プロローグ
皆さん初めてまして!白猫です!
人生で初めて書く小説なので温かい目で見守ってくれると嬉しいです。
先 雨は、すべてを洗い流してはくれなかった。ずぶ濡れで帰宅した僕を待っていたのは、温かい言葉ではなく、無関心という名の冷気だった。クラスメイトからの苛烈ないじめ。信じていた幼馴染、凛の裏切り。そして家族の「じゃれあいだろう」という突き放し。僕、鈴木司の居場所は、この世界のどこにもなかった。――もう、いいや。視界が涙で滲む。意識を断つ瞬間、最後に頭をよぎったのは、あの日笑いかけてくれた凛の偽りの笑顔だった。次に目を覚ました時、そこは光も音もない「無」の世界だった。死んだはずの僕の前に現れたのは、自らを魔神と名乗る少年、ザラム。「行き場がないなら、ボクの『退屈しのぎ』に付き合ってみない?」その提案は、救いというにはあまりに傲慢で、けれど今の僕には唯一差し伸べられた蜘蛛の糸だった。鈴木司としての人生は、泥の中でもがくだけの、惨めな敗北の記録だ。だったら、その名前も、記憶も、弱さも、すべてこの暗闇に捨てていこう。「……いいよ。付き合ってやる」僕はザラムの手を取った。裏切った者たちを後悔させるためか、あるいは、ただ自分を認めさせるためか。足元の虚空が砕け、眩い光が僕を飲み込んでいく。次に目を閉じて開けた時、僕はもう、あの「出来損ないの鈴木司」ではない。こうして、僕の新しい生――運命を弄ぶ魔神との、復讐劇が幕を開けた。
「もっとこうしたら読みやすい」など、いろいろなことぜひ教えてください。
コメントも待ってます。




