執筆後記
はいはい、皆様。
SaLaです。
これを以ちまして、ヒトビトシリーズは一旦幕を下ろします。
最初の「小さなユメのハナシ」を書き始めたのは、1年と半年も前になります。
そして、SaLaとしての処女作にもなったわけです。長い間、イアンたちは飽きずに私に物語を伝えてくれたわけです。
正直、ここで終わらせて良いのか、もう少し最終決戦は待った方が良いのではないか、と色々悩みましたが、最後にはイアンたちが決めてくれました。
さて、シリーズ完結ということで、少し長めに話をさせて下さい。
この物語は、この一本前の長編が異能ものだったので、「なんでもない人たちの物語を書こう」と思ったのがキッカケです。
そこでは、何の特殊能力もない人たちが、果たして主人公たり得るのかという不安のもとでの出発でもあったわけです。
ですが、筆は進みました。理由は、彼らが私たち現実の人間と等しい存在だからです。それに伴って、彼らは私の考え影響を深く受けるようになってしまいました。作中には、私個人の考えがふんだんに散りばめられています。しかし、それは彼らもまた考えた結果の話であって、それが反省すべき点であるとは思っていません。つまり、彼らも常に考え、迷い、そして決定して生きていく「人間」であることを伝えたかったのです。
さて、最後の主人公がヒロインに殺されるというシーンは、この物語が始まったときから思い描いていました。
ヒエラは、イアンを愛しながらも殺さねば理由があって、そこに葛藤が生まれる。その葛藤をイアンに理不尽気味にぶつけて、最後には自分の手で殺めることを決める。イアンは、ヒエラの正体に半ば気づきながら、最期まで愛する人を信じて死んでいく。これも、一人の「人間」の考えた結論が交錯して、その交点があのラストシーンというわけです。
この作品で、私は「抽象による具体の表現」ということをテーマに書いてきました。今振り返れば、私も書きながら様々なことを考えていたんだと思いました。最初と最後では全く文章が違います。当然、私は皆様に自分の作品を公開するのは初めてのことですので、色々悩んだのは事実です。試行錯誤の連続でした。
読みづらい文章にここまでお付き合いくださった皆様には、なんと感謝の意を述べれば良いのかわかりませんが、これからも何卒、SaLaをお願い致します。
さて、今後について。
まず、言っておきたいのは、更新ペースについてです。
現在、2日のペースですが、今後は3日に一回のペースとしたいと勝手ながら思っております。2日ですと、なかなか満足できる文章を書くのには時間が足りず、文章の長さが、毎回バラバラになってしまい、皆様に申し訳なく思ったのです。さらに、私の日常生活にも少なからず影響を与えていますので、皆様のご了承をお願い致します。
次ですが、新シリーズ構想もあります。mightシリーズの続きも書きたいです。
ですので、3日後のお楽しみです。それまでには決めます。書きます。
さてさて、皆様。
長い間、拙く、汚い文章にお付き合いいただきまして、ありがとうございます。
物書きの端くれとして、至らぬ点ばかりでは御座いますが、今後とも精進して行きますので、よろしくお願い申し上げます。
ではでは、皆様。
3日後に。
「結果は常に転がっている。それをどう取るかを考えるのが人間であるということである」
18.06.2014 SaLaWorldより SaLa .fin
Twitter:@SaLabooks




