、お互いのことを語り合った。
ソフィアは蜘蛛が苦手なようだったが、虫全般に対しては驚くほど偏見がない。本当にこんな令嬢は初めてだ。
僕は生まれて初めて素直に自分の生い立ちや公爵家のことを話すことが出来た。
ソフィアは頷きながら黙って僕の話を聞いてくれた。彼女は僕の目の色や虫の能力を知っても気持ち悪がらない稀有な女性だ。
レオは果報者だな、と心から羨ましく思った。
でも、レオの周りには危険が多いと本人も言っていた。ソフィアにも危険が迫るんじゃないのか?
余計なお節介とも思ったが、僕は自分が作った魔道具のテントウムシをソフィアに贈った。結果、そのおかげでソフィアが助かったと聞いて胸を撫でおろした。
ソフィアが誘拐されたと分かった時のレオは別人のようで、猛獣のような獰猛さを表に出していた。それだけレオにとってソフィアは大切な存在なのだろう。
そして、僕も彼の気持ちが痛いほど分かった。彼女が攫われたと分かった時、僕も心臓が潰れるかと思ったから。一緒にいたノアも顔面蒼白になっていたので、きっと彼も同じ気持ちだったのかもしれない。
「僕は今まで自分が何故生きているのか分からなかった。ソフィアに会って、ようやく生きる目的を見つけた気がする」
とソフィアに伝えた気持ちは本心だ。
僕はこれまで生きている意味を見つけられなかった。公爵家で冷遇され、誰にも愛されず、必要にもされず、ただ嫌われ、疎まれて毎日を過ごすだけだった。
人生に意味をくれたのはレオだ。そして、人生の目的をくれたのがソフィアだった。
僕の人生の目的はソフィアの幸せのために尽くすこと。
彼女が女王バチだったら、僕は一匹の働きバチでいい。彼女のために働けることが僕の喜びで、彼女の幸せに少しでも貢献することが僕の人生の目的なんだ。
レオから奪おうなんて思ってはいない。勿論、レオがソフィアをないがしろにするようなことがあったら話は別だが。
ソフィアが幸せであるよう、僕は生涯を捧げる。一匹の働きバチとして。
それが僕の喜びなんだ。ソフィア、僕のクイーンビー・・・
読んで下さった皆様、ブクマ下さった皆様、評価下さった皆様、誤字報告下さった皆様、本当にありがとうございます<m(__)m>。皆様から書くエネルギーを頂いています。
しかし仕事の都合で勝手ながら2~3週間、休載させて頂くことになりました。申し訳ありません<m(__)m>。必ず物語は完結致しますので、お休み後にまた読んで頂けたら嬉しいです。
どうか宜しくお願い申し上げます。




