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 なんだ なんだろ、不思議な光景


 怖い こわい組長が


 いったい いったい何してるのかと


 通りかがった街の人


 怖いけれども 気になるよねと


 少し 少し すこしづつ

 組長さんに近寄って


 興味津々ながめてる。



 

 組長さんの差し出した

 その手の中のコオロギは


 もう鳴くこともできなくて


 プルプル プルプルつらそうに


 ふるえてたけど


 少し すこしづつ

 組長さんのほうを向き


 小さく ちいさく おじきをしたら


 静かに しずかに 眠るよに


 やがて動かず それっきり



 組長さんと さようなら。



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