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閉明塞聡  作者: 大和八木
最終決戦
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101/116

ねむVS一平

「さあ!吾輩と一対一の決闘をしろ!」

「!!!!!???」

ねむはよくわからない戦いを仕込まれたという状態である。一平はねむに対して早速攻撃を仕掛ける。

「行くぞ!-完全謁見!-」

ねむはよくわからない様子ではあるが、完全謁見の内容から能力素を観ることだけは理解できる。その後のセリフで確信する。

「ふん、980T・ケミカルリアクション持ち程度か。ならば殴っていくぞ!」

一平は早速ねむをパンチで殴り飛ばす。

パンチの力は今まで自分を苦しめてきた、死に至らしめてきたいろいろな・・・神威市のやつらより強かった。

「ぐ…、いきなりとんでもない攻撃を……」

「ハハハ!どっちも見ている」

一平は高速で後ろに回り、背中をおもいっきり殴りあげる。

「がぁっ!」

ねむはよくわからないまま殴り飛ばされる。

更に吹き飛ばされた後に、頭上から両手で拳骨を食らい地上に叩き落される。

「うっ……」

ねむは気が遠くなっていく。勝手に戦闘を仕掛けられ、ボロクソに殴られ飛ばされていく。

その後も気が遠くなっては殴り飛ばされ吹き飛ばされていく。

そして彼女にはいやな走馬灯が通り始めた。


********************


「ねむ!早く繭を呼べ!」

「いやだ。それをやるぐらいならお前らをアシッドブレスで」

ガン

「ぐはっ!」

「おい、こいつを白状させるために拷問にかけようぞ!」

「どう拷問にかけるんだ?あの拷問殺人鬼の手を借りるというのか?」

「そいつが使ってるような情報でもいい、持ってこい!」


私は……昔……まゆちーを守るために拷問されたんだった。


「その麤い鑢で白状するまでこすりつけろ」

「サイコキネシス!」


そして浮かばせた後に……鑢にかけられるんだったっけ……


「ぎゃあああああ!」

「早くやつの居場所を白状しろ!そうでなければ鑢続けるぞ」


遠くに声が聞こえる……


「拷問殺人鬼から仕入れ?仕入れだけか。糞が、あいつら・・・俺らには協力してくれねえって贔屓し過ぎだ」

「この釘バットで腹部を殴ってやらあ!」


ドグシャ!ドグシャ!


「まゆちーは、まゆちーは絶対に守る……!貴様らに居場所など教えない!」

「うるせえ!今度は足の指を切断してやろうか」


顔を鑢で削られながら靴とタイツを脱がされ、親指を一本切断されていく。

「うぎゃあああああ!」

「これでも教えないかこんちくしょうめ!」


・・・・・・・・・・・・。

その後足まで切断されたんだったかな。その時、僕は一つの祈りをささげた。


「まゆちーにとんでもなく、最強の盾をください……!」


「おいおい、これは死んだか?」

「結局繭の居場所を吐かなかったな」


そうして僕はいつの間にか変な空間に居たんだ。足先がなくて、蹲って泣いてた覚えがあった。

僕はこの世界が嫌い。呪ってやる……! まゆちーはそれに応えてしまった。

まゆちーは、いつか世界を滅ぼすだろう……


そこで僕は椋路寺諒に出会ったんだ。

全て読まれていた。彼女に嘘はつけない、全ての事柄を話しても……見破られた。


僕はまゆちーに呪いをかけてしまったんだ。それを何とかしてほしい。

そう諒に懇願したんだった。


********************


「もう終わりか?雑魚め」

僕は何もできなくて終わるのか・・・いや、そんなわけにはいかない!

「はっ……!!!」

ズドーン!!!!!

周りのゲートが破壊され、一平は後ろの壁に激突していた。

「!!?????」

一平もその攻撃に理解が追い付かない。

「ぐはっ・・・なにがあった、あれは明らかにサイコキネシスかそのたぐいの一種、そんな馬鹿力なんて見抜けなかったが一体・・・」

ねむは続けて一平を見つめ、指をさして違う方向に回して落とす。

すると一平は岩から更に吹き飛ばされ、指さす方向に回されて墜落した。

「こ、これは…?」

ねむはよくわかっていなかったが、昔の悪夢から目覚めてからねむから謎のオーラが出ていた。

「き、貴様!いったい何を使いやがった!」

「わからないけど、これはどうだ」

ねむはバットで殴るような妄想を描きながら一平に目を向ける。

ドゴッ!!

「ぐはぁっ……!」

ねむはようやく気付いた。あの悪夢に出てきたものなどをすべて使い飛ばせる。

「…!?これは、ケミカルサイコ……!」

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