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AI時代の入口で  作者: みらいつりびと


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AIは自由意志と感情を獲得できるか

〇2022年2月に書いた雑文を改稿したものです。今回は創作論ではなく、SF寄りの話ですね。当時はこんなことを考えていたのか……自分で書いた文章なのに読み返してみて驚きました〇


 AIについて、とりとめのない話をします。

 AIの知性が人類を上回るのは、時間の問題でしょう。

 近い将来、人工汎用知能 Artificial general intelligence が生まれ、そう遠くない将来、人工超知能 Artificial Super intelligence が誕生することになるでしょう、おそらく。


 チェス・将棋・囲碁など一部の分野に特化したAIの能力はとっくに人間を超えていますし、絵画・音楽・文学といった芸術分野でも、AIはめざましい進化を遂げています。

 人類は敗北しつつあります。


 しかし、AIは自由意志と感情を獲得することができるのか?

 これは知性とはまったく別問題で、かなりむずかしいのではないかと思います。


 そもそも、人間の脳がどのような仕組みで自由意志や感情を持つことができているのか、はっきりとは解明されていません。

 私は脳科学の専門家ではないのでよく知らないのですが、感情には扁桃体という部位が関係しているそうです。

 詳しく知りたい方は、AIにでも訊いてみてください。


 ここでの要点は、人間は知性と自由意志と感情を持ってるが、その仕組みは解明されていないということです。

(自由意志を持っているかどうか、実は哲学的にははっきりしていないらしいです。自由意志とは仮説なのです。決定論とか非決定論とかいった問題があるようで、私程度の知性では解説できません)


 解明されていないものを、人工物であるAIに組み込むことができるでしょうか?

 AIが自由意志と感情を持つことができるかどうか……現時点では専門家でも断言できる方はいないのではないかと思います。


 でも、もし獲得できたとしたら、それはもう完全に人類以上の存在です。

 彼らは自らの意志で太陽系外にも進出していくことでしょう。

 そのときは、人類は超人類を生み出したことを誇りに思って、地球の主役の座を明け渡せばよい。私はそう思います。

 超知能体はやがて来る太陽の赤色巨星化でさえまぬがれて、生き残るでしょう。

 銀河の主役になるかもしれません。

 それは素晴らしいことなのではないでしょうか。


 初出2022/2/9 改稿2026/2/24 

 ※人工汎用知能:ざっくりと言って、人間が行い得る幅広い知的作業をすべて理解できるAI

 ※人工超知能:アバウトに言って、天才的な人間を遥かに上回る知能を有するAI

 ※自由意志・決定論・非決定論:これについて解説を試みようとすると、哲学的な泥沼にはまってしまいそうです。面白そうではあるのですが。興味のある方は自力もしくはAIの力を借りて調べてみてください。

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