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閉明塞聡  作者: 大和八木
最終決戦
102/102

神殺しの連座

地元あたりではかなりの戦いが続いている中、先に跡を出発した照夜淸一行は、道中の敵のいなささに不穏を抱いていた。


「ハアアアァッ! -死絶源! -全宇宙破壊絶禍・ビックバーン・炎DEATH炎(デス・ファイア)-!」


ドカアアアン!!というとてつもない爆発と爆風で周りの不死者を灰にしていく。しかし、灰にしている割には、不死者の襲ってくる人数が少ない。


「せっかく究極技を編み出した割にはあんまり不死者があんまりいなくない?」

「確かに、かなり少ないですね……ん?」


一方で、本部での襲撃による飯匙倩へのダメージ、ねむの誘拐の合図信号の破片などが繭に伝わってきた。


「どうした?何かあったのか?」

「え、いや……、本部に何かあったみたい」


「  さあて 君たちに 切断ショーを 見せてやろうじゃないか 」


上方に現れたのは泉紳井戸 李津華を拉致した海鷂魚であった。

李津華はいやああああ!と叫びながら電動のこぎりが腹を切断しようとしている。


「おい貴様!李津華をどうするつもりだ!」


照夜淸が海鷂魚に問いかける。


「ふっふっふ、何も求めない。今からこいつを死刑にするのを見せてやるのだ!」

「なんだと!?」


グロい内容が苦手なベルチャーや繭は目を覆うようにして見えないように隠す。

併し諒は呪文を唱え始め、相手の海鷂魚に呪いをぶつけた。


「そうはいかない! -イグシステンス・Replace「海鷂魚・李津華」-!」

「そう来ると思ったわ!甘い!」


回転のこぎりは腹を切り裂き始め、ア"ア"ア"ア"ア"とえぐい悲鳴をあげながら李津華は(はらわた)を引き裂かれていき、吐血して息絶えていく。


「貴様、一体何をした!」

「簡単なことだ、返し呪文だ。俺とこいつは2回入れ替わったのだ」

「なんだと?」


のこぎりが体を真っ二つに切断すると、海鷂魚は何の躊躇もなくその内臓を宇宙空間にばらまいた。


「くそう、全部読まれていたということか……李津華……」

「今度はさてだれを処刑しようかな!?」


海鷂魚はここに来ていた4人に分身し、それぞれに攻撃を仕掛ける。

併しどうも本体は1人しかいないようだ。他3体はただの幻想である。


「くそう、どれが本物なのか………!」

「諒。本体は誰だかわかるのか?」


併し、諒の人心掌握を以てしても本物が見つからない。どれも同じ属性、能力素、攻撃スキル・・・


「無礼てかかった結果が祟っようだな!」


諒の後ろから殴りかかってきた海鷂魚だが、絶死を使った結果どうやら偽物・・・?

そういえば、諒は先ほどイグシステンスによって位置変形をしているのでその筋がわかれば海鷂魚の本体が判明するか。


「(落ち着け、奴らは全部偽物だ。筋が刺さっていない)」


諒は慎重に相手に筋がバレないように探す。それぞれ激戦をしているようだがすべて偽物……。


「ふふ、みーつけた -絶義・ディストラクションー!」


ドカーンと破壊したのは死刑台であった。


「何?死刑台を破壊しても……もう李津華は死ん」

「お前……なぜバレた」


死刑台の殺された李津華の中から海鷂魚が出てきたのである。


「な!貴様!こんなきたねえ作戦を!」

照夜淸はさらなる怒りを募らせる。


「ふん、しかし吾輩の場所を知ったところで、貴様らには吾輩には勝てぬぞ!」


ベルチャーと照夜淸がさっそく仕掛けるものの、諒はその筋を使って呪文を使た。

「消え去れ。-Abracadabra-!」

「ぐぬっ!!!?」


暫くすると海鷂魚は、ああ、と言いながら宙に浮いていき消えていった。


「やったか!?」

「いやわからないが、これでしばらくは出てこれないはずよ」


その後「諒・繭」「ベルチャー」「照夜淸」と3人で手分けしてカムラを探すことにした。殺された李津華の敵をとるために。





一方カムラもその情報を察知した。

「ふむ、海鷂魚よ。慢心は禁物と言っただろうに」


カムラは立ち上がり、照夜淸らの方へ向かい始めた。

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