野外実習1
今日は学校2日目、制服を着ての初めての登校だ。
...どうしてユリとテレスはこんなにも可愛いのだろうか?
制服を着た姿もまためちゃくちゃ可愛い。
今日の授業は完全にオリエンテーションって感じだった。
この学院には「闘技場」っていうランキングシステムと2ヶ月に1回の野外実習みたいなのがあるらしい。
ユリ達はいつもの3人で組むつもりらしい。
で、俺たちは何をするのかな?
説明によると...
〜15、ファイヤードラゴン討伐(ユミール地方)
〜100、レッドワイバーン討伐(シャル地方)
〜300、王都Cランク依頼7個
〜600、王都Dランク依頼7個
600〜、王都Eランク依頼7個
「おいおいまじかよ」
「Cランク7個なんか無理よ。今回だけは別行動にしましょ。」
「そうだね、俺達はこんなの無理だ...」
「てか15未満のファイヤードラゴン討伐って正気か?」
「今回は流石にトップの3人も別行動になるんじゃね?」
「そうだな。」
「ユリーシャ第1王女様、今回の野外実習、ファイヤードラゴンは少し分が悪いのでは無いでしょうか?ここは私たちと一緒に王都Cランクの依頼をうけましょう。」
的な勧誘を俺達3人合わせて20回位された。
まあ全部断ってるけど。
それにしてもユミール地方って結構遠かった筈。
少なくともユリ達を連れて一日で行ける距離ではない。普通なら片道3日の長旅だ。
それにファイヤードラゴンって確かランクAじゃなかったか?
周りがあのレベルで1年生に課す課題としては難しすぎると思うが。まあ、高レベルの生徒だけで組むと難易度も高くなるって事だろう。
ーーーーーーーーー
「今日から野外実習だ。班合計順位600以上は3日、300以上は5日、100日以上は1週間、それ未満は10日が期限だ。全チームそれまでに間に合うように。それと金も自分で調達だ。これに間に合うように依頼を達成すれば単位が与えられる。全員、頑張ってこい!」
え、人班に1人教師が着いて見てくれるってわけじゃないのね?
なるほど。全部任せるって感じね。
ならこっちも自由にやらせていただきますよ。
「ユリ、テレス、行こう。ユミール地方遠いから早く行かないと期限に間に合わないよ。」
「そうだね。早く行こう。」
「れっつごー!」
ということで、今俺達は馬車に乗って移動中だ。
何時間かして...
「ふぁあ〜、今日はこれくらいかな。僕達はここら辺で降ります。」
「おいおい坊主、こんな可愛い子連れて野宿かい?」
御者さん、それは余計なお世話というやつですよ。
「え、私野宿は嫌だな...」
「私も...」
「流石にユリとテレスに野宿なんてさせないよ。」
させるわけないしさせたらフェルズになんて言われるか分からんからな。
「よくわからんが気をつけな。」
「ありがとうございます。」
「じゃあな。」
「またです。」
そう言って馬車は行ってしまった。
「さて、僕達は寝るとしますか。」
「ヴェル君、どうするの?」
「私野宿はいやだよ?」
「大丈夫だよ。こんな所で寝ないから。」
チッ
指を鳴らして俺達3人に、転移魔法をかける。転移する先は...
もちろん「アンタレス 俺の部屋」だ。
シュッ
よし、転移完了したな。
「え?どこ?ここ」
「どういうこと?何が起こったの?」
「転移で僕の屋敷に来たんだ。ちなみにここには誰も住んでないから好きに使っていいよ。」
「わぁ!ヴェル君こんなことも出来るんだね!!」
「やっぱ凄い!!」
「ありがと!ユリとテレスは2人で同じ部屋にする?それとも一人一部屋?」
「え?私達はヴェル君と一緒に寝るよ?」
「そうだよ?」
「え?」
「?」
「?」
まじで言ってんの?
「あ〜、、はい。分かった」
そんなわけで俺たちは3人で一緒に寝ることになった。
ユリとテレスはここが気に入ったみたいだ。良かった。まあここ風呂もあるし他にもいろいろあるからね。
それにしても外のエンシェントドラゴン見た時はかなり驚いていたな。まあ古竜だし誰でも驚くか。2人の指輪にここに転移する魔法式を入れておくか。




