表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AI時代の入口で  作者: みらいつりびと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
28/34

いまのところAIにはオリジナリティが足りない

 AIはすごい知能やデータを持っているけれど、まだオリジナリティは足りない、と思う出来事がありました。

 今回はそれについて書きたいと思います。


 私の過去の掌編に『東京湾メルトダウン』というのがあります。

 まあまあ気に入っている作品なのですが、コロナ時代に書いたもので、内容が古びています。


 あらすじ

 ①コロナ禍のさなか、東京湾で原子力潜水艦がメルトダウンを起こした。東京都は放射性物質で汚染される。

 ②東京都に住む主人公の漫画家は、アシスタントと共に故郷の宮城県へ避難しようする。

 ③マスクをつけて最寄りの地下鉄駅へ来てみたものの、ものすごい人混みで、密閉・密集・密接していた。電車に乗るのにどれほど待つかわからないほどだった。

 

 この小説を現代的かつ意外な結末に書き換えたいと思い、その件をAIに依頼してみました。

 結果は非常に残念なものでした。


 AIがつくったオチは、メルトダウンが壮大なドッキリで、実は現実の出来事ではなかった、というものだったのです。

 夢オチ同然で、結末近くまで書いてきた緊迫感が台無しです。

 使えねえ……と思いました。

 

 AIはまだ独創的な発想は持っていないのかな、という印象を受けました。

 また、「意外な結末」というプロンプトに忠実であろうとするために、「小説の雰囲気をぶち壊しにする」という失敗をしていました。

 書き出しから結末まで、総合的に完成度の高い文芸作品をつくることはまだそれほど上手ではないのかな、とも感じました。


 いまのところ小説創作では、人間はまだAIに総合力で勝っているのかもしれません。

 本当にすぐれた小説を制作したければ、AIは補助的に使うにとどめ、メインは人間が書いた方がいい……現代はそんな段階であるような気がします。

 AIの進歩はすさまじいので、1年後にどうなっているか予測できませんが……。


 追記:AIに別の結末をいくつか提案してもらいましたが、どれもどこかで見たような陳腐な(言い方がきついかな。AIさんごめんなさい)アイデアで、物足りなかったです。

 AIが過去の人間の創作を参照している以上、当然の結果なのかもしれません。

 これが構造的な欠陥なのか、AIは将来AGI・ASIに進化して、欠陥を克服していくのか?

 私にはわかりません。


 執筆2026/3/19

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ