ポケットモンスター ソード
Switch「ポケットモンスター ソード」をクリアー。
おそらく今年を締めくくるゲーム。
それはポケモンだった。
ポケモンシリーズは初代と金銀しか遊んだことが無い。
今でも変わらないどころか拡大し続けるそのポケモン人気の秘訣と、あの頃からどれほど変化したのかという部分が気になって、購入した。
本当はルビーサファイアから順に遊んでいきたかったが……。
とにかくプレー開始。
当然ながらグラフィックが3Dで、ムービーなんかも入って、なんか凄いワープ進化ぶりだ。
が、やる事はさして変わらない。
10歳くらいの子供が、ポケモンマスターを目指して、ポケモンを捕まえて育てて戦わせ、ジムバッジを集めてチャンピオンになって完。
そういう感じに遊んだ。昔と同じシンプルさだ。
ネットを触るようになって驚いたことが、努力値やら個体値やらのよく分からない数値の存在で、今もよく知らんが、今のポケモンプレイヤーはそういう数値を当然のごとく熟知して遊んでいるらしい。
で、今のポケモンもそういう数値の知識ありきの育成が前提で、ただ適当にレベル上げしているだけではストーリークリアすら出来ないのでは、と微妙に危惧していたのだが、そんな事はなかった。普通にクリアー出来た。よかった。いやマジで。
ただチャンピオンは強かった。回復薬とか初めて使わされた。相当レベルを上げたのに。親御さんもびっくりの難易度だった。まあ今時の親御さんはポケモン相当上手いと思うが。
チャンピオンになった時のメンバーは
エースバーン
アーマーガア
カビゴン
パルスワン
ギャラドス
ゴロンダ
だった。新旧入り乱れる感じだ。バランスが良いのかどうかは知らん。
カビンゴとゴロンダは微妙に被っているからどちらか変えても良かったが、面倒くさいのでそのままにした。
序盤から育てて愛着あるポケモンも、大体後半の高レベル野良ポケモンに席を取って代わられたのはなんとも諸行無常だった。ピカチュウとか最初頑張って育てていたんだが。
後半鋼タイプの敵がよく出てくるからエースバーンで楽だったが、草とか水を選んだらどうなっていたんだろうな。分からん。あと最初の三匹で余ったメッソンをキミはオレといこうっつって引き取っていったダンデは好感度高かった。パルスワンで瞬殺してしまったが。すまんな。
で、クリアー後に伝説ポケモンのザシアンを捕まえて、終わった。
対戦は、まあ勝てんだろうからいいや。
うむ。
久々のポケモンは、ポケモンだった。
そういう感想になる。
ポケモンらしさはそのままに、随分改良されていると思った。
・シンボルエンカウント
・ポケモンを捕まえただけで経験値が入る
・控えのポケモンにも経験値が入る
・一度戦ったポケモンとの技の相性が分かる
・わざマシンが回数無限(使わなかったが)
・忘れた技も覚え直せる(使わなかったが)
・ゲンガーが野生で出る(素晴らしい配慮ですね)
とか。
こういう仕様がいつから始まったのか知らないが、おかげで快適に遊ぶ事が出来た。
一方で変わらないものはそれはそれでよかった。ポケモンセンターとか破壊光線の効果音が昔と一緒だったのは懐かしかった。あとトレーナーとのカツアゲバトルとか。完全にヤンキーの世界のそれだ。オメー今見たべ?
実際Switchでの制作にあたって、自分のような復帰プレイヤーとか親子が楽しめるような作りを狙ったんかな。初代ポケモンもそこそこに目立っていたし。
入りやすく、帰りやすく、遊びやすく。
理想的な作りだと思う。
で、ハッキリ言って、楽しかった。
そこら辺をウロウロしているポケモンを捕まえているだけで楽しかった。
これはもう普遍的な楽しさだろう。コレクションの喜び、捕まえられるかどうかのスリル。
シンボルエンカウントになった事でフィールドに動物園みたいな賑やかさを感じられたのも良かったというか。特にワイルドエリア。
虫が居たり魚が居たりクマが居たり機械が居たり幽霊が居たり何でもありだ。意外とそういう育成RPGは少ないのでは無いだろうか。
ただ虫ポケモンは少し気持ち悪かった。特にサッチムシとデカいクモみたいなやつ。3Dでウネウネ動かれるとちょっと……。
捕獲は全てモンスターボールで行った。金策を全くしなかったせいかスーパーボールが高かった。カビンゴは捕まえるのが大変だった。ザシアンが黄色HPでモンスターボール一発で捕まったのにはビビった。いいのか……?
あとはキャラクターも魅力的だったと思う。ジムリーダーからそこら辺のトレーナーまで。
ボールの投げ方とか細かい動きにもよくそのキャラらしさが表現されている。力が入っている。かつ魅せ方が上手い。これもなかなか他のゲームでは見られないと思う。
セリフも独特かつシュールで面白かった。ただ、ところどころ口調が変になっているところが気になった。
ストーリーは後半割と意味不明だった。ちゃんと見ていなかったせいもあるが。
着せ替えはまったくしなかった。オシャレ弱者に厳しいゲームだ。どちらかというとポケモンをカスタマイズしたいんだが、それは面倒くさいんだろうな。
全体的にノリがスポーティーで、ジムリーダー戦は盛り上がった。スポーツは皆んな好きだし、こういう雰囲気にしたのも上手いのだろう。
ダイマックスもよう分からんが、盛り上がりには貢献していたと思う。
要するに、なんというか、有無を言わさないポケモンワールドだったというか。
それに十分浸れたというか。
それが分かっただけで遊んだ甲斐があった。
次作も気になるが、いつか遊ぼうか。多分。
しかし、楽しかったけど、なんか眩しくて、それが微妙に辛くもあった。
対象層じゃあ無いからだな。
歳は置いておいても、夢とか希望とかキラキラしている人向けゲームだ。
自分はそうでは無い。
いつからこうなったんだろう。
ポケモンはあの頃のままだったが、自分はもう変わり果てた。
惨めだ。
そして一年が終わっていく。




