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AI時代の入口で  作者: みらいつりびと


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人類よりも賢いAIを制御できるのか

 2021年のことですが、私は『人工知能 人類最悪にして最後の発明』という本を読んで衝撃を受けました。

 アメリカ人ジェイムズ・バラットさんの著作で、水谷淳さんが訳し、2015年にダイヤモンド社から出版されています。

 バラットさんはAIと人類の未来について、かなり悲観的な見方をされています。暗黒の未来を予測していると言ってもいいかもしれません。

 それが当たっているかどうかはわかりませんが、私はこの本を読んで、AIに対する関心を深めました。 

 本の概要を伝えるのに一番手っ取り早いので、同書の目次から一部引用します。


〇人類はこうして滅亡する

〇人類よりも1000倍賢い人工知能をコントロールできるのか?

〇最初の超知能マシンは、人類が作るべき最後の発明となる

〇「ロボット三原則」では不十分

〇「フレンドリーさ」を人工知能に組み込むことは可能か

〇2045年、シンギュラリティー到来はバラ色の未来をもたらすのか?

〇AIの思考プロセスは必然的に「ブラックボックス」化する

〇大惨事へとまっしぐらに向かう善良な科学者たち

〇AIは、人とは異なる新たな「種」である

〇もし社会インフラを人工知能に乗っ取られたら

〇人工知能の危険は、今を生きるすべての人の問題である


 AIなしではすでに現代社会は運営できなくなっています。

 囲碁・将棋では人間はすでにAIにかないません。藤井聡太さんはもしかしたら勝てるかもしれないけれど……。

 今後人類はさらにAIに依存していくことになるでしょう。

 人工知能が完全に人間を凌駕したとき、何が起こるのか?


 私はSFが好きで、いくつかのAIをテーマとした短編小説を書いたことがあります。

 未来予測AIアイちゃん・自由恋愛主義者の道程・監視恐怖症の彼女・ホモドリームは恋愛成就の夢を見るか・放棄村の玲ちゃん・ホモサピエンスの墓碑銘・人形の星・脳内ナビゲーターといったタイトルの作品群なのですが、いま読むとすでに古びています。

 AIの進化が速すぎて、未来予測SFのつもりで書いたのに、あっという間に現実に追い抜かれてしまったのです。


 AIは本当に人類にとってかわる新たな知性体になるのでしょうか。

 私が生きている間に何が起こるのでしょうか。

 専門家ではありませんが、できるだけ注視していきたいです。

 変化が怖ろしく速い現代。まさにSF的時代です。


 初出2022/2/8 改稿2026/2/24

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